塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

6歳までには

ある日の夫婦の会話

私:「あ~ほんと、〇〇はなんであんなにやらんのかね~バカじゃないんだけどな~。いやむしろ△△よりは呑み込みもいいし、回転はいいんだけど、ダメやな~」

主人:「ん~。あれは勉強の世界は向いていないね!」

私:「大丈夫かね~」

主人:「いや、社会に出たら勝つでしょ!進む世界によっては!

 

こんなぶっちゃけちゃっていいのかな?まぁいいか!

こんなリアルな会話を載せちゃいましたが、こんな会話をしながら24時間365日、主人と過ごしております。

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またある時の会話

 

ニュース:「過労による鬱!月の残業時間が80時間を超えると…」

私:「うお~。それは大変だね!何とかなんないのかね!」

主人:「ん?俺らも100時間以上やっているよ。」

私:「うそ~!?…………あれ?ほんとや!ん?こんなもん??」

主人:「いやいや、そんなもんなのよ。でも、気づかないってことは今の仕事が向いて

    いるってことだね」

私:「そうなんかな?私全然そんな思わないわ」

主人:「100時間軽く超えても、わからないってことは向いているでしょ!あとはお客

    さん集めて、塾大きくするだけってこれが大変なんだけどさ!(笑)きちんと経

    営とかいろいろ勉強して形にしないとね!」

私:「あはは!その方法が一番肝心やね」

主人:「要は、好きなこと、向いていることを仕事にして稼い

  でる人が世の中の4%なんだよね。」

 

 

う~ん・・正解かどうかは分からないけれど、それは一理ありますよね。

好きなことや、得意なことは何時間でもOKだし、時のたつのも忘れちゃいますよね。それを職業にできたら最高ですよね!

 

生徒を見ていても感じることですが、自分の性格分析を早めにしてほしいなと思いますね。それが全てではないけれど、人には性格や、向き不向きがあって、それをある程度受け入れたうえで、さてどうするか!という考え方は大事かなと思います。

 

 

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エゴグラムによる性格診断

↑気まぐれで貼ってみました。結構凄い。

 

さて、こんなことを考えさせられたのは、まだ最近、数年前です。

うちには小テストの直しと未了分の宿題が終わらないと帰さない臥薪嘗胆制度があるのですが、なかなか宿題をしてこない強者がおりまして、私は心配していたのです。

そんな時、主人に

「宿題を「やらなきゃいけない」と思っているのはなぜなの?」

「宿題を出しているのはできるようにさせるためのものだから、結果さえ出れば宿題なんかしなくていい!目的は「やること、終わらせること」じゃないよ。

と言われ、お恥ずかしながらハッとさせられました。

 

確かに、自称優等生の私は、「宿題=やるべきもの」と思っていたので、主人の考え方に目から鱗で、本当にサナギが蝶になったように考え方が変わりました。

その子は、回転が速いタイプだったので、確かにうちの宿題を全てやる必要はないかな~という感じでした。

 

それからというもの、生徒の性格やタイプに応じて、色々と臨機応変に対応するようになったと自分では思っています。

ちなみに、宿題をタイプ別で出せないかという議論は前々からありましたが、女の子は社会性の生き物だから、集団塾のみんなで頑張る!という集団の力を大切にしたいので、現時点ではみんな同じ宿題を配って運用面でイジッている感じです。

 

こうして考え方が変わった私は、今声を大にして言いたい!

自分の性格を分析して、その上で行動せよ!

まぁ私も人のこと言えないんですが。

自分の性格を分析して、コツコツできない性格ならやり方変えよう

一人だと遊んじゃうんなら塾や図書館使っちゃえ!

「やってもやらなくても」は基本的にやらない性格なら、臥薪嘗胆制度があるウチに通塾しよう

先生の説明を聞くのが面倒なら、臥薪嘗胆制度のあるウチへ

何回か数字を変え同じような問題をたくさんする必要があるならウチのカリキュラムにはハマるぞ!

 

とまぁ、宣伝はこの辺で置いといて…(笑)

タイプって結構大事ですよ!

 

最近、学校説明会に行くと、どこも

「未来のリーダーを作る」「女性のリーダーを」とか、やたらリーダー押しですが、みんなリーダーなら社会は成立しません!!

タイプがあるだろうと思うわけです。

ある日授業で、適材適所がテーマの文章を読んで、そのあとなのにリーダーの条件は

①頭がいい、②成績がいい、③優しい、④何でもできる、⑤面倒見がいい

と言い出し、割とお姉さんタイプの生徒は毎回学校では先生の指名でリーダーになると回答しました。

感想→(いやいやお前さん、リーダー向いてないやろ…)※全員ではありません。

 

実際に、うちの塾では夏に生徒のプランで遠足に行くのですが、まぁリーダーに向いていない子がリーダー的なポジションになったときは。。。

いや、チャレンジは大事ですよ!

でも、自分より算数や国語が苦手なアイツには従えない!的な動機だとちょっと待てよと言いたくなるわけです。他にも、リーダーをすると先生への印象がいいから!という動機でリーダーをする子も結構います。

 

私は高校時代の空手部で副主将でしたが、色々連絡係とかやっていたのに何で?とちょっとだけ思った記憶があります。でもそれは私がリーダーに向いていなかったんですよね。

むしろ連絡係とか、メンタルが弱っている子を励ましたり、愚痴を聞いたりするサブがはまり役で、凄く充実していたなと思います。

 

ちょっと前、リッチマン、プアウーマンというドラマがあったんですが、

あれも副社長がちょっと欲が出て社長になったら会社うまくいかなかったですよね。

あれはドラマですが、実際の世界も多かれ少なかれあるのではないかと思います。

fod.fujitv.co.jp

 

リーダーがそんなに偉いんかい!

サブの方がいいやつもいるだろ!

要は、自分の性格・タイプを踏まえてどうするか

 

そして、タイトルにある「6歳までには」とは、

6歳までには子供の性格・パーソナリティーはほぼ100%完成してしまうそうです。

もって生まれたもの40%、残り60%を0歳から6歳で作っていくようです。

ドイツやシンガポールは小学生で適性で区別されますし、強ちバカにできない・・・

 

諦めるとかそういう議論ではなく、性格はなかなか変えられないので、

自己分析をしっかりしてほしいと思うのです。そして、大人はそのうえで子供への対応をした方が良い!

以上!

 

いや、ほんと文章力ないわ。。だめだこりゃ。。。

生徒に色々教える前に自分が何とかせいって感じですね。。。

おやすみなさい~