火曜日、フラリと立ち寄った100均で、ルービックキューブを発見しました。
最近はルービックキューブも100円で買えるんだ、とか思いながら、懐かしさもあって軽い気持ちでついカゴに。
そこから、私とルービックキューブの戦いが始まりました・・・。
まず最初にやることは、手始めに軽くひねる・・・のではなく、全体の観察。
経験上、一度こねくり回したルービックキューブが元に戻ることは無いという幼少期の学習により、どうしても慎重に扱わざるを得ません。
なるほど、白と赤と青と緑と黄色とオレンジ色ね。
で、一通り見回したら、次は1回だけまわして戻す、2回だけまわして戻す・・・という遊び。やっぱりできるだけ形を崩したくないという気持ちがどうしてもわいてきてしまいます。
かわいらしい動物の姿をしたチョコを買ったはいいものの、かわいそうで食べられない気持ちと一緒です。
しかし、さよならは突然にやってくるもの。
5回くらいまわして戻すときに、まわし方を間違えて、元通りにならないブロックが発生!
慌てて手順を追いなおすも、そもそもどこで間違えたのかわからないので、直しようもなく・・・残念ですが、もう二度と元の姿に戻ることは無いでしょう。
というのがこれまでの私。
今回はちゃんと解法を調べました!インターネットで!
本当に便利な世の中です。少し調べればルービックキューブの解法なんていくらでも出てきます。
公式な会社のものや、個人サイト。
あとは記録に挑戦するなんていうHPもありました。
調べて初めて知ったのですが、現代のルービックキューブは、解き方が確立されているので、解けるのは当たり前!いかに短い時間で完成させるかを競う、タイムトライアルゲームなのだそうです!
知らないうちに時代も変わったなぁと思いつつ、こちらは初心者。解法に頼らない私の実力では、どこか1面をそろえて、そのあとあれこれ頑張ってようやく2面そろえるのが限界です。
(しかも、解法的には先に2面そろえること自体が間違いとこの後知るのでした。)
ということで初心者らしく、まずは丁寧に、解法の指示にしたがってこねくり回していきます。
おおまかに順を追っていくと、
1) 1面そろえる。
2) そろえた1面の周りを1段そろえる。(ここで2面そろえる必要は無い)
3) さらに2段目もそろえる。
4) はじめにそろえた面の裏面をそろえる。(裏が2枚目!)
5) 残りの4面をそろえる。(ほぼ同時にそろいます!)
ということでした。
難関は(4)以降。
そろっていない面の具合によって、場合分けが発生します!
もちろん手順も様々。解法によると、手順A、B、C、C’、D、Eくらいを使い分ける必要があるそうです。
昔からあるおもちゃとはいえ、やはり難易度高。
自学自習ではとてもとてもゴールにはたどり着けそうにありません。
幼少期の自分がいくら頑張っても完成できなかったのも納得です。
それでも、今回はインターネットという名の最強の助太刀があるので、そこに書いてある通りに進めていきましょう。
一手一手進めれば、六面体がどんどん完成に近づいていくのが目に見えてわかります。
何度か手順を間違えますが、そこは一旦立ち止まり、状況確認。時には数手の後戻り。
そうしてこうして・・・これまでの人生で一度も体験したことのなかった瞬間。
ルービックキューブ6面完成!
正味40分くらいは格闘していたでしょうか。非常に長い戦いでした。
ですが、ド素人でも、解法通りに進めればルービックキューブに勝てることがわかりました!
とりあえずこれで1戦目が終了。
次は、何度も崩しては直し、崩しては直しを反復し、解法を見ないで完成させることを目指しましょう!
そして、ふと思う。
やってること、勉強と一緒だわ。
余談
ルービックキューブの世界記録は、完成まで10秒を切るようです。
動画を見ましたが、何というか、尋常じゃない手さばき。
頭の回転の速さと、手先の器用さ。これを両立させた神業を見ました。
余談2
HPに「ルービックキューブを分解する方法」が載っていたので、分解してみました。
けっこう単純なパーツの組み合わせなんですね。
この後、パーツが欠けて戻らなくなりました。