塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

勝負はいつもここから

今年の入試も終わった。

結果として、全員が第一志望合格、とはならなかった。

塾講師としては、自らの力のなさをまざまざと痛感させられるときである。

 

反面、大逆転の奇跡が今年も起きた。

There is a will , There is a way である。

 

手前どもに至らぬ点、力不足な点が多々あることを承知しながら、

敢えて、書いてみたい。

 

奇跡の起こし方

ここ数年、本番での大逆転が弊社では起きている。

今年は、前日まで、合格最低ラインから1教科20点ほど離れていた生徒が、

逆転で合格した。

昨年は、正月特訓の算数で2点だった生徒が、大逆転した。

一昨年も、6年生の途中から4教科を始めた生徒が、

逆転で第一志望を勝ち取った。

この生徒たちに共通している点は、「強い意志」である。

どんな点差であろうと、1日目に不合格であろうと、

合格を信じて取り組むことができる「強い意志」である。

 

「強い意志」のある生徒は、日頃の取組から集中力がある。

 方法論を超越した、何かがあるのであろう。

本番の問題用紙に無数に書かれた途中式を見ると、

「受験の神様」がいると思わざるを得なくなる。

 

ヤル気スイッチ

表題の件について。

私は幻想であると思っている。

ヤル気スイッチなどない。

確かに、スイッチが入ったようにやるようになる子もいる。

ただ、大多数は、

「ヤル気」に依存しないように、自己をいかに管理し、導くか

が重要である。

「ヤル気」に依存すると、

やりたいことしかやらない。

これは、ある意味で正しいのかもしれない。

人生においては、得意なこと、やれることに集中する方が、

実り多き人生を送れるような気もする。

ただし、勉強においては、絶対的に正解ではない。

どうしても、この世界は、満遍なく取り組むことができるオールマイティーさ”を重要視しているのである。

 

ここからだよ。

とはいえ、結果は結果である。

基本的には、6年間通う学校が決まるわけである。

ただ、安心&心配してほしい。

6年間進む学校によって人生が決定することはない。

合格・不合格という結果は刹那的には重要であり、

受験産業に生きる我々にとっては重要である。

しかし、未来を生きる君たちには、正直、些末なものに過ぎない。

 

過去という「事実」、客観的事実は変わらない。

しかし、それについての「意味」は変わりうる。

事実にどのような色を付けるかは、いつも自分次第だ。

 

必然と運命と、はたまた運と云う偶然の狭間で生きる中で、

自分らしい道が開けることを願って、

今日のブログを終わりとしたい。