塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

Shimaiの会part2

体育の日

10月10日といえば、東京オリンピックの開幕式があった日であり、そこから「体育の日」となったことは、有名なところである。

亡くなった父方の祖父の誕生日がこの日だったのだが、人の誕生日を覚えることに極めて不向きな私の記憶中にも、この日は刻まれていた。

しかし、時は変わり、「ハッピーマンデー」なる甘美な(!?)響きの下、

「体育の日」は、祖父の誕生日から10月の第二月曜日へと移行し、さらには「スポーツの日」へと名称を変更されるらしい。

そんな体育の日、空模様は太陽が燦燦と輝く晴天。そう。

絶好の「ボードゲーム日和」である。

ということで、今回は「実戦特訓」の裏で行われた「男だらけのボードゲーム会」について、書いてみたい。

 

 男だらけのボードゲーム

 まずは、ボードゲームに関して。

やったゲームは、キャメルアップ我流功夫メディチの3つ。

本当は「モテねば」もやりたかったのだけれど、こちらは次回へということになった。

 

まずは、キャメルアップ。

f:id:dg-daiyo:20181011000248j:plain

 

拡張ボードとダイスのみ入れた変則版。

基本的には、競馬のように順位を予想して行くゲームなのだけれど…

全員の手が渋い(笑)

手堅く手堅くという感じになり、、、

大人だけでやるなら、もう少しアルコールが進んでからでもよかったかな~という感じ(笑)。

結果、最下位の予想に成功した塾長の圧勝

 

次に、時間調整のための我流功夫

写真を撮り忘れたのだけれど…

漢字を組み合わせて、必殺技を作るという男子胸アツの中2病ゲーム。

しかし、男が集まると行き着く先は…そう下ネタです。

ということで、最後の一人だけ下ネタに走ったお父様にすべて持っていかれた形に。

一応、田川もいるんですけどね(笑)

 

最後はメディチ

 

f:id:dg-daiyo:20181011000453j:plain

この辺からは、お酒も進んで進行がゆっくりに。

途中、ルール間違いもあったけれど、

やはりお仕事でファンドにいらした方は、競りゲーが強かった。

というオチになるかと思いきや、ここでも塾長が最後に逆転。

山ごもり以降の彼の勝率は異常である。

 

いつものレンタルスペースへ

ここからは、いつものレンタルスペースへと移動し、カラオケ大会へ。

書けること、書けないこと色々あるのだけれど、とにかく楽しかった。

ちなみに、卒業生のお父様と弊社運営部長によるDGテーマソングです。

どうぞ。

 

最後は記憶がなく…とりあえず何とか帰宅しました(笑)

そして、あまりに笑いすぎたこともあり、

昨日は顔の筋肉痛やら、、、消耗が激しすぎた。

卒業生のお父様方とこうした時間を過ごせること自体が、

ありがたい環境だと感じている。

個人塾(弊社をこのように呼んでよいのか多少疑問の余地があるが)の場合、

やはり講師自体に魅力を感じていただくことは、とても大切なことと考えている。

そして、今を楽しむぶっとんだ大人に多く触れることは、娘たちにとっても、

きっと大きな財産になっていくことだろう。

そして、再来週の日曜日は幼稚園のチームパパイベント

また、今を楽しむぶっとんだ大人たちと“遊べる”

 

 

中学受験講師がおススメするボードゲーム(幼稚園編 part1)

ちょんと更新しようね

webアップアップ大作戦の名の下、毎週火曜日に更新するようになってから、もうすぐで一年が経過しようとしている。気が付くと、2名ほど脱落している者がいるような、いないような。

かく言う私も、更新が火曜日でないこともチラホラありながら(すみません。)、何とか一年間継続してきた。そんな中で、未だに「絶縁宣言」が注目記事の一番上にあるのか解せないでいるのだが(笑)

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

さて、そんな注目記事の作者が、娘とのボードゲームの様子をLINEのタイムラインに書き始めた。

「ブログも書いてくれ~」という心の叫びはさておき、それなりに反応はあったようで、職業柄、「何から始めればいいのか?」質問を多くいただいたようである。

それを受けて、不定期での連載となるが、幼稚園生におススメなボードゲームをいくつか紹介していきたい。

今回は初回ということで、個別のボードゲームについてではなく、総論的なことを書いていく。

そういえば、instagramとかfacebookとかtwitterの更新も…

現在、継続的に運用できるようにルールを自己ルールを策定中。

ルール策定とか言っている時点で、継続性が怪しいのかもしれない。

 

知<好<楽

最初に元も子もないことを言う。

勉強ができるようになるには、普通にドリルやった方が速い

足し算ができるようになるには、〇文式などで繰り返した方が定着するし、

図形ができるようになるには、小学校入試対策の問題集などをやった方が速そうである。

要するに、ボードゲームは「成績を上げる」ための最強のツールではない。

では、なぜ弊社はこれほどまでにボードゲームを推すのか。

幼稚園生と小学生で目的は異なるが、とりあえず幼稚園生について列挙すると下記のようになる。

1 楽しみが先にくることでモチベーションが上がりやすい

2 ルールや手順を守る訓練となる

3 自分で考える機会を作れる。

4 負け(失敗)から学ぶ姿勢をつける

 

過去にこんな記事も書いているので、ご興味がおありの方は、ご参照ください。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

 やってはいけないことリスト

子どもとボードゲームをやる際の方法に関しては過去に書いたので、今回は、子どもとボードゲームをする際にやってはいけないことリストを作ってみたい。

1 いきなり難易度の高いボードゲームに手を出す

2 大人のルール確認が不十分のままプレイする

3 わざと負ける(手を抜く)

 

1 いきなり難易度の高いボードゲームに手を出す

「いきなり」という点がポイントなのだが、ボードゲームによって、集中力やら思考力やら協調性やら…様々な能力が高まっていくことに関しては、ある程度確信を持っている。

しかし、0→1にするためのツールではない。

したがって、ある程度の“仕込み”は必要である。

“ある程度”の「数の感覚」やら「暗記力」やらは、日常生活の中や各種教材などで養っておくとよりスムーズである。

f:id:dg-daiyo:20181003120554j:plain

この“仕込み”により、

ゲームの楽しさが増す→学ぶことへの興味が増す→ゲームの楽しさが増す

という好循環が起きやすくなる。

要するに、ボードゲームは、好循環を起こしやすいツールと言えよう。

もう一つ。

「いきなり」には、大人への注意喚起もある。

ゲーム選びの基準の最初のスタートとして、大人が「楽しい」と感じるものを選ぶということ。

これは、弊社の社是でもあるが

 

まずは、大人が楽しむ」

 

「子どもを楽しませる」という視点も有用ではあるが、

それがスタートだとどうしても「教える」みたいな感覚になり、楽しさが半減される。

大人自身が楽しいと思うものをプレゼンする意識で取り組めば、きっと子供も楽しくなってくる。

そして、その方がプレイする機会も増える。気が進まないものをちょっとした時間にやろうとする人はいない。

 

2 大人のルール確認が不十分のままプレイする

大人同士であれば、開封からのテンションをシェアと言うことも可能だが、

集中力のない幼児の場合には、ほぼ不可能。

そこで、大人の方で、ルールを完全に把握していることが望ましい。

この段階で、ルールに多少のアレンジを加えるなどの工夫ができるとより良い。

もちろん、学年が進んでくると、子どもにインスト役を委ねたり一緒に読み進めるのも効果的。

さらに、うちでやっているのは、わざと大箱の大人用のゲームと分厚い説明書を見せること。

子どもは大きいものが好きなのでとっつくが、カタカナと漢字が多すぎてすぐにギブアップ。

ただ、「カタカナ(漢字)読めたらできるよ」などで、字を覚えることのモチベーション付けには持って来いである(我が家の年少長女は何とかカタカナもマスター!)

そして何より、ルールを読み理解し段階で、我が子とのゲームプレイを想像すべし。

実は、ゲーム選択→ルール読みというよりは、

ルール読み→ゲーム選択という手順となる。

もちろん「未だ難しい」と判断しても、いつかできる日が来るため無駄にはならないが、一般の方にはこの手順が難しいため、ボードゲームカフェや実店舗でのルールの確認をお勧めする。

(写真の背景からおススメのボードゲームカフェを聞かれることもありますが、自宅か塾です(笑))

私が心がけているのは、

「簡単すぎるものを選ばないこと」

なぜなら、私が楽しくないから(笑)

結局、子ども相手の場合には、大人主導でやることになるため、

大人が楽しくないものだと、活動する機会が少なくなってしまうのだ。

さて、とはいえ何から始めてよいかわからない方は、今後恐らく掲載される各論編をお楽しみに(笑)

 

3 わざと負ける(手を抜く)

これが一番強調したいことである!

よく聞く話として、子どもが喜ぶ顔が見たくて、手心を加えるというものがある。

若干こじらせたパターンだと、「自信」とか「自己肯定感」というパワーワードとこじつけるパターンも。

ただ、こういうパターンは例外なく、

「負けると拗ねる」

そして、これにより大人がゲームから遠ざかる。

子どもとボードゲームがしたいのならば、この負の流れは避けねばならぬ。

負け(失敗)から学ぶ姿勢は、小さいころからそうした環境を用意しておく方が良い。

良い意味で「負けることに慣れる」ことが大切だ。

大きくなってから「負けることに慣れる」と、

「どうせ、でも、だって、どっちでも」という最悪の4D(私が勝手に名付けました)が待ち構えている。

反対に、小さいころにオセロや将棋で負けた記憶が残っている人はどれくらいいるのだろうか。

以前も書いたが、手心はゲーム選びやルール説明の段階で最大限に配慮すべきことで合って、プレイ中には一切不要である。

負けて拗ねたらどうすればよいかという質問もよく受けるが、一択である。

無視する。

拗ねる→大人が構ってくれるという負の成功体験を植え付けるべきではない。

こういうことを言っていると、ゲームで負けさせて拗ねてもケアしなければ、「自分に自信が無くなる」みたいな意見が出てきそうである。

しかし、そもそも用意された「自己肯定感」など、1ミリも役に立たず、何かあればすぐに崩壊してしまう。

また、運要素の大きいゲームを選ぶなど、ゲーム選定によって結果は十分に変わりうる。

普段なかなか勝てないからこそ、勝ったときの経験が成功体験として本人の中に蓄積し、意味を持つのである。

 

DGっぽい幼児教育

ありがたいお話で、幼児教育をやってほしい旨のお話をよくいただくようになった。

小学校受験教室」みたいな感じではなく、

この時期だからこそできる「効率」とか「技術」とかそうでないものを提供できる形はないか、現在模索中( ..)φ

そもそも、「教育」とかいう言葉をあまり使いたくないなとか…。

ただ、これやろうとすると、講座のスタートアップでいつもやってしまう採算度外視路線になってしまいそうで(笑)

「ぶっ飛んだ幼児教育」…教室が阿鼻叫喚する未来しか見えない(笑)

 

 

 

 

ハンバーグという高い壁を越えられなかった話

寒くなってきましたね。

うちの冷蔵庫には、まだ気温が高かったころに買った真空パック叉焼が眠っています。

昨日賞味期限を確認したところ、今月いっぱいまで。

今日はラーメンでも買って帰り、叉焼増しラーメンを食べることにしましょう。

 

 

1か月以上前の食材が残っていることからお察しの通り、私はあまり料理をしません。というか、難しい料理はできません

だいたいの料理に1回はチャレンジしてみるのですが、1回作ったらそれで満足して2回目に至らないんですよね・・・。

くり返しが無いので料理ができない、というわけです。

 

学生時代、手作りハンバーグに挑戦してみたことがあります。

タマネギをみじん切りにして軽く炒め、牛乳と卵とパン粉とひき肉をよくこねて混ぜ、形を整えて焼く。・・・でしたっけ?(うろ覚え)

で、完成!

 

さっそく完成した自家製ハンバーグを試食してみたところ、下準備の大変さとは裏腹に、それほどおいしくありません

しかもそれが生焼けだったらしく、盛大に腹痛を起こして

「もうやらない!」と誓ったあの日

 

それ以来、作業が複雑な料理に手を出すことに抵抗を感じるようになってしまい、未だに麺をゆでるか野菜を炒めるか鍋でまとめて煮込むかくらいしかできません。

 

 

この一件で、ハンバーグという高い壁を越えられなかった私の未来に、「料理人」という選択肢は消え去ってしまったわけです。

が、逆にもし、あのハンバーグでの失敗にめげず、よりおいしいハンバーグを作るべく努力していたなら、料理人という道も現存していたのかもしれません。

 

越えるべき壁と、そうでもない壁

失敗は人を成長させる、とはよく言いますが、それはその通りだと思います。

高い壁を乗り越えたときの経験値と達成感は、何物にも代えがたいものでしょう。

そして次はもう少し高い壁を越え、どんどん先に進んでいくことを、一般的には成長というのだと思います。

 

 

ただし、失敗は必ずしも乗り越えるものではなく、ときには引くことも必要だと思います。

 

人が失敗にぶち当たったとき、その壁を越えるのか、それとも他の道を通るのか。そこには選択が伴います。

 

この道は自分に合っているのか、

この壁は時間と努力をもって乗り越えるべきなのか、

それともこの壁ではない他の壁を探しに向かった方がいいのか

その選択に真剣に向き合い頭を悩ませている時、その人は成長していると言えるのではないでしょうか。

 

失敗は経験です。

経験は人に頭を使わせます。 

頭を使った人は、次には成長しているのです。

 

 

 

ただ、どのくらい悩んで、どのくらいで見切るのかは、非常に難しい判断力を要します。

 

「悩む時間」という絶好の成長機会を、軽く「いいや(ポイッ)」で済ませていると、結局成長にはつながらないでしょう。

かと言って1つの壁に固執しすぎていても他のより自分に合った壁を見つける機会が失われるわけで・・・。

 

この取捨選択の見切りの早さ、言い換えるとフットワークの軽さというのが人それぞれで、自分にとっての正解が他人の正解と一致しないところが難しいですよね。

 

 

人に何かを薦めるときも、生徒に指導をするときにも、自分の正解が相手の正解ではないと考え、相手に合った方向性で一緒に考えることが大事なのだと思いました。

 

 

 

 

ちなみに、私の料理人の道は、好き嫌いが多いため結局無理という結論に至りました。残念。

 

でも世の中には35歳でプロテストを受けてメジャーデビューした人がいたり、48歳で開発したチキンラーメンが大ヒットした人がいたりしますから、自分にもまだまだ選択肢(と壁)がある!と前向きに考えていると、先が明るくなる気がしますね。

 

 

 

余談ですが、

私は好きな食べ物を聞かれたときには、必ず「ハンバーグ」と答えるようにしています。

この答えには、おいしいハンバーグが食べたいという思いと、おいしいハンバーグがつくれる人はすごい!というリスペクトの念が含まれています。

算数の体験授業でドローンが飛んでいた話

ゲームは性格を物語る

月曜日のイベント終了後、いつものように自宅でのDG4人によるゲーム会。

この日のゲームは、「ツォルキン」

f:id:dg-daiyo:20180926085610j:plain

まぁやること満載で、何が何だかわからないまま進行していく。

結果、私は惨敗。

塾長の圧勝。

この手のゲームは性格がとてもよく出る。

私は、正攻法と思われる手を避けて、ポジションを取りに行きがち。

まぁ、見ての通りの性格である(笑)

意外なのが、このタイプの手が櫻井と被ることが多い。

今回も戦略が被り、二人とも撃沈(笑)

赤いスーツを着たり、サングラスをかけたりしている人は、

意外と正攻法。

今回も効率よく加点していった。

田川は、オールマイティーな戦略が多い。

バランスを重視するのは、女性ならではということも言えるのかもしれない。

 

固さと自由さと

さてさて、授業スタイルもそれぞれ全く異なる。

内部生向けの保護者会で使ったことがあるのが、下の図。

 

f:id:dg-daiyo:20180926092012j:plain

実は弊社。一風変わった自由な塾ではあるのだが、

固いところはかなり固い。

教材・カリキュラムはすべてオリジナルであり、

ここはかなり作りこんであるため、ガチガチである。

柔らかいのはデザインだけ(笑)

ただ、この固さがあるからこそ、授業では教員に大きな自由裁量が与えられているのである。

ある者は講義調で語り、ある者はワールドを展開し、

教え方(解法)だけは統一してあるものの、それ以外は本当に、自由裁量である。

この辺りが、「変わった先生が多い」と言われる由縁なのだろうか。

もっとも、全員「自分は普通だ」と言い張るのだけれど。

 

体験授業も自由に

先日の5年生算数。

担当は塾長。

教室の後ろでは、ご両親もご参加。

この局面で、なぜか授業中にドローン参上。

f:id:dg-daiyo:20180926092345j:plain

翌週、算数を担当した櫻井が「ドローンを飛ばすタイミングは一切見つからなかったが、なんで飛ばしたの?」と質問。

答えは、

だっておもしろいでしょ?

それはおもしろい。おもしろいに決まっている。

私だったら、算数にこじつけに行こうとしてしまうのだろうが、

特にそういうことではないらしい。

授業終了後、弊社の教材、カリキュラムにお褒めの声を頂き、入会が決定。

ご帰宅前に、塾長の下へわざわざお越しになり、

「面白い授業されますね」

とお声掛けいただいた。

ドローンの件だけをピックアップしてしまうと、破天荒で気ままな授業のようにもとらえられがちである。

しかし、オリジナルカリキュラムに基づくオリジナル教材により、

学習の進行はしっかりと担保されている。

そして、現にドローンを飛ばしていた自由な彼は、雰囲気だけがやわらかいハードな教材のすべてを授業で消化している。

授業終了後の「臥薪嘗胆」なる時間もそうで、

「やるべきこと」はいつも変わらない。

「生徒ごとの完全オーダーメード」みたいなものが、理想的なのも分からなくはないのだが…

特に小学生の場合には、合格までの「地図」が不鮮明になってしまいがちで。

(現に受験直前までカリキュラムが終わらない個別指導とかあるらしく…)

そもそも「問題を解けるようになる」という目的は共通な中で、

あとは、その過程に色を付けて行けばよい。

 

自由と規律の狭間の中で、今日もDG4人衆は気ままに駆け巡っている。

 

 

今から基礎・・・?の基礎特訓

おかげさまで何とか風邪も完治した桜井です。

症状が出始めてから約10日間。今回の風邪も長引きましたね・・・。

 

先日の9月17日(祝)、当塾で行われたイベントは2つ。

「DGゲーム会」「基礎特訓」

片方が楽しそうで、片方が大変そうな名前ですが、私は基礎特訓の方の担当でした。

 

 

基礎特訓とは

「基礎特訓」は、6年生対象の、1日かけて国語・算数の基礎的な部分を強化しよう!というコンセプトで始まった特別講座で、2学期に何度かある特訓講座の第1号となります。

午前中に国語4時間、午後に算数6時間をひたすら勉強する講座となっています。

 

私が担当した算数では、6時間を6等分し、1時間ごとに「速さ」「割合」など全6単元を進めていきます。

1時間のうち前半30分でテストと答え合わせ、後半30分で間違えた人が多かった問題の解説をします。

 

テストの難易度は、基礎特訓という名前だけあって、普段の週テストと同じくらいか、やや簡単なくらい。

公式をちゃんと覚えているだけで得点になる問題もあります。

ただし、問題数が多めになっているので、一定以上の点数を取るためには、問題を解く素早さも必要になります。

実にいい塩梅のテストだな、と毎年思っています。

(本音を言うと、問題数と難易度のバランスをもう少し調整したい。)

 

 

なぜこのタイミングで基礎?

この基礎特訓は6年生対象

つまり、受験まであと5か月無い生徒対象の特訓イベントなのです。

 

気になるのが、「この時期に基礎って遅くない?」ということ。

 

たしかに9月ですから、時期的には基礎の部分を夏期講習で終わらせて、応用問題だったり過去問だったりをバンバン解いていく時期ではありますね。

 

 

基礎特訓をこの時期に行う意図としては、次のような理由が挙げられます。

 

 (1)いついかなる時にも、基礎をおろそかにしてはいけないことを伝えたい

 (2)この時期にまだ、基礎が固まっていない生徒がいる

 (3)もうこれ以降は基礎的なことを扱わないぞ!という意思表示

 

 

(1)はすごく当たり前のことで、基礎がしっかりしていないと先に進めません。

簡単な問題が解けない人に、難しい問題は解けません。

 

(2)に該当する生徒は、「夏から受験勉強を始めた」「宿題をちゃんとやっていない」かのどちらかが多いです。

「夏から組」に関しては、仕方のない部分もありますが、早く始めておけばもっと楽だったパターン。

「宿題組」は、こちらが言ったとおりの行動を取れない・指示を守れない生徒が多いですね。

いずれにしても、この9月で基礎知識を完璧に入れてほしい組です。

 

(3)は、私が個人的に、こういう心境で基礎特訓をやっている、ということです。

生徒はみんなきっと、真剣に基礎の部分を覚えよう!と思って基礎特訓を受講しています。

なので私も、今日でみんなの基礎の部分を完璧にするぞ!という気概で教鞭を振るっています。

 

理想としては、

 公式を忘れた?基礎特訓のプリントを見直そうか。

 この問題が解けない?基礎特訓で同じような問題やったよね。

こう言って過ごすのが2学期の理想です。

 

とは言え、うちの算数の授業で応用問題が始まるのは11月ですので、最悪それまでに何とか公式覚えてね・・・!

お願いだから宿題ちゃんとやってね・・・!!

 

 

 

さて、次のイベントは

9月27日(祝)

 入試そっくり口頭試問 or 理社特訓 (選択式)

 

来週、もとい数日後ですね!

 

 

そして、これから先の祝日は基本的に全部イベントが入りますので、生徒教員ともども祝日がつぶれ、塾に来る日が多くなります。

 

 

「塾と地獄は一文字違い」とはよく言ったもので・・・。

DGゲーム会

2学期のイベント

DGでは、2学期以降の祝日には、6年生を対象としたイベントが実施される。

今月は、「基礎特訓」「入試そっくり口頭試問」「理社特訓」である。

基本的には、「1日10時間」「入試範囲を高速で1周」というコンセプトのもと、多様な講座が用意されている。

手前ながら、この講座はいずれも珠玉のものばかりで、

控えめに言ってもコスパ最強だと自負している。

諸事情により、近年は外部生の受講が減っているのが残念至極。

(諸事情に関して書くと愚痴っぽくなりますので控えます(笑))

さて、その裏で、昨年まで実施されていたのが、5年生対象の「算数道場」

割合速さ図形に絞って、1日中これらの単元をやるというもの。

これはこれでよかったのだが、5年生のこの時期にこれでなくても…

ということで、今年からは、全学年を対象としたボードゲーム会」に変更してみた。

その結果、お申込みが2名(泣)

「ゲーム」という響きが、受験産業に生きる我々と親和性を持ちにくいのか、

単純に私の訴求力がないのかはさておき、

ちょっぴり寂しい当日となった。

ただ、その分参加者のやりたいゲームを中心に展開し、満足度は高いイベントとなった。

ということで、懲りずに次回もやります(笑)

次回は10月8日(祝)です。

基本的には、内部生とそのご家族向けですが、

このブログをご覧の皆様は特別招待させていただきます(笑)

 

当日の様子

当日やったゲームは以下の通り。

写真を撮り忘れたものがあるのは、ご容赦を。

ボードゲーム紹介ブログではないので、簡単に。

 

イリュージョン

色の割合を昇順に並べていくゲーム。

(写真撮り忘れた~)

人によって得意な色があり、見え方が違うのかもという話になる。

 

たべちゃうぞ

4歳の娘がお気に入りのゲーム。

私は1枚も取れず。バッティング要素のあるものはニガテ。

f:id:dg-daiyo:20180919101349j:plain

 

うんちをしたのはだぁれ

これも本ブログで紹介済みのもの。

今回は娘が負けて号泣(笑)

でも、DG教員はだれもフォローせず。

 

キョンシー

今回一番盛り上がったゲーム。(写真は今回のものではありません。)

1対4で、プレイヤー側の勝利。

子どもでもできるため、ファミリー層にもおすすめ。

f:id:dg-daiyo:20180919101722j:plain

 

カルバ

タイル配置系のゲーム。

同じ条件にも関わらず、勝敗が決するところが面白い。

感想戦も盛り上がる。

 

f:id:dg-daiyo:20180919101957j:plain

シャドウレーダーズ

大人数の方が面白いゲーム。正体隠匿系の殴り合い。

初戦は勝利したが、2戦はその分皆様から攻められ敗退。

 

f:id:dg-daiyo:20180919102023j:plain

ディクシット

言語系のゲーム。女性向けとの評判も。

(写真は以前DG4人衆でやったときのもの)

評判通り、田川の勝利。

f:id:dg-daiyo:20180919102150j:plain

それはオレの牧場だ

かわいいテイストとは裏腹にガチガチの陣取り。

(写真は二人でやったときのもの)

二回とも順当に勝利☆

 

f:id:dg-daiyo:20180919102239j:plain

確か、ゲーム会でやったのはこんなところ。

その後、櫻井が合流し、いつものDG4人衆で。

 

アイルオブスカイ

タイル配置やら値付けやら要素てんこ盛りだけれど、

意外とシンプルで楽しいゲーム。

タイル配置が得意な田川の勝利。

f:id:dg-daiyo:20180919102333j:plain

 

ピラミッドのつくり方

こちらもドラフト&タイル配置系

大接戦の末、櫻井の勝利

 

f:id:dg-daiyo:20180919102419j:plain

次の日が大変

あくまで仕事ですが、(ここ強調しておきます(笑))

一日で多くのゲームをプレイすることができた。

そんな次の日は、

脳が重いのです(笑)

一日中授業とか、そんな激務の次の日も、この「脳が重い」という感覚には遭遇しないので、やはり「頭を使っているのだな」と再確認することに。

この独特の感覚を生徒に味合わせたいと常々思っているのだが。

「受け身」ではなく、「能動的」に頭を使う感覚をゲームを通じて養っていければよいと考えている。

とはいえ、ボードゲームを楽しみたければ、5教科ぐらいやれ」も感覚的には理解できるところもあり……

というのも、生徒の中でも、よりゲームに興味を持ったり、ゲーム会に申し込んでくれたりするのは、やはり成績の良い生徒だったりするのが現実なわけで…。

ちょうど「パズル」「勉強」のような関係だと思われる。

パズル系に取り組むから、算数が得意になるのか、

算数が得意な素養があるから、パズル系に取り組むのか。

これは、どちらも正解で、得意な人がより得意になっていくのが真理だと思うのだが。

いずれにせよ

「遊びの中の勉強」「勉強の中の遊び」

どっちがどっちかはわからないけれど、これからもDGらしい空間作りとメッセージの発信をしていきたい。

何はともあれ、一緒にボードゲームを楽しんでいただける方、大募集中です!(笑)

風邪に基づく予測と実行

季節の変わり目ですね。

授業中にエアコンが必要ないくらいの気温になりました。

 

先日の末廣先生の記事にありました通り、当塾教員一家に風邪が蔓延中です。

 

 

そして、私も流れ弾を被弾してしまいました

月曜日から風邪の症状が出始め、現在4日目。

 

栄養のつきそうなものを食べたり、水分をこまめに摂取したりして抗っているところです。

 

風邪をひくまで

先週の土曜日、末廣家の長女ちゃんが教室にやってきました。

長女ちゃんはこの1週間風邪気味で、土曜日もまだ熱が高めだったそうです。

(記事によると、この時点ではもう治りかけていたみたいですね。)

 

で、私がパソコンに向かって資料の確認をしたりしていると、よく私のそばにお話をしに来るのですが、この日も近づいてきて、そして開口一番、

 

 \\ くしゅん //

 

大きなくしゃみをして、「かぜひいちゃった」とだけ言い残してすぐに行ってしまいました。

 

このとき私は (あ、私このあと風邪ひくな・・・) と直感しました。

 

 

ここ数年で私がひいた風邪パターンの中に「長女ちゃんからの感染」があります。

それも結構な確率で被弾していたので、今回も長女ちゃんが風邪をひいた、と聞いた時点で覚悟完了

近い将来やってくるであろう風邪の症状へと意識を向けるのでした。

まぁ、今回は流れ弾どころかくしゃみが直撃してますからね。

 

 風邪をひいてから

月曜日。

 

目覚めると何となくボーっとします。

案の定、風邪をもらっていました。

 

幸いなことに私は1日お休みでしたので、心置きなく休ませていただきました。

一日家にこもってひたすら温まって安静にしています。

(その裏で、病身を起こしての面談などがあったようです。お疲れ様です。)

 

 

ここで、家に引きこもっている間の食料ですが、日曜日の帰宅時に、24時間営業の西友で買いそろえておきました。

 

「風邪をひく」という予測があらかじめ出来ていたからこそ、「買い込まなきゃ」と対応できたわけですね。

 

体の温まりそうなものを買い込んで帰宅したのは日付が変わるころ。

そこからは1歩も外に出ず、家でひたすら就寝&食事&就寝。時々起きてお湯を沸かしてちょっと食べてまた寝る、を繰り返します。

 

 

その甲斐あってか火曜日。

午前中はまだフラフラでしたが、午後には動けるようになりました。

 

日曜日のうちに、自分の予測に応じて行動をとっておく。

おかげで月曜日は、1日動かずに過ごすことが出来ました(笑)

 

 

予測と対応

上記の話、読み返してみるとすごく当たり前のことですね。

こんなに文面を割くほどの内容ではないです(笑)

 

結局何が言いたいかというと、風邪に限らず、色々な物事に関して、予測と対応は意識していくべきだということです。

 

予測とは、これまでの経験や記憶から、次に起こることを想定すること。

対応とは、想定した物事に対して、有利な状況を先に構築しておくこと。

 

その場その場で対処する能力も大事ですが、予測できる事象なら、予め対応しておくことで、未来の自分のプラスになるようなことができます。

 

 

・・・とは分かっているのですが、「これ食べたら絶対太る」と分かっていながらラーメンを食べてしまいますし、「早く寝ないと明日寝不足の状態で家を出ることになる」と分かっていてもつい秋の夜長に読書に興じてしまいますね。

 

まだまだ未熟なのはお察しの通りですが、少しでも強い人間になるべく精進していきたいと思います

 

 

予測は終わらない

 火曜日、田川先生から

「みんな39℃も熱が出てて、ホントに大変でした」

というお話を聞きました。

 

 

 

・・・同じ風邪をひいているはずなのですが、

木曜日現在、

 

私は今回まだ39℃の熱が出ていません。

 

つまり、今週末あたり・・・?

 

 

 

ちなみに、今計ったら36.6℃

まだまだ平熱でした。

 

平熱でうらめしや - YouTube