塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

調布を愛する塾長は、今日も たこ焼き屋の開業を夢見る

調布市にお住いの愛する市民の、とくに選挙権をお持ちの皆さま、そして調布市にお知り合いをお持ちの皆さま、こんにちは。ご機嫌麗しゅう存じます。そして、その他の皆もくるしゅうない。調布市をこよなく愛する塾長です。

 

夢見る34歳のマイブームは、調布市議選とたこ焼き屋の開業です。前者は近々詳細をお伝えするとして、今日はたこ焼き屋の開業について少し語ろうと思います。

 

きっかけは愛する総務部長。彼女がニュースを見て「たこ焼き屋はすげえ儲かるらしいですぜ!あの婆さんなんか何億もため込んでたらしいですぜ!!」と、たこ焼き屋をはじめたいと私に打ち明けたのが始まりです。そして金髪青髪のいかにもな旦那といつもスーツのインテリ運営部長は「いいですねぇ、アレは粉ものですからねぇ」とそれはもう意味深げにニヤニヤしていたのを思い出します。

そういう逆らいきれない圧と、私の可愛い弟を起業させたいというたっての願いがうまいこと重なり、塾長はホイホイたこ焼き屋開業に向けて動き出したのでした・・・。

 

 

と、3割冗談はさておき、今回のDGベースのテーマは「MECE

ミッシーとかミーシーとかいろんな読み方がありますが、意味は「抜け漏れなくダブりなく」。どっかの偉いコンサルタントが考えた言葉らしいです。

私の愛する子供たちに世の中の、一部学校教育の偏った論調に冷静に対処してほしい、物事を公正に見る視野を持った人間に育ってほしいと思いを込めて扱いました。

 

テーマ「あのたこ焼き屋はなぜ潰れたか」
与えた条件はたったこれだけ。あとはどうやって発散・収束させるか。詳しくは企業秘密ですので、なんとなくは私のツイッター 2/17あたりを御覧ください。(相互フォローですか?思う存分していただいて結構ですよ。お待ちしています。)

塾内通貨「DGトークン」始動

新学期がスタート

塾でも無事に!?新学期がスタートした。

なぜ「!?」がついているのか?

それは、この時期、必ず“DGの洗礼”を受ける生徒がいるからだ。

“洗礼”といっても、とてつもなく大変なことが待ち受けているわけではなく…、

櫻井が記事に書いていたように、

数式を正確に処理する形で、

タイムレースと言う名の小テスト60問に取り組んでもらうことになる。

求める途中過程のレベルはこの記事の写真をご参考ください。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

そして、侮るなかれ。

中には、

数時間かかっても一向に終わる気配のない者

途中で投げ出したくなる者

なぜだか我流を貫き、再提出を求められ続けられる者

などが…。

ただ、この時点での実力は問わない

従来から、私は「考える体力」という言葉を用いているが、

これは、積極性、集中力、吸収力、忍耐力からなると考えている。

そして、昨今、意外と重視されていないのが「忍耐力」である。

「自分から考える」「楽しく学ぶ」

もちろん、私たちもここを出発点に考えている。

しかし、「忍耐力」なくして、真の「学ぶ楽しさ」には到達しえない。

積極性は出発点であり、集中力と吸収力はアクセルであり、忍耐力は道である。

「わからないからこそ食らいつく」

「わからないけれどやってみる」

「時間はかかるけれど最後までやりたい」

こうした気持ちがある生徒は、今の実力に関係なく、必ず伸びていく。

自由に長所を伸ばすことはもちろん大切。

ただ、その長所を生かすも殺すも、

自由を所与のものととらえ制限しない方向で考えるか、

自らの手で獲得するものととらえるかで随分違ってくるような気がする。

その昔、ある学校の先生がおっしゃていた。

「規律なき自由は野放図だ」と。

 

いよいよDGトークン始動

さて、我がDGは自律した自由を目指すべく、今年から新たにスタートすることが二つある。

ここまでは、前回の記事に書いたとおりであるが、

今回は塾内通貨「DGトークン」の続編について書いてみたい。

基本的な部分は前回の記事の部分と何ら変わらない。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 生徒に配布した説明書は、下記の通り。

 

 

ちなみに、各トークンの発効要件は、各教員のDGベース授業内にて、裁量にゆだねられている。

とはいえ、サプライはきちんとログを取って管理している。

説明書をお読みになった方で、こんな感じの方が面白いなどご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。

 

狙いなどは、前回の記事で書いた通り。

兎にも角にも、

楽しく、主体的に、将来を予想し、自分なりに考える機会を増やしたい

ということに尽きる。

今回、私が意識したことは「徴税」制度である。

このシステムは、月が進むごとに徴税額が大きくなる。

しかも、それは所持しているトークンの数に関わらず。

すなわち、座しているのみの者は死を待つしかないという状況なのである。

こうした、考えて動かくなくてはいけない仕組みの場合、

一定数、投げ出そうとする者がいる。

ただ、これは社会でも同じ。

補助金やら税金やら、それ以外にも…

「わからない」「めんどくさい」と匙を投げれば、結局困るのは自分なのだ。

ということで、極力、投げ出そうとする者がいなくならないよう、ある程度、強制力を持ったシステムを用意してみた。

そんなDGトークンも、初回2トークンをランダムに配布し、組合への参加を募った

仕組みをいち早く理解し、同じ組合に2トークンを突っ込む者。

徴税にビビって1トークンしか使わない者など、対応はそれぞれ。

ただ、うまくいっている者の真似をするのも学習だ。

さらに、今のところ、交換に応じる者もいて、積極的に活用されているようである。

 

秘密兵器

さて、前回の記事ではベールに包まれていた秘密兵器。

それは、

 

ガチャガチャ

 

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なぜ、塾にガチャガチャか??

だって、小学生はガチャガチャ好きでしょ?

小テストの直しが終了すると、ガチャガチャを回すコインが付与される。

ガチャガチャの中身は、80個がただのアメ(笑)

15個がシール(中身は2枚から10枚まで)

残りの5個が各種トークである。

ちなみに、このコインとトークンの交換が2例成功していた。

確率論的には、コインの方が価値が低いようにも思うが、

それでも回したくなるのが、人情というものだ。

これも、DGっぽい学習に一役買っている。

 

DGっぽい学習

進学塾なのだから、最速のカリキュラムできちんと難問に対応できるようにしてほしい。

これも正解だ。

体育会系で、鉢巻占めて、親子で涙を流したい。

これも正解。

ただ、「学ぶ」という習慣をつけるところからの進学塾があってもよいはずだ。

もしかしたら、御三家に受かるために最も効率的な方法ではないかもしれないが、

でも、「こんなやり方もありよね」と思っていただける生徒、保護者様だって必ずいる。

そして、ケーキとかガチャガチャとかふざけたことばかり、金髪のヤツが書いていますが、ご安心ください。

当然のことですが、やっていることはガチです(笑)

なんたって、弊社に入会いただけなかった方が口をそろえておっしゃるのは、

「ウチには厳しすぎるので~」ですから(遠い目)

算数は正しいフォームで

今日は中学1年生の数学講座がありました。

生徒を待つ時間、先日の合格祝賀会(ケーキパーティ)の後片付けをしながら待機。

祝賀会ではゲームもやったし、おいしいものも食べたし、保護者の皆さんと色々お話しできたし、1年の総括としてとても有意義な会でありました。

そして今日、その名残を片付け、気持ちの切り替えを図りました。

 

 

 ↓ 後片付けの一場面。

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いやー、後片付けって大変だなぁ。

 

算数の心得 

祝賀会も終わり、授業のメインは次の新6年生の番となりました。

※小学校では現在5年生ですが、当塾ではこの2月から6年生として対応します。

 

受験生としてこれから1年間、難しい問題をいくつも解いていくことになります。

が、その前にやっておかなくてはいけないことがあります。

算数の第一段階は、計算を間違えないこと!

(ここでいう計算とは、四則計算・小数・分数までのこと)

当たり前の話なのですが、計算を間違える人は、どの単元の問題でも間違えます。

 

というわけで、2月・3月は当塾における計算強化月間!

タイムレースをくり返すことで、計算を間違えないようになりましょう。

※タイムレース=算数の小テスト

 

とは言っても、ただ漠然と計算問題を解くだけでは計算力は向上しません。

どんなことでも、基本ができていなければ、いつかどこかで失敗してしまいます。

包丁がちゃんと使えないと手を切ってしまうでしょうし、走るフォームがおかしいと足を引っかけて転びますよね。

 

まずは正しい式の書き方を学習しましょう。

正しい方法を知らずに計算しても、間違ったフォームで練習をくり返すようなものです。これまで正しくない方法で計算をしていた人は、早めにフォームを修正しましょう。

 

 

ちなみに、間違った計算フォームの1位はコレ!

 

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大人が見れば間違いにすぐ気づくのですが、『=』の使い方が間違っていますね。

本来『=』は、『=でつながれた左右の内容が等しい』ことを示す記号です。

しかし、上の式の2区と3区だけを見ると、

 2 × 3 = 6+1

となっており、式が成立していないことがわかります。

 

この間違いフォームの厄介なところは、答えは合っていること。

「合ってるんだからいいじゃん!」

という反応をする生徒が一定数います。

ですが、このままの式を使い続けると、中学数学でつまずくことは必至

中学受験だけでなく、その先を見据えて勉強をするならば、早いうちにフォームを矯正しておいた方が絶対に良いのです。

 

ということで、塾で最初に教える計算フォームがこちら!

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このフォームをつくるために、以下のことを徹底させます。

 

 (1) 問題の式を書く。(省略されがち)

 (2) 計算する場所を計算する。

 (3) 計算しない場所をそのまま書き写す。

 (4) これを答えが出るまでくり返す。

 

上記の手順を守っていれば、正しい式の書き方が身に付きます。

 

まずはお子様が誤った式の書き方をしていないかどうか、ぜひ確認してあげてください。

もし誤った書き方であれば、正しい書き方を教えてあげてください。

教えても直してくれないのであれば、そこから先は塾にお任せください!何といってもうちの講師陣は精鋭揃いですから(笑)

 

 

とにかく、フォーム矯正には多少の強制力が必要です。

そして、直すなら早い方が絶対に良いです。

受験勉強の第一歩として、まずは式の書き方に気をつけてみましょう。そうすれば難しい問題への対応力も上がりますよ!

行く年度、来る年度

受験の結果も出そろいまして、当塾生は全員合格!

皆さん、お疲れさまでした!

 

2月11日には全員参加で合格祝賀会(別名ケーキパーティー)が開催されます。

午前中からゲームを楽しみ、夜にはおいしいお食事、そしてカラオケ大人にはもちろんお酒も!

毎年これが楽しみでお仕事をしていると言っても過言ではありません。

今から当日まで、体調を崩すわけにはいきませんね!

 

 

今年度と次年度について

今年の受験生(現6年生)を思い返すと、全体的に努力家が多く、黙々と自習を進める雰囲気ができていました。

休み時間や、授業後の時間にも、着席して問題に取り組む姿勢が素晴らしかったですね。

そして、その雰囲気が教室全体に蔓延したことにより、自由派の生徒もちゃんとコツコツ問題を解くようになったことが、今年の成果を生んだものと思われます。

 

このことから、きちんと1つ1つの教材に取り組んでいくことができるなら、一定程度の学校であれば十分合格可能で、特待枠にさえ到達し得ることがわかりました。

 

 

一方で、次の受験生(現5年生)は、自由派の生徒が多い様子。

2学期以降に苦労する生徒が多いパターンです。

ちゃんと言ったとおりに教材をこなしていってくれれば、あとで苦労することも無いのですが・・・

 

 

ということは、今年、教員側に必要となるものが見えてきます。

勉強や課題をちゃんとやってくれるように仕向ければよいのです!

危ない言い方をするならば、「人を操る術」と言えるでしょうか。

 

とは言え、モチベーションを上げることに関しては、多かれ少なかれ毎年苦労している部分です。

人を一発でやる気にさせる「魔法の言葉~♪」みたいなのがあればよいのですが、残念ながら私は習得していません。

そもそもそんなものがあるのかどうかも分からないですしね。

 

 

問題点があるなら、対策もある

先生の言葉でモチベーションが上がる生徒上がらない生徒がいる。

言葉で上がるタイプの生徒は、毎年高い学習意欲を持ってくれている。

 

すると、言葉でモチベーションが上がらない生徒のやる気を出させる方法があればよい。

 

 

それがDGベース!

当塾にて今年から開講されるDGベースは、その部分を補完できる可能性があります。(弱い言い方になりますが)

DGベースについての詳しいお話は末廣先生にお任せしますが、簡単にいうと、自由気ままな生徒型にはめるための、型破りな授業。ざっくり言うと「いろいろやろうぜ」です。

 

何というか今年はとりあえず色々やってみてその効果の程を見る、プロトタイプな段階です。

これが成功すれば、毎年同じ仕組みで一定のモチベーションアップが図れますからね。

 

 

ということで、最近はその準備に一番頭を使っています。

新しい仕組みを作るには、それ相応の入念な準備が必要となります。

 

今年度の結果からもわかる通り、生徒から生徒へやる気は伝播します。ということは、先生から生徒へもやる気は伝播するはず。

私もやる気を出して、DGベースが成功するように準備作業を進めております。

 

 

ちなみに私の担当テーマは『実戦』

いろいろな事に挑戦して、世の中の厳しさ、難しさを体験してみましょう!

 

 

 

準備といえば

暖かいところから急に寒いところに行くと、ヒートショックが起こり危険です。

ヒートショックを起こさないために準備運動が必要です。

 

 

同様に、月曜日に開催されるケーキパーティー(合格祝賀会)

おいしいケーキを急に食べたら、ケーキショックが起こって危険かもしれません。

つまり、ケーキの対策をしないといけませんよね!

 

 

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ということで、しっかりケーキの練習をしておきました!

 

何が起こるかわからないケーキパーティー

危険を察知し、その備えを率先して行う姿は、まさに教員の鑑と言えるでしょう。

塾講師が毎年卒業生に贈る言葉

一足お先に入試終了

今年の入試も終わった。

しかし、私だけは、一足早く2018年度が終わってしまっていた。

なぜなら、

9年ぶりにインフルエンザになってしまったから。

まさかこの最終局面で…とも思ったが、なんとも2018年を象徴していたのかもしれない。

今年は、受講生の数こそ少ないものの、

全員が第一志望校へ合格できた!

チャレンジ校には手が届かなかったが、この結果は、率直に胸を張っていいものだろう。ただ、塾としては、予期せぬコントロールできない事態も相次ぎ、色々と勉強させられる1年だった。

気分一新、2019年、今年こそは、初詣に行こう!

ということで、1月14日。やや遅い初詣ながら、早朝からスタッフ全員で地元の神社に初詣に出向いてみた。

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するとどうだろう。

そこからのお問い合わせの電話は連日鳴り響き、その数は10件を優に超えた。

弊社は、折込などの広告を出していないため(口コミで広めてくださる皆様に心から感謝申し上げます。)、この数字は決して悪い数字ではない。

神社さまぁ!!とかいうキャラではないが、

今までの自分たちに、どこか「よい塾だ」という傲慢さがあったのではないかと、改めて顧みる機会となった。

矜持を持つことは大切だが、どんなことでも受け入れられる許容性を持ち合わせたいものである。

 

2018年度生の特徴

さて、全員第一志望に合格した2018年度生の特徴について書いてみたい。

まずは、自発的に取り組むことのできるメンバーが引っ張ってくれたこと。

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これは、とてつもなく大きかった。

弊社は、自主性を前提としながらも、集団の雰囲気を活かしながら学習していくスタイルなので、その年によって教室の雰囲気は一変する。

今年は、早々に小テストの解答を張り出すなど(解答から逆算するといった生徒がいなかったため)、私たちも純粋に「教務」に集中できる環境が整っていた。

塾なら当たり前だろと思われるかもしれないが、「集中力の切れた生徒」への注意喚起や、中々進まない生徒の進度確認など、広義の「教務」には含まれるかもしれないが、教科の内容とは異なる点に注意を割かなくてはいけない場面は、思いのほか、少なくない。

そんな中、今年は人数が少ないこともあり、こうしたことに注意を割かれる時間が激減した。

こうした場合に注意すべきは、「教えすぎ」である。

ある程度自発的に取り組める生徒が多かったので(全員とは言ってない(笑))、

問題に対する能動的な姿勢を損なわないよう、質問に来ても、

「どこまでやったか」

「問題からわかる情報は何か」

「求められているものは何か」

「そのために必要なものは何か」

というように、必要最小限の誘導に留めるようにした。

ここで、普段ブログをご覧いただいている方で多少疑問に思われた方もいるかもしれない。

それは、末廣は文系講師ではなかったのか?ということだ。

実は、弊社、算数は全員が指導可能という何とも珍しい塾だ。

そして、そんなことよりも、

直前期は算数の質問ばかりで、国語の質問には誰も来ないのだ(泣)

 

いつも贈る言葉

この仕事を始めてから、いつからか必ず最後にはこの言葉を贈っている。

すでに昨年のブログにも掲載されているが、改めてここに掲載し、このブログの最後にしたい。

 

 

ここ数年、六年生の最後には、決まって同じことをお伝えするようにしています。本年もあえてそうしようかなと思う次第です。
 
学習塾ですから、皆さんに合格ラインを超える学力を授けることを目的とすることはもちろんですが、そのほかにも、僕は「楽しむ」ということを皆さんに感じてほしいと日々考えていました。
「楽しむと言ったって、嫌なことも辛いこともいっぱいあるよぉ」と思うかもしれません。
なるほど、確かにいつも笑顔でいることは容易ではありませんね。
しかし、「つらいこと」とは何でしょうか。
それは、あなた自身が「つらい」と感じることなのです。
『14歳からの哲学』という書籍の一節にこんな文章があります。
観念が状況を作るのであってその逆ではない。」
思いや考えが状況を作り出すのであって、状況や環境によってその思いや考えになるのではない」と。
 
少し難しかったでしょうか?
具体的にいえば、あなたが「つらい」、「忙しい」と感じれば、
あなたのいる状況はつらく忙しい状況になります。
自分のできることがたくさんある。チャンスがたくさんある」と考えれば、
あなたの置かれた状況はこれ以上ない恵まれたチャンスになるでしょう。
逆もしかりです。あなたの周りにどんなに美しい花が咲いていようと、
あなたがそれに気づき「美しい」と感じなければ、その花はなかったことになります。
やはり、大切なのはあなた自身の考え方、思いなのです。
 
「そうはいってもつらいものはつらいし、忙しいものは忙しいんだよ。前向きに考えるなんて私には無理だ。」と思った人もいるかもしれません。
確かに最初からすべてを前向きになんて難しいでしょう。
また、もしかすると、前向きに考えることだけがいいことではないかもしれませんね。
口頭試問に正解がたくさんあるように、みなさんのこれから直面する問題にはたくさんの正解があることでしょう。
しかし、もっとも大切なことは、自分の考え方で状況や環境が決まるということを知っているということです。
「自分の考え方が状況・環境を決める」このことをしっかりと意識することができれば、どんな時でもあなたらしい考え方ができるようになるはずです。
あなたらしい考え方ができれば、きっとあなたには「楽しい」未来が待っていることでしょう。
みなさんの未来に幸多からんことを心より願っています。

そして、最後に、大人は楽しいですよ。

 

 

受験前最後の、緊張に打ち勝つ時間

今年が始まって早1か月

気が付けば、明日が中学受験本番となります。

 

今日も朝から受験生たちが当塾し、各々自習に取り組んでいました。

手遊び無し、おしゃべり無し、黙々と問題を解くその様は、正に受験生。

 

ちょっと訂正。おしゃべりはありました(笑) 

 

 

18時、最後の自習時間が終了

終了後、最終日とは思えないような、いつも通りの和やかな感じで解散

あまり緊張しているようには見えず、逆にこちらばかりが張り詰めていてちょっと面白くもありました。

緊張に強い学年なのかな・・・?

 

ただ、内心どうだったのかは、本人たちにしかわからないところですね。

 

 

 

緊張に対する耐性は、学力とはまったくもって別のパラメータです。

もし全員が緊張なんて全然せずに受験できるのであれば、合格者はほぼ学力順で決まることでしょう。

ただ、そうはならないのが受験の恐いところ。

特に口頭試問(面接形式の試験)では、その影響が顕著に現れます。

本番での大逆転は、良い方向にも悪い方向にも起こり得るのです。

 

 

極度に緊張に弱い私の場合、こういうときは

「今から○時間後には全部終わってるんだ。なるようになる。」

と考えて、緊張感からひとまず目を逸らしていましたね。

これまでの人生をこの方法で乗り切ってきましたが、これがベストな対応なのかどうかは未だにわかりません。

というか、プレッシャーを直視できていない時点で、ベストな選択ではないでしょうね(笑)

 

他の人の緊張対策も気になります。

 

 

それはさておき、とりあえず残りの時間は12時間ほど。

残された時間の過ごし方を考えましょう。

理想としては、各自不安もあるし、準備も必要でしょうけれども、まずは休息をたっぷりとって、ベストなコンディションで本番に臨んでほしいものです。

 

それでは、受験生全員の健闘を祈ります!

 

 

 

ちなみに、私のやり方では今ごろ、

「明日の今頃にはもう1日目の試験終わってるし、結果を待つ間に何してようかな」

と考えている頃です。

正解ではないですね・・・