塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

中学受験塾の講師がボードゲームをしながら幼稚園児に感じたこと

「中学受験塾」主催「幼児対象」ボードゲーム

先日は、初開催の「中学受験塾」が主催する「幼稚園児とその保護者」対象ボードゲーム会。

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 名前がだいぶとっ散らかってはいるけれど、とにかく幼稚園児とボードゲームをしてみよう!という企画。

授業でやるときのように、説明書を読ませたり、勝った人の手を振り返ったり、ということはとりあえず無し。

この日は「楽しむ」ということを重点に、準備をし、当日を迎えた。

なんといっても、我がDGにはインストマスター櫻井がいるので、私は何も心配していない(笑)

 

当日のゲーム達

私は、同じバス停の年長さん担当。

といっても、途中から合流するので、そうなると櫻井にお任せ(笑)

櫻井は年少5名を担当。

妻はお母様たちの担当。

ということで、それぞれがやったゲームをまずはリストアップ。

【年長】

forest

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ゆかいなふくろ

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fold-it

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カステリーナの宝物

 

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【お母様】

いろどりシティ

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マラケシュ

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Take it easy

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ナゲッツ

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【年少】

ウミガメの島

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ネコとネズミの大レース(途中)

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LEO

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DOMEMO

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【年少&年長】

ファイアドラゴン

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メモアール

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カステリーナの宝物(再戦)

あとは一人用知育系をチラホラ。

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年長はかなりやれるなという印象。

反対に、年少はダウンタイムが長くなるとちょっと大変。

お母様方には、見た目もよく、取り組みやすいものを中心にセレクト。

 

子どもはゲームが好きだ

さて、ここからは感じたこと。

まずは全体として、とにかくテンションが高かった

カラフルな教室。

溢れるアロマの香り。

BGMはジブリのオーケストラ。

ってそこではなくて、

見たことのない箱、

ワクワクするコンポーネントに心躍らせている姿は、

まさしく「童心」と評するのがふさわしい。

ゲームをしているときの時間はあっという間に過ぎ去る。

最後は、みんな「帰りたくない」「また来たい」と言いながら、教室を去っていった。

ボードゲームの楽しさを確実に感じ取ってくれたことだろう。

 

本気の勝負は楽しい

私が担当する年長さん。

年長??もうすぐ小学生ですよね??

ということで、全力でボコボコにいたしました(笑)

なんか、統計があった気がしなくもないけれど、

それはそれ、これはこれ(なんか古臭い教育者みたいでいやだなこの表現。)

ただ、リアクションは意外なもので、「もう一回」のオンパレード。

家に帰ってからも、「本気でやってもらったのは初めてでとても楽しかった」とのご感想を頂いた。

そうなのだ。

大人が思うより、子どもは強く、感じ取る力がある。

気遣いなんてしなくとも、全力でその場を楽しむ力があれば、それが子どもに伝播していくものなのだ。

えっ?決して、大人げなく全力且つ大声でガッツポーズしていた言い訳ではないですよ(笑)

 

 お母様が気になることは

お母様方が気になるのは、やはり勉強のこと。

まぁ私たち、「進学塾」ですから!

ときどき確認しておかないと、忘れられてしまいそうなので(笑)

ということで、「たし算の勉強にいいボードゲーム有りますか?」

「ウミガメの島とか、ピッグテンとか、Sleeping Queenとかですかね。」

みたいなやり取りはあるのだけれど、

それ以上に、いろどりシティを何度も楽しんでいたり、

マラケシュで私をボコボコにしたり(泣)、

まずは、そんなボードゲームの楽しさを感じてもらえたことが良かった。

普段、何かと忙しいお母様方。

中々、子どもをケアせず楽しい時間を過ごすというのも容易ではなく、

その意味では、よいリフレッシュになっていただけたのなら幸いである。

それと、夫婦で楽しむボードゲームのご紹介をできたのもよかった。

子どもたちが寝てからの時間も大切なボドゲ時間だ。

自営業には中々ないのだけれど…(笑)

 

 少しだけ気になったこと

ここまでは、とても良い感想。

それ以外にも少し気になったことをいくつか。

まずは、「ネコとネズミの大レース」のインストを櫻井が始めたところ…

「ネズミがネコに追いかけられて食べられるのは怖いからヤダ」

という声もあり、止めることに。

もちろん、こうした感性はいわば子どもらしい感性で、とても微笑ましい。

気になったのは、想像力から嫌だったのか、追いかけられるという心理状態が嫌だったのかという点。

もちろん、嫌なことをする必要はないのだけれど、

「何かに追いかけられる」みたいな局面は必ずどこかで来るわけで…

この辺りのマインドは少し気になった。

もう一つ。

一人用知育系ゲームの諦めがとても早いこと。

こうしたゲームは、答えそれ自体よりも、そこに向かっている時間の方が大切。

できなくても、自分なりに試行錯誤する、そんな時間をもう少し見たかったと言うのが本音。

焦れたり、答えを見ようとしたりというのはちょっと残念に思えた。

これには、自分の感情をある程度コントロールしながら、やり抜くことが求められるので、中々幼稚園児には酷なのだけれど。

最後に、一人用ゲームのルールを改変し、「3人で、せいのでやろう」と言ったところ、

「そういうのしない。競争は赤ちゃんがするものだから」と言われてしまった。

多少、火が点きかけて、私が4歳児を泣かしかけたのは、きっと誰にもバレていないはずだ(笑)

競争は悪ではない。というか、社会で生きるということ自体が競争とは不可分だ。

人と比べることも悪いことではない。その評価を、人格や存在価値と結びつけることが間違えているだけだ。

自分より早くできた子がいる場合、その子と自分を比べ、そこから学ぶことは、必ず、その子の成長につながる。

適切な競争の仕方、人との比べ方、みたいな感覚を早めに持っておくと、

必ず訪れる競争の段階において、無駄に疲弊することがないように思う。

 

幼児教育って難しい

さて、実は、幼児教育のヒントに!

ということで開催した今回のイベント。

櫻井、田川、末廣、3人の出した結論は、

「4歳児って難しい」

私たちとしては、所謂「非認知」の部分をしっかりつけていきたい。

もっとも、ここを強調すると、その日の仕上がりはマチマチになるため、

「今日何したの?」に対する“見た目”の部分はどうしても弱くなる。

また、週に1,2回で本当に「非認知能力」なんてつくのか、

そもそも需要としては、「認知能力」の方にあるのではないか。

(もちろん、この二つは相反するものではない。)

という疑問が堂々巡りを始める。

本当は、幼児合宿所みたいなのをしたら面白いんだろうけれど(笑)

その前に、合宿所なら小学生が先か。

 

 

 

塾講師が考える「塾内通貨」の発行について

1月も「師走」じゃ!

1月も半分が過ぎた。

毎年のことだが、1月は本当に時間が過ぎるのが早い。

もし、私が月の和名をつけることができる立場にあったなら、

間違いなく「師走」は1月になっていただろう。

中学受験の講師にとって、この時期はまさにカオス(笑)

目の前の受験生に全力投球はもちろんのこと、

新年度のことも同時進行で進めていかなくてはならない。

なんと、今年は新学期のスタートが2月2日。

そう、まだ入試期間なのだ。

ちなみに、娘の幼稚園であるチームパパのイベントは2月3日。

この日は、レギュラー授業の初回&入試日

ということで、今回は欠席の運び。

建造物三部作(過去のものはこちら

ハッピーハロウィン - 塾講師、かく語りき

類は友を呼ぶ - 塾講師、かく語りき

)の最終話が見れないのは残念だが、

とにもかくにも、まずもって、今年の受験生の合格を願うばかりである。

そして、来年度は色々と新しくなることが多い。

例えば、従来、弊社では「サイボウズ」を使って、保護者様とやり取りをしてきたが、

サービスの終了に伴い、「slack」に移行する。

教員間では既に移行が完了していて、問題なく使用できるのではないかと思っている。

それ以外に、大きく変わるものが二つ。「DGベース」「DGトークン」の採用。

「DGベース」はまたの機会に書くとして、今日は「DGトークン」について書いてみたい。

 

その名も「DGトークン」

「DGトークン」とはなんぞや。わかりやすく言うと「塾内通貨」である。

実はまだ詳細が詰め切れていないところもあるので、導入の背景などを中心に書いていきたい。

まずは、導入の背景であるが、何といっても

頭を使う機会・時間を増やしたい!

これに尽きるのである。

勿論、進学塾に求めるものとして、最短ルートの学習法教授という考え方もあるだろう。

ただ、私たちは少し違う考え方でいる。

集団塾の強みを活かし、そして、より積極的に考えて行動する力をつけたい。

そんな思いから、導入するに至った。

「通貨」といっても、「金融教育」をやりたいわけではない。

さまざまな状況を設定することで、先を予測し、自分なりの考えを持って行動できるようになってほしいのだ。

ということで、今のところ決まっていることはこんな感じ。

 

【名称】
DGトーク
【種類】
奥地:アヒル 桜井:ダイス 田川:指輪 末廣:ヒマワリ

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DGトーク

※ 指輪は壊れやすいため、変更の可能性あり
【数量】
各200
【固定支給】
毎月2トーク
※ 種類に関しては、ランダムor選択→要検討
【組合】
・参加費○トーク
・達成要件を満たすと△トーク
・月ごとの更新制
 例) 早起き組合
  参加費2トークン/月
  7時までの着席で1トーク
【徴税】
・月末に徴税
・毎月1トークンずつ増える(予定)
・月初に提示
・徴税に関しては、後半○トークンで4つなどの指定アリ

【交換】
・相互交換自由
・銀行(教員)と交換する場合には、4:1交換
 例 奥地トークン4と桜井トークン1

トークンの交換】
・シールへの交換
・直接ゲームへの交換
 →セットコレクション and △トークン□個

【スタンプシート】
600(今の倍)に変更

【サプライズイベント】
・供給量の調整
 例) 桜井の鉄槌→全員から桜井トークン2つ没収
   奥地の微笑み→全員に奥地トークン2トークン贈呈

 

「肝心の発行要件や交換要件が決まってないじゃん」というところではあるのだが、

そこはここから詰めるとして(笑)

まず、前提として、弊社では、「シール」制度がすでにある。

宿題を一つするごとに1つ獲得できる、など達成要件を満たすと支給され、

それを300個貯めるとボードゲームと交換できる。

勿論、これはこれでいいのだが、少しありきたり。

ということで、もらうだけは面白くない。

何事にも頭を使おうという発想のもと、シール制度はそのままに、

新たに「DGトークン」を採用し、工夫することでよりシールがたまりやすく、ボードゲームがもらいやすくするようにした。

もっとも、工夫しない者は、もらいにくくなったのだが(笑)

それはそれで、うまくやる者が出てきたときに、なぜうまくやれたのか、自分とどこが違うのかを考え、模倣することから始めてくれれば、

きっとその姿勢は勉強にも還元されるはずである。

 

まだまだ詰めなくてはいけない点が山積ではあるが、運用ルールが決まり、実際に運用されている様子などもその都度ブログにて言及していきたい。

ちなみに、こちらが秘密兵器である。

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秘密兵器

中身は、使い方が決定するまで秘密。ウフフ。

 

家でも使える?

考えてもみれば、「家庭内通貨」もありなのでは?と一瞬思い始めた。

しかし、それなら最初から「通貨」でもいいような気もしていて。

ちなみに初めてのお遣いは、期せずして、勝手に事務所を脱走し、パン屋に向かったところ、無事に警察に保護され(パン屋には到着していた。)妻が怒られるという結末を既に迎えている…。

そうなると、初めての株式投資?いや、初めての一人旅か?

いずれにせよ、かわいい子には旅をさせたいものである。

 

 

第2回 ボードゲームママ会(おすすめボードゲーム 幼稚園part3)

人生で初めて餅を食す

先日の土曜日は、幼稚園の餅つき大会。

私もチームパパの一員として、朝から参加。

昔、そのまた昔、祖母の家でやったことがあるような、ないような。

そんな記憶の彼方にあった経験を、幼稚園の行事で体験できるということで、

東京生まれ東京育ちとなる娘にも良い経験となることであろう。

火を起こして、かまどでもち米を蒸すところからのスタート。

何とも原始的。そして、テンションは上がってくる。

ただ、一つ問題が…。

 

寒い。

 

ということで、いつしかかまどの近くへ。

いざ、餅をついてみると…

積年の運動不足のせいもあり、思うように体は動かず。

 

当日と翌日は、採点の赤ペンがプルプルと小刻みに揺れていた(笑)

 

この仕事をしていると「お正月」という実感が湧かない。

お酒、ボードゲーム…我が家の正月には、世間一般の正月らしいものがないのである。

そんなこんなで、この日、長女は初めて「餅を食べる」ことになる。

そこは時代で、前日にきちんと「youtube」で二人で予習をしていった結果、

初めての餅にも拘わらず、きちんと伸ばしながら食べている姿は、

 

THE 幼稚園の餅つき

 

恙なく、無事に人生初の餅つき&実食も終了した。

翌日の私の筋肉痛を除いては。

 

第2回ボードゲームママ会

土曜日が登園日ということで、月曜日は振替休日。

 そこで、同じバス停のママをお呼びして、第2回ボードゲームママ会。

私は仕事のため、ラインナップの準備と一つ目のゲームのインストをして出社。

とはいえ、前回とメンバーが違うため、ラインナップのベースは前回と同じ。

今回は、2回のボードゲームママ会を経て、特に共通して好評だったものを挙げてみたい。

言い訳的な蛇足ではあるが、準備したものはすべてそれなりに好評だったことは付言しておきたい。

 

幼児編

ウミガメの島

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ウミガメの島

詳細はこちらから

www.boardgamepark.com

これはやはり鉄板のようだ。

理由について、自分なりに考察してみた。

まずは、ダイスを振って目の数だけ進むという「すごろく」の形式をとるため、

インストがわかりやすい!

幼稚園児でも、プレイするだけなら難なくできる。

また、園児にもなると、「足し算」を学習中の子供も少なくないと考えられるが、

ペーパーベースでやってきたことが役立つ機会となり、

自分がやっていることへの自信を持ちやすい

もちろん、期待値の計算まではできないが、「危ない」かどうかの判断くらいはだんだんできるようになってくるだろう。

さらに、他のプレイヤーに「乗る」というインタラクションも、子どものウケを一層誘う。

 

また、保護者目線からしても、「足し算」やちょっとした「確率」っぽいものが登場するため、「勉強要素」を感じやすい。

 

私たちの属性として、「勉強要素」を求められるのは、ある程度致し方のないことで、

というか、むしろ、今後はそうした属性を活かして、事業展開を進めていきたい。

ボードゲーム関連のお仕事、中学受験関連のお仕事、いつでもお待ちしております。

 

ナインタイル

写真無くてすみません。詳細はこちら

www.youtube.com

やはりこれも鉄板。

インスト不要で、ソロプレイも可能とくれば、パズル好きがハマらないわけがない。

ボードゲーム」っぽさは少ないものの、そんなことは子どもたちには関係ない。

また、ルールの遵守についてのハードルが著しく低いことも人気の一因と言えよう。

 

幼稚園ママ編

サニーディ

 


こちらは、他のプレイヤーとのインタラクションもあるタイプのパズルゲーム。

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サニーディ

詳細はこちらから

bodoge-note.com

基本的には、「絵を合わせる」だけなので、子どもたちもプレイには支障がない

もちろん、勝つために戦略的にやろうとすると、意外に難しく、

この辺りの「できるけれど、難しい」、「単純だけれど考えどころがある」というところが、保護者受けがよい一因と言えよう。

また、何といってもこのビジュアルである。

女子ウケを誘う、フォトジェニックなビジュアルが、やわらかい雰囲気を醸し出している。

 

What's up

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What's up

こちらは、以前授業で扱ったことを紹介したメモリーゲーム。

モリーゲームは何となく、「頭を使った」気分になる。

(自分がメモリーゲームに弱いので、少し意地悪な表現になっています。)

また、このゲームは「裏側」を考えたり、他人の邪魔をしたりと、

ちょっとした思考要素も含んでいる点もウケがよい一因と言えそうである。

 

“ママウケ”に関して総じて言えることは、

・単純で子供とできる

・それでいて、考えどころがある

・ビジュアルがかわいらしい

 

と言ったところだろうか。

 

仕事から帰ると

仕事から帰宅すると…

妻と長女はソファーで爆睡である。

そう、

 

ボードゲームは疲れるのだ。

 

この疲労感は、表現しづらいのだけれど、

身体的には元気なはずなのに、ぐったりくる独特の疲労感がある。

 

それだけ、「考える」というのは、疲れる行為なのだろう。

 

ということで、「考える機会」を提供するという意味でも、

単なるボードゲームスペースでもなく、単なる塾や教室でもない、

新たな低学年向けの事業を4月にローンチすべく、現在、授業の傍ら構想を練っている。

とりあえず、今年度中は無料またはワンコイン程度で遊んでいただいて、

何がどのように効果的なのかを見極めたいと考えているので、

ボードゲーム」にご興味がおありの教育関係者の方、

「教育」にご興味がおありのボードゲーム関係者の方

金髪の塾講師にご興味がおありの方で、

手前どもにご興味の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください。

特に、幼稚園生のお子さんがいらっしゃる方は大歓迎です!

出張でのご対応なども承っております。

 

授業で扱ったボードゲームを振り返る

ボードゲームで成績は上がる!?

先日、保護者様より「最初は授業でボードゲームしてて成績上がるのかな?と思っていましたが、今ではボードゲームのおかげで成績が伸びたと思っています。」

とありがたいお言葉を頂戴した。

何とも嬉しい限り!

もちろん、「ボードゲームをするだけ」では、成績は上がらない。

教科の勉強の積み重ねがベースにあることは言うまでもない。

ただ、所謂「頭を使う」ということの形を作り、経験値を増やすことはできたのだと思う。

教科の勉強に際して、「取り組み方」の改善に資する部分があったと考えている。

 

また、説明書から読ませるという方法も功を奏したといえる。

「国語」となると、文章を「何となく」読んでしまう層は一定数いる。

しかし、ゲームの説明書を「何となく」読んでしまうと、一人だけ明らかにおかしな行動をしてしまう、のみならず、最悪の場合ゲームが壊れる。

実際に、文章の読み方に関しても、客観的に読む段階(レベル)を意識する細かい言葉遣いまで配慮する、といった点が少しずつできるようになってきていて、先週は洗足学園」の国語で80点オーバーが3名出現した!

ただ、やはりある程度の「継続」は必要で、少なくとも半年くらいは継続してやらないと効果は出てこないのかなと思った。

娘とも、週に1つをとりあえずのノルマとしてやれればいいなぁ。。。

 

ここまで使ったボードゲームを振り返る

12月からは、実戦演習期に入るため、ボードゲームは合格祝賀会までしばしのお預け。

ということで、ここまで授業で扱ったボードゲームを振り返る。

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ボードゲーム

 

工夫としては下記の通り。

論理的に考える要素のあるものを使う

場合分けが必要になるものを積極的に採用する

・5月からは、4週を「協力ゲーム」の週とする。

・30分以内で終了するものを中心に選ぶ

 

自分なりの改善点としては以下の通り

・「ダイス」「競り」「配置」など、もう少し体系的に整理してもよかった。

実施順については大いに最高の余地あり。

・本年度は人数が少なかったが、今後は人数による展開を考える必要あり。

・実際のゲーム中の場面に関する「フィードバック」の機会はもう少し多くてもよかった。

 

授業で扱った中で、私自身が好きなのは「マラケシュ」と「マスクメン」である。

マラケシュに関しては、こちらの記事をご参照ください。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

マスクメンに関しては、詳細はこちら。

ameblo.jp

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マスクメン

マスクメンは、「強弱」が最初から決まっていないという点がポイントだ。

理想的には、自分が多く持っている種類のカードを誰かが多く出して強くしてくれればよい。

しかし、そんなことは起こらない(笑)

そこで、どこでバランスを取るかという悩ましさを体感できる。

フレーバーやコンポーネントが楽しいゲームではないが、

しっかりと考えること、悩むことを体験できるよいゲームである。

 

DGベース始動

さて、受験生はいよいよ残り2ヶ月となりラストスパート!

そして、私たちは来年度に向けた準備も着々と進行中。

今年は、「口頭試問」の授業で実施してきたボードゲーム達。

来年度から、「口頭試問」の授業は「DGベース」と名前を変えて、

各教員が1週間ずつ担当する。

具体的な内容は、これだけで1記事になりそうなので、また次回へ。

中学受験のalternativeを目指して、DGはこれからもひた走り続けます。

中学受験講師がおススメするボードゲーム(幼稚園編part2)

パズル好きは遺伝するのか

今週はスペシャル特訓、来週は保護者会&新入生説明会ということで、最近は何かと家での仕事が多い。そんな最中、長女は「カタミノ」というボードゲームに絶賛ハマり中で、二人で黙々と机に向かっている。

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もちろん、決して仲が悪いわけではない(笑)

長女は、やり始めると比較的集中力を発揮するタイプで、とくにパズルなんかはご興味がおありのようである。

私は幼少期、パズルの上に平気で自分の下手くそな絵を描いてしまうようなタイプで、生まれてこの方、あまりパズルのようなものにハマったことはないのだが、妻は昔から大好きだったようで…。

長女は成長とともに妻に似てきているようだ。果たして次女はどうなるのだろうか。

 

今週やったボードゲーム

さて、家で仕事をしていると、息抜きがてら長女とボードゲームに勤しむ時間も多くなる。ちょっと長すぎてしまうのはご愛敬と言うことで、先週遊んだゲーム達をいくつか紹介したい。

随分久しぶりの連載タイトルである。なぜいまさらか、それは、書くテーマがないのである(笑)

 

ゆかいなふくろ

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詳細は例によって他に譲るとして、

coronavi.jp

簡単に言うと、3は3枚目を出した人が、4は4枚目を出した人が、…という風に〇に関しては〇枚目を出した人がカードを総取りするゲームである。

これ自体は、正直大人が心から楽しいと言えるゲームではないのだが、「子どもの成長を感じ取ることができる」という意味では楽しいと言える。

最初は、〇枚目を出すことだけに集中していた娘が、次第に大きな数に注目したり〇-1枚目を出さないようにしたり2枚出しをするようになる姿を見ると、

数の感覚に対する成長をしっかりと感じることができる。

幼稚園生の今の時期にはもってこいのゲームと言える。

本人も、ルールを完璧に把握し、少しだけ戦略みたいなものを自分で立てられるようになった実感があるらしく、リピート要求が強い。

 

サウマウマウ

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詳細はこちらから。

treeboardgame.blog.jp

カードの出し方は「UNO」に近いのだが、一等を予想させるというのがちょっと変わったところ。

この「予想」というのが、実は、私が子供に最も経験させたいところである。

予想は、「自分なりの考え」とも言えるし、もう少しかっこよく言えば「仮説」とも言える。

世の中で、「頭がイイ」と言われている人は、この「仮説」、すなわち「こうではないかな」という部分が優れているような気がしているのだ。

さて、前書きが長くなってしまったが、基本的には幼児なので、一番前に入る豚がそのまま一番になると予想しがち。

もちろん、そうならないようにこちらは計算して出すのだけれど(笑)

4回目くらいから、予想を出すタイミングをギリギリまで待つなど、長女の行動に変化が見られた。

時間はかかるのだけれど、確実にステップアップしていくのがこの子の持ち味でもある。私にはない点だ…(笑)

最後は、ここまでの私の出し方を真似し、長女が自分のもっていた豚に予想し、まくって見事にゴール。自分が勝ったことで、気分良く次のゲームへ。

 

デイサービス農園

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名前から想像できるように、高齢者向けに創られているもの。

saikoro-table.com

これも一度やったことがあるので、今回は対戦型の最難関ルールで挑戦。

「最難関」といっても、基本的には振った二つのサイコロのうちの一つを選ぶという行動は変わらないため、さほど難しくはない。

このゲームで面白いと感じているのは、一の目が出た回数が一定回数に到達すると終了するという時間に制限があること。

例えば、「6」の畑は6マス埋めることで決算となり、一つにつき6点という高得点が得られるが、6マス埋まることと、「1」の目が出てゲームが終わってしまうことのどちらが速いか、などを考えられるといいなと思った。

もちろん、まだそんなことまではできないのだけれど。

もう一つ。「ダイスをふりなおす」というゲームは多くあるのだが、

この「振りなおし」の作業は思いの外難しく、6年生でもきちんとできない生徒もいる。

そこで、振り直しよりも一つハードルが低い、「どちらを取るか」という選択式で、ダイスゲームになじんでくれればという狙いがある。

さらに、今回は、最難関ルールということで「交換タイル」が用意されている。

これは、「すべての目のタイルを取ると40点のタイルと交換できる」など、一定の条件を満たすと、交換タイルを取得することができるというルールだ。

これにより、より戦略的なゲームとなる…のだが…

なんと、負けたではないか。

うん、ダイスゲームなんてて運げーだから仕方ない(泣)

 

今、小学生がアツい

今年は、ラミーキューブの日本選手権で小学生が優勝したり。

broad.tokyo

オセロの世界選手権で小学生が優勝したりと、

www.sankei.com

ボードゲーム会では、小学生が大活躍の一年となった。

我が子が…とまでは言わないが、いつしかボコボコにやられ続ける日が来るのかもしれない。

子の成長は楽しみであるが、ゲームに関してはやはり負けたくない。

相克する感情に揺られながら、いつか訪れるかもしれない負け続ける日のために、親の威厳を植え付けておかなければ(笑)

 

 

 

 

塾講師主催!ボードゲームママ会

ママ会の準備はパパかい!?

昨日は、我が家でボードゲームママ会」を実施。

「ママ会」なので、私自身は参加しないのだが、ゲームの選定など頭を悩ませる。

基本的には適当な性格なのだが、どこかに何かしらの変なスイッチがあるらしく、

選び始めると…明らかに採用するはずもない60分以上の大箱やらの説明書を読み始めるなど、大幅な途中脱線をしながらも、何とか無事に選び終わった、のは丑三つ時のころ(笑)

もちろん、やりきれないであろう量を選定したのだけれど(弊社をご存知の方はご想像できると思いますが、基本的に何をやっても余りが出るスタイルです。)、

どれも好評を博していたようで、選者としては何よりであった。

(ここで選んだゲームは、枯渇しつつあるブログのネタのために取っておきます(笑))

そういえば、最近、購入代行のお話もいただくようになり、

いっそのこと販売を始めた方が早いのでは、なんて思ったり、思わなかったり。

さて、何が言いたいか。

そう。水曜日の更新が遅れた言い訳をここまで書いたのである。

 

ボードゲームママは教育ママか

最近、ボードゲーム「知育」というキーワードでいろいろなことが語られていた。個人的には、この記事がとてもまとまったいて、参考になると感じたので、リンクを貼っておく。

note.mu

以前、どこかでも書いたのだが、

「頭よくなるから、ボードゲームさせたい」

たぶんあまりうまくいかない(笑)

そもそも、「知育」なんてものは、何をやらせても基本的には成立する(塾屋の発言とは思えない。)

私個人的には、子供の好奇心をくすぐり、集中力をもって取り組むことができるものは、すべてが知育の教材だと考えている。

それが、TVゲームであろうと、漫画であろうと。

勿論、私自身が「ボードゲーム」に感じている特有の魅力はあり、それは所謂“知育”の側面から見ても存在するのだけれど、

殊に幼児期の教育においては、副次的なものに留まるように思う。

要するに、ボードゲームに限らず、知育教材を用いて、獲得された「論理的思考力」やら「社会性」やらというものは、「結果」に過ぎないということだ。

何よりも大切なのは、「好奇心」を出発点とすること。

そして、「好奇心」は子供の好奇心は当然大切であるが、「大人の好奇心」を出発点とした方が、「知育」としてはうまくいきやすいのではないかということである。

なぜなら、大人が「楽しい」と思えないものを提供する際には、「やらせる」という「使役」の視点が必ず介入し、それを子供はとても敏感に感じ取ると考えるからである。

また、「大人の楽しそうな姿を見せるコト」以上の、教科書はそう存在しないだろう。

親であれ、「教育」と言われるものを提供する側であれ、「本当に自分が楽しい」と思えるものを子供に伝えることが、基本的な出発点であろう。

もちろん、子供が自発的に興味を持ったもので、親が興味がないものはOKだ。可能性としては、高くはないかもしれないが、ある意味で望ましい形ともいえる。

 

大人の楽しいを準備する

獲得されたものは結果論に過ぎないと書いた。

しかし、教育を提供する側としては、「結果論」ではいけない側面もある。

これは、通常、ボードゲームを楽しむユーザーとは異なる点と言えるのかもしれない。実際、「ボードゲーム×知育」さらに、「中学受験」というカテゴライズの中で仕事をしている人は、それほど多くはないだろう。

授業の構成、ゲームの選定、イベントの企画、の際には、当然であるが、「結果から逆算」することになる。

例えば、説明書から読ませることで実戦的な読解力をつけることができるとか、コンポーネントに触れることなく、説明書だけからの情報から推測することによって“立体的な”読解力がつくとか。

他にも、実際のゲーム中の一場面を写真に収め、終了後、この時点の最適手を考えるとか、挙げ始めれば枚挙に暇がない。

この辺りは、純粋にゲームを楽しみたい方がから見れば、邪道と評されるところだろう。

まぁ、それはそうなのだろうけれど、「教育」なんてありがたい言葉は、本来そうなのだろう。

数学者にしてみれば、計算練習の算数は邪道だろうし、大経営者にしてみれば、無駄な授業は多く感じるのかもしれない。

とはいえ、大事なことは、「大人が意図をもって準備すること」だと考えている。

当たり前と言えば当たり前。

ただ、意外と「惰性」や「何となく」という理由がまかり通ることも多いのが現実ではなかろうか。

準備したからと言って、必ずしも子供にはまるかはやってみなければわからないし、

はまらない場合に無理強いするなどもってのほか。

その労力は一瞬にして水泡に帰すかもしれないが、それでも、意図をもって準備をすること。その意図の前提に、自分自身の「楽しい」があること

こうした当たり前のことを当たり前に継続できる環境でありたい。

 

子どもの意思を尊重すると酒量が減る!?

ゲーム会当日、ゲーム中に、どこまで柔軟に子供に対応するかという話題になったらしい(自分を通すことと我儘は似て非なるものですからねぇ。)。

「タイニーパーク」というゲーム中に、わが娘が4回目のふり直しをご所望

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(もう皆さまお分かりだと思いますが、)我が家では、当然にこの提案は粛々と却下される。

準備段階で、「最初から子供だけ4回ふり直し」などの柔軟性はOK。

ただ、途中でのルール変更は一切受け付けない。

(仮にどんなに泣こうとも…(笑))

それは、ゲームでも何でも同じ。

一昨日も、図形の線対称移動に悪戦苦闘の娘。

単純図形なら難なくクリアできたものの、方眼紙の中にある図形を複数、その向きまでケアしながら移動させるのは思いのほか、難しかったらしい。

まだ早かったかな~と思いつつも、やると決めたページまでは最後まで何とかやりきった。

途中、「じゃああと2問でイイ?」のような提案が娘からあるのだが、これも当然に却下。なぜなら、どこまでやるかは娘自身が決めたのだから。

4歳児であるから、自分の能力を客観的にみることなど絶対に不可能。ただ、そんなことは、はっきり言ってどうでもよい。現時点の自分の能力に鑑みて、その量が多かろうが少なかろうが、まずは決めるということ、そして自分で決めたことを遵守するということ、これくらいの年齢はこっちの方がずっと大切だろうと思う。

大人にできることは、自分が面白そうな素材を選ぶことその面白さを伝えること好奇心と集中力が続く限り付き合うこと子供であっても自分の言葉と行動に責任を持たせること、こんなことくらいだろうか。

とはいえ、「なんて面倒な問題を選んだんだ、1時間前の俺よ。」というのが本音のところ。何たって私の興味を駆り立ててやまない今宵の美酒がどんどん先延ばしになってしまったのだから。

 

塾講師が考える親が子供に与える影響

習い事協奏曲

東京では、幼稚園生にもなるとみんな「習い事」なるものに行き始めるようで、我が家の長女も今月から始めることになった。幼稚園生の習い事とは面倒なもので(こんな書き方をすると怒られますが)、基本的に保護者同伴。週に3つも4つも習い事があるこの場合、それだけで親御さんもさぞ大変だろうと思うのである。

そんな習い事の待ち時間は、当然親同士話すことになるのであって、

我が家の場合には、ご同伴のおばあさまと仲良くなったようである。

 

ボードゲームを進める塾講師

 

ここからの「あるある」なのは、

職業が中学受験塾であると話す

→あれやこれやと聞かれる

→質問には答えつつ、ボードゲーム面白いですよと言ってみる

という流れ。

この後は、概ね三パターン。

 

パターン1 ファッション面白そう

何それ?面白そう?教えてよ?と言いながら、実際にはそれ以上教育系の話やボードゲームには触れないパターン。

実は面白いとあまり思っていない。

 

パターン2 忘却の彼方へ

面白そう!今度教えてよ!と割と本気で思っているのだが、

「今度」の設定をいつの間にか忘れていて、「今度」が訪れないタイプ。

これ私です(笑)

いろんなことに興味はあるものの、記憶力の無さとものぐさが相俟って、

中々実現しないことが多い。

 

パターン3 難しいことわからな~い

受験トカ説明書トカ難しそうでわからな~いということで、話が終わるパターン

 

 別に、私たちの話なんてその程度のものであるから、これらのリアクションはある意味で正しいのだろう。こういう人たちを批判するつもりは毛頭ない。

ところが、今回の習い事では違うパターンが出現した。

 

「それ面白そうね。買っておいてもらっていいかしら?」

 

??

 

これは斬新なパターンだ。良いと思ったことを直行できる人は、率直にリスペクトに値すると常々思っている。

ということで、今度、田川がボードゲームをいくつか持ってご自宅に伺うようだ。

ここまででも十分新パターンなのだが、さらにさらに。

伺う時間はお母様のお仕事がお休みの午前中らしく、

「午前中だと子供いないけど、いいですか?」

とお聞きしたところ、

まずは、大人が楽しまなきゃ。聞きたい話もたくさんあるしね。」

とのご回答だったそうな。

子どもがいると、どうしても目線は子どもにいきがちである。

いや、それが自然だし、それでよいし、場合によってはそうあるべきかもしれない。

そんな中で、「まずは大人が」と言える感性は、端的に言って素晴らしい。

大人が楽しむ姿を見せることも、最良の教育と言えるはずだ。

言うまでもなく、「放置されている」要素が微塵も見当たらないことは付言しておく。

 

大人の興味のアンテナ

 相手方のこともあり詳細は書けないのだが、

長女と同じ習い事の子は三人兄弟の三番目。

一番上は某有名難関校に通い、二番目は現在、有名難関校を目指して受験勉強中とのこと。

どうしても塾講師という職業からこういう表現をすると、「すぐ子供の成績とかに結び付けるんだから」と、どこからともなく批判が巻き起こりそうであるが、

ここで言いたいことはもちろん「成績」のことではない。

周囲に「興味のアンテナ」の感度が高く、「行動力」のある人間がいることのあたえる効果である。

子どもは、望もうとそうでなかろうと、周囲の大人を鑑として成長していくものなのだ。

そして、日常の中でその子なりの「当たり前」が醸成されていく。

 

選択肢の多さ=Happy ??

以前、どこかで書いた気もするのであるが、年に何回か、「今日は行きたくない」と言って休む生徒が出てくる。

このとき話題に上るのが、「行きたくないと親に告げることが選択肢にのぼるか」である。DG4人衆の場合、選択肢にのぼらないらしい。なぜか。

瞬殺されるのは目に見えているからである。

私はこの仕事を始めるまで、「選択肢が多い」ことは幸せなことであると思っていた。

しかし、この仕事を始めて「選択肢が多い」ことが、ときに幸せではない状況を作り出すことを知った。

良くも悪くも、この選択肢の形成に多大なる影響を与えるのは親である。

どんなに放任主義で育てようとも、どんなに過保護に育てようとも、

その影響力に排除の余地はない。

そして、この影響力を完全にコントロールすることは実質不可能である。

親の考え方、習慣、行動は、子どもの中に蓄積し、選択肢という形で現れる

 

女の子はコワイ

「じゃあお前はどうなんだ」と言われれば、自分を他山の石とし、微塵も似ないことを切に願うほかない(笑)

ただ、一つ考えているのは、楽しそうな大人を見せること

自分はもちろん、その周りの大人も含めて。

我が家は決して広い家ではないけれど、よく色んな人が訪れてくれる。

このあたりは、鹿児島の文化もあるのかもしれない。

田川も酔っ払いの深夜襲来なども基本的にウェルカムである(我が家に来る人がいつもみんな酔っ払いというわけではない。)

今度、ボードゲームに興味のある幼稚園のママが数人我が家を訪れるらしい。

先日、長女が「引っ越したい」と言っていて、なぜかと理由を聞いてみると、

「友達が来るなら広い家がいい」

とのこと。先日お邪魔した生徒様の億ションがたいへんお気に入りのようだ。(それ以外にも、お招きいただく皆様は、それはそれはご立派な邸宅を構えていらっしゃるのです。。。)

「ちょっと難しいかな~」

というと

「そっか~。うちお金ないもんねぇ」

 

…。

 

億ションを買うかどうかは別にして

楽しいだけでなく、「お金ないからね」と言われない大人を見せることも必要だと思った。

DG万歳

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