塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

塾講師が鹿児島に帰省した話③

鹿児島2日目

全国の皆様から大変なご好評を頂いております、私の帰省シリーズ

『塾講師が鹿児島に帰省した話』

も早いもので③回目となりました。

読者の皆様は火曜日が待ち遠しくて仕方なくなってきたのではないでしょうか?

そんなことねぇよ、とか、いいから早く書けよという誹りは聞こえません(笑)

さて、そんなシリーズですが、今日は2日目から書いていきたいと思います。

さぁ、今日は何日目まで進むのでしょうか(笑)

 

母校は今日は雨だった。

 

2日目は生憎の雨模様でした。

残念。

そこで、子どもたちと移動することは早々に断念し、

一人で移動することにしました。

行き先は…

我が母校

 

鶴丸高校

 

大変な雨の中でしたが、当時自転車で駆け抜けていた通学路を、20年ぶりに歩いてみました。

まぁ、それは懐かしいに決まってますね(笑)

そうそう、私の通学路には、西郷隆盛像があるのです!

なんて贅沢な通学路だったのでしょう!!

歩いて40分ほどだったでしょうか、

母校に到着しますと、、、

なんと、

入試当日ではありませんか!

いやいや、そうでした。

入試日の視察に来たのでした。

いけない、いけない。

久しぶりの母校は、雨の中で、しかも入試日という、懐かしさを感じるには少しばかりイレギュラーな条件が重なりましたが、

それでも当時のことを思い出すには十分でした。

 

鹿児島中央駅には縁がない

そこから、せっかくなので「ニシエキ」ではなく、中央駅に歩いてみることにしました。

私は自転車通学でしたので、当時からあまり「ニシエキ」には馴染みがなく、

そういう意味でも、中央駅は全く懐かしくなかったです(笑)

 

さて、中央駅から帰る途中にこんなものを見つけました!

なんだかわかりますか?

 

 

この黄色い袋は「克灰袋」といって、降り積もった火山灰を集めて入れる袋です。

そして、この標識は、袋に入った火山灰を集める場所を指しています。

社会の教員としては、撮らざるを得ない写真でしたね。

 

そうそう、帰る途中で大久保利通像もあったので、

一応、撮っておいてあげました。

 

 

仕方なく。

なんで、こんなに大久保利通には冷たいのか気になりますか?

お近くの鹿児島人にお尋ねください(笑)

 

懐かしの天文館と新しい天文館

そして、ちょっと遅いお昼は以前、妻と訪れた

鹿児島ラーメン「我流風」へ。

鹿児島ラーメン、めちゃくちゃ美味しいんですが、

この美味しさには、懐かしさが多分に加味されているのではないかと一人考えたりしていました。

 

そして、「タカプラ」跡へ。

県外の皆様はご存じないかと思いますが、私が鹿児島にいたときの天文館の待ち合わせ場所と言えば、

「殺し屋参上」

https://dailyportalz.jp/b/2018/05/02/b/img/pc/image12.jpg

「タカプラ」

だったのです。

まさか、どちらもなくなる日が来ようとは。

 

タカプラの跡に建った建物に入ってみると、

なんと

めちゃくちゃお洒落な図書館が出来ているではありませんか!!

 

 

これは、自分が高校生のときに欲しかったですね~

タカプラより図書館でしょ!

あれ?そういえば、私、誰かとタカプラで待ち合わせしたことあったっけ?

まぁ、シティボーイには待ち合わせなんて不要なのです(笑)

 

 

鹿児島と言えば山形屋

帰宅後、夕食の鶏刺しを買いに、長女と山形屋に出かけました。

はい、鹿児島なのに「山形屋なのです。

三越が潰れた今、鹿児島のデパートと言えば「山形屋」ですね。

そこで、鶏刺しと刺身を買ったのですが、

長女が驚いています。

「魚がめっちゃいる!!!!」

 

そりゃいますよね。

ここ、東京じゃなくて鹿児島ですから(笑)

 

そういえば、魚だけでなく帰り道でこんな自販機も見つけました!

 

さすが畜産県!

 

とは思ったのですが、果たして5000円のステーキを買う方はいるのでしょうか?

そして、それはお得なのでしょうか?

まぁ、そんなことを思いながらも、授業のネタとしては素材抜群なので、きちんと写真に収めてまいりました。

 

今週の質問コーナー

なんと、ここまでで既に1500字を越えています。

これは、、、

あと2回は鹿児島ネタで行けそうですね(笑)

そうなると、内部生に頂いたお題が消化できないので、ちょいちょい回収していこうと思います。

今日は、昨日、奥地が書いていた「ちょい飲み」について。

私も上げるならあの二つですね~

仲イイ(笑)

ただ、それだとつまらないので、あと一件追加しておきます。

それは「とか食堂」というお店です。

tabelog.com

新館からも近く、おでんもありますので、まさしくお子様を待つ間のちょい飲みとしては最適かと思います!

ぜひぜひ、足を運んでみてください。

そういえば、明日は卒業生の保護者様やらデザイナーさんやら、ボードゲーマー仲間やらと飲み会です。

はたして、どんな飲み会になるのでしょうか(笑)

 

塾講師が鹿児島に帰省した話②

DGに求められるものはやはりマジメさ

先週から、リスタートしたDG教員ブログ。

もう早速、怪しい人も何人かいるものの、無事に全員が投稿を再開。

ご覧いただいた方からも、

「人となりが見えてきておもしろいです」

とありがたいお言葉を頂いて、感謝感謝です。

さて、先週、

ブログネタに困りそう

ということで、内部生の保護者様にGoogleフォームを送信!

何でもいいからネタください!!

とすがってみたところ、多くのお題を頂戴しました。

中身を見てみると…

予想通り!?予想外に!?

マジメなものが多かったです(笑)

やはり、我々にはマジメさが求められているんですね~

今年も「全方向に大マジメ」のキャッチコピー通り、

本流を我流で進んでいきたいと思います!

ブログネタをご提供いただいた皆様、気長にお待ちいただければと思います。

きっと、誰かが書くことでしょう(笑)

 

到着日

10年ぶりの実家!

懐かしい!!

と書きたいところだが、実は私はこの家には一度も住んでいない(笑)

私が上京後に、同じマンションの14階を買い直しているので、

私自身は、この部屋自体には懐かしさを持ち合わせていないのだ。

そうは言っても高校時代の3年間を過ごしたこのマンション、

なんと、

1階にはスーパーが入っている。しかも、深夜1時まで営業。

 

何この条件!

 

私が住みたいくらいだが、呑兵衛にはやや危険な立地だ(笑)

 

さて、帰省当日、家に着いたのは9時半くらいであったが、

実家で私たちを待ち構えていてくれたものは、、、

 

鶏差し

きびなご

魔王

 

ついて早々に、これでもかというくらいに鹿児島感に襲われた!

まぁ魔王の小瓶1本くらいはすぐに無くなるわけです。

飲み方ですか?もちろんロックですよ!(笑)

 

1日目

初日はフェリーに乗って桜島に行くことに!

仕事ですから。

もう一度繰り返しますが、仕事ですから!!

まずは、フェリーのうどん。

これ、県外の方はご存じないと思うのですが、鹿児島県民のソウルフードなのです。

また、私は両親が鹿屋市の出身で、本籍地は未だに鹿屋市にある。

鹿児島市から鹿屋市に移動する際は、このフェリーを使って移動することになり、

幼少期はよく口にした本当に懐かしい味だ!

 

しかし、我が娘たちには、

「うん、まぁ、うどんだね」

と言われてしまう始末…。

まぁ確かにうどんはうどんなんだけど(笑)

 

やはり人は五感に色々な感情を乗せているのだと改めて実感させられた。

そういえば、

桜島は通過したり、

小学校時代にソフトボールの試合をしたり、

高校時代にマラソン大会で走らされたりしたことはあったが、

観光したことは一度もなかった。

そういう意味では、教材作成のための写真撮影はとても楽しみであった。

教材作成のための写真撮影

 

まずは、コンビニの看板!

茶色ですね~

 

そして、活火山ならでは足湯!

火山の力を身をもって感じられます。

 

さらに、「水無川

噴火した際にはここをマグマが通るのだとか。

 

 

展望所からの眺めは、それはそれは雄大でした!

 

無事に桜島から帰ってくると…

なんと、我が姉妹は遊び足りないということで公園へ

(マジかよ…)

 

鹿児島駅もすっかり変わっていました。

右手に見えているのは我らが「南国バス」。

そういえば、福岡はバスでの移動が多いという知識を問われた入試問題が出題されていたのを思い出しました!

 

 

公園もほどほどに、やっと帰宅(笑)

私はひとり、スーパーに繰り出してみると、

普通に

鶏刺し

きびなご

が売っていました。

しかも安い!!

さすが、鹿児島!!

(ちなみに、鶏刺しには鹿児島県独自の基準があるそうです。)

 

質問にも答えておかねば

ということで、今回は到着日&初日の様子をお伝えしました。

まだまだ、書くネタが尽きずに安心(笑)

さて、せっかく頂いたブログネタなので、記事にならないまでも一つ答えておこうと思います。

それは、

 

「なぜ、机がカラフルなのですか?」

 

というご質問。

 

その答えは…

 

続きはこちらから。

 

結論からいうと思い付きです(笑)

 

塾講師が10年ぶりに鹿児島に帰省した話

帰省は突然に

コロナ禍の影響もあり、気がつくと生まれ育った鹿児島に帰省することなく10年の月日が経過していた。

えっ!?コロナって10年前からあったっけ?

と思った皆様、

そんな小さなことに囚われてはいけません(笑)

兎にも角にも、突然に帰省してみようかと思い立ち、10年ぶりに鹿児島の地に足を踏み入れたのは、紛れもない事実なのですから。

一応、名目上は病気に罹患した母を思ってという、

実に孝行息子っぽい建前にはしてあります(笑)

 

新幹線は酔いやすい?

3日前くらいに、突然帰省することになったので、飛行機の空きはなく、

新幹線を利用して移動することに。

今回は、上の二人を連れての帰省となった。

注) 長女:オハナ 次女:ゴンゴン 三女:ピカリン

 

周囲からは、

「子連れの新幹線、大変だったでしょう?」

と言われたのだが、いやいや

至って快適!

東京が始発であるため、3人とも自由席に座ることができたし、

あとは乗り物が勝手に我々を運んでくれる。

そして、何よりも

新幹線は酔わないのだ!

私、末廣にとって乗り物酔いは人生最大の敵!

幼少期からブランコをはじめ、ありとあらゆる乗り物に苦しめられてきた。

その私が、新幹線には酔わないのである!

といっても、新幹線に乗りながらのビールは旅路の楽しみの一つであり、

その意味においては、酔っているのかもしれないが(笑)

 

東海道新幹線は教材の宝庫

我が長女「オハナ」も、気がつくと新4年生。

中学受験生の入り口に立っている。

中学受験生と、社会の講師が隣に座りながら東海道を走っているのだから、

即席の社会の授業が始まらないわけもない(笑)

といっても、そんなにたいそうなものでもなく、

川の名前を確認したり、石油化学コンビナートを見たりとまぁそういうことが中心の可愛いものだ。

なんたって、こちらは飲んでるのだから(笑)

とはいえ、オハナは算数の宿題を広げていたり、次女ゴンゴンもスマホを見ながら漢字らしきものを書いている。

遊んでるのは私だけじゃないか!

いや、大人の特権というべきか。

 

20年前の鹿児島ではない

さて、博多での乗り換えもバッチリ決まり、いよいよ鹿児島に到着!

西鹿児島駅に降り立つ。

いやいや、今は「鹿児島中央駅」ですね。

未だに「ニシエキ」から、私の頭の中はアップデートされていない。

なんたってこの景色!

私の知る、ニシエキのそれではない。

 

写真撮影もそこそこに、娘たちのたっての希望で、路面電車で移動することになった。

私にとっては、過去の記憶の中のありふれた一つに過ぎないものも、

彼女たちにしてみれば、ハリーポッター」の世界らしい。

電車の中で聞こえてくるイントネーションは、

10年ぶりの時を感じさせないほどに、身近でそれでありながら、

ちゃんと懐かしさを感じさせてくれるものであった。



さて、これ以上書くと、次週以降のネタに困るので今回はここまでとして、

次回、鹿児島での日々について書いていこうと思います!

あっ!保護者の皆様にネタを募集したところ、

臥薪を待つのに丁度いい烏山ちょい飲みグルメ」というお題をいただきました!

ありがとうございます。

こちら、必ず書きますのでしばしお待ちください!

 

女子専門塾の教材が麻布に的中した話

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解くのも楽しい

先週水曜日、無事に新設イベント「登竜門特訓」も終了!

そうかと思えば、あっという間に春期講習がやってくる!

お陰様で、新年度からのご入会されるお客様もいて、結局、なんだかんだであたふたしています(笑)

というものの、やはり直前期に比べれば時間に余裕はあるもので、

子どもたちとボードゲームをする時間もまた増やしていきたいと考える今日この頃です。

さて、時間に余裕が出てきたこの時期の楽しみの一つが

 

「入試問題を解くこと」

 

やはり入試問題は学校の顔

先生方が1年かけて作られた良問が多く存在します。

もちろん、今年の生徒が受けた学校や、来年度の生徒が志望する学校を中心に見ていくわけですが、どうしても気になるのはやはり「御三家」と呼ばれる学校の問題です。

そして、女子専門塾のDGですが、男子御三家の一つ麻布中学の問題を見てみると、、、

 

なんと、

 

理科の問題に

 

DGの「SHIKOU」の教材が的中

 

しているではありませんか!

これは作問者としてはちょっと興奮する出来事ですね!!

そうです!作ったのは私です(笑)

ということで、ちょっと詳しく見ていきたいと思います。

問題はこちらからどうぞ!

https://inter-edu.s3.amazonaws.com/edunavi/wp-content/uploads/2022/02/azabu-sci-2022-01.pdf

ちなみに、女子専門塾なので誰もこの恩恵を受けることはありませんでした(笑)

 

揚力が的中

理科の第1問は「揚力」についての出題でした。

もちろん、「揚力」自体は既習範囲ではないので、しっかりと誘導がついてきます。

 

例えば、麻布の問題のこの写真!

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そして、DGの教材がコチラ!

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このように揚力についてしっかり説明した後で、その理解を運用する問題を出題しました。

 

次に、ヨットについての麻布中の出題はこちらです。

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これに関連するDGの問題はコチラ!

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若干問題のテイストは異なりますが、どちらもヨットの進行方向について考えさせる問題です。

 

もし、この問題を事前に解いていて当日を迎えていたら、きっと試験場でガッツポーズしていたことでしょうね!

 

2問目はUMAMI

では、麻布中額の問題を早速見てみましょう!

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次に、DGの教材のリード文です。

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ちなみに、この設問の前に、「発酵」「腐敗」の違いについても説明しています!

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こちらは、出題自体はやや異なりますが、この回の「SHIKOU」の教材では、広く「発酵」について出題しました。

後半の計算問題以外は、的中したといってよいと思います。

何よりも、「聞いたことがある」という事実は、緊張しがちな試験当日において、安心感を抱くことは間違いありません。

 

「SHIKOU」って何?

ところで、「SHIKOU」って何?

と思われた方もいらっしゃるかと思います。

DGでは、塾内模試において、

生徒の思考力を測定すべく「SHIKOU」という科目を実施しています。

この科目では、「準備授業」で新しい知識や考え方を受験生に示し、その後、一定の解答時間を与えた後、一人ずつの解答に至るプロセスや追加質問を口頭で確認していきます。

準備授業が70分程度、一人一人の口頭試問が45分程度です。

はい!そうです!!

めちゃくちゃ時間がかかります!

教員4人で回しても1時間に4人しかさばけませんから(笑)

朝7時から始まるテストですが、夕方の終わるころには教員はへとへとです。

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それでも、やり続けているのは、やはりこの形式にとても強い意味を感じているからです。

というのは、この試験、「考える力」の差がはっきりと表れてきます。

「考える力の差」というよりは、「考える経験値の差」という方が正しいのかもしれません。

この問題では、基本的には小学生が知らないであろう事項を中心に扱うため、知識的な部分に関して、通常のテストのように日頃の学習で積み上げることは難しいです。

いかに初見の知識、考え方をその場で理解し、目の前のケースに適用、応用するかが問われていきます。

出題内容は、作業系の問題もありますし、文章を読み解くことで進めていく問題、試問室で突然出題される問題と、まさに百花繚乱です。

結果として、二年連続で共立女子の合科型での合格を頂くこともできました!

 

今年の生徒はどうかな

進路指導においては、この「SHIKOU」の成績を見ながら、どういう出題傾向が合っているのかを見極めることもしていきます。

もちろん、出題傾向は最後の最後、進路指導においては、ご本人と保護者様のご意向を最優先でご案内することは言うまでもありませんが。

今年の6年生が初めてこの「SHIKOU」に立ち向かうのは4月29日。

さて、今年の6年生は得意かな?苦手かな??

 

田川富美子とはこんな人だ

奥地からみた田川

女手一つで1男3女(うち1名大人)を育てる肝っ玉母ちゃん。家事に育児に仕事に、24時間はたらき続けてもなおパワフルでありつづける逞しさはどうしたら身につくのか不思議で仕方がありません。
ボードゲームでは平凡でパッとしない手を打つにも関わらず気づけば圧勝するが多いのは、他2人(さくらいすえひろ)が技巧的な手を狙う割に当たらないことが多いからでしょう。人生も同じ。周りは勝手に自爆していく、王道を生きるのが一番だと再認識させてくれる方です。

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櫻井からみた田川

愛ある人。生徒・保護者・家族の全方向に気を配ることができる、三面六臂の大活躍。

生徒からの信頼が厚く、頼れるお姉さん(?)的な存在となっている。

平日の時間のほとんどを他者(主に三姉妹)に捧げている上、DGの仕事においても彼女にしかできない仕事がかなり多く、どこにいても常に忙しそうである。正に常在戦場。

起きている時間のうち、ワンピースを観ている時間以外はいつも辛そうにしている。

これを愛と呼ばずしてなんと呼ぼうか。

また、空手の有段者で、DG随一の武力の持ち主。健全な肉体に健全な精神が宿った好例である。

果たしてその精神は娘たちに引き継がれているのか、将来が楽しみである。

ゲームでは、視野の広さを生かし、他の誰もが気づかないような手を用いる。序盤は目立たないように動き、終盤に大逆転を巻き起こした例は数知れず。酒場を12個並べての勝利は未だに忘れない。

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末廣からみた田川

火の国の女の遺伝子を色濃く受け継ぐ女史。娘たち、生徒、お母さま等、DGを取り巻く女子たちを一手に束ね邁進する姿は正しく「コンピューター付きだがお構いなしに動くブルドーザー」。「DGのアマゾネス」。

面談5時間、出産当日のオンライン添削、合格者祝賀会での父親へのお説教など、DGでの強烈なエピソードには事欠かない。仕事、家庭、子育てに全力投球。「ライフワークバランスなんて全部やれば関係なくね?」といった、昭和の精神を持ちながら令和の時代を生きる姿は、まさしく現代を生きる母親像のニューノーマル。お母さま方からの熱烈な支持を受ける。

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末廣泰翔とはこんな人だ

奥地から見た末廣

世田谷の論破王。しかし彼の一番強みは議論でも詭弁でもなく意思の強さだと私は考えております。某漫画の言葉を借りて、強さを「自らの意思を望む通りに実現する力」と定義するならば彼の強さは東京一と言って良いでしょう。
意思が強く芯があるのはとてもいいことなのですが、そこはせめて仕事の分野だけにしてもらって、私が青椒肉絲(彼の苦手なピーマンが入っている)を注文しようとするのを邪魔しないでください。

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櫻井から見た末廣

力ある人。日々進化し続けるDGの動力源であり、正に百万馬力。

DGが進化するときは、だいたい彼が何かを動かしている。

そんな彼の動力源はお酒。血液型はA(アルコール)型と思われる。飲んでは動き、動いては飲んでの永久機関が形成されている。

出来ることと出来ないことがキッチリ分かれている、デジタルな人。(例:社会⇔理科、仕事⇔家事)。

近年はボドゲマイスターやデザイナーなど、出来ることが着々と増えている。自分自身の進化も忘れない。

一方、自力で生きていく力に関しては最も少ないと思われる。外部の人に積極的に働きかけ、仲良くなるのが得意なのは、一人っきりにならないための生存戦略なのかもしれない。

ゲームの手は一方向に突っ走る印象で、それが大勝につながるときもあれば、逆に大敗につながることもある。勝因/敗因がハッキリしているため、感想戦も明確。

私とは異なる思考でプレイしているはずなのに、なぜか手がかぶることが多い。不思議。



田川からみた末廣

仕事でも家庭でも良きパートナーです。付き合い始めて17年になる・・・。
彼に出会って、「成績がいい」と「頭がいい」のいは違うと体感させられた。
とにかく論理的に物事をとらえ、通常の人とは切り口、視点が違う。
話術も高く、今は全開ではないが、覇王色の覇気を潜在的に感じさせるオーラがある。
本人は自分のことを『陽気なおっちゃん』と思っているが、隠そうとしても隠し切れない気難しさや、切れ者感がある。家ではずっとしゃべっている。24時間365日一緒にいるが、話していて面白いし、目からウロコなアイディアや発想が常にある。
人口比少なめの「0から1を作れる人」であることは間違いないだろう。
常に新しいことを探し求め、実戦する推進力には毎度毎度感心している。
周りを巻き込みながら、開拓していく姿、夢を語る姿は会社の操舵主 兼 航海士としては最高の人材である。でも、通常の人と良くも悪くもずれているので、凡人の感情や思考を理解してくれず、イラっとすることもしばしば。
夫婦喧嘩では17年連敗続きである。
死ぬまでの隠れ目標 → 「私がいなかったら・・・と心から感謝してもらうこと」

昔、母に「なんで父と結婚したのか」と聞いたら、
「この人とだったら『何も無くなっても何とかなるかも』と思えたから」と聞き、
「好きだから」じゃないということに子供の頃はショックを受けたのだが、
今なら「好きの次元じゃない」と思える。
私も彼には同じなのだと思う。理屈じゃなくて遺伝子レベルで尊敬している人物だ。

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櫻井文暁とはこんな人だ

奥地からみた櫻井

大学の同期。縁もゆかりもない学科、お互い引きこもり体質の陰キャでありながらここまで一緒にいられたのは一重に彼の懐の広さと運と私の剛運によるものであります。
中国の三国時代、「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる」は呉の皇帝孫権の言ですが、「私(奥地)にはサクライがいる」と言える人物であります。ただ、自己主張が控えめで滅私な高潔漢なので、未だに私は彼が櫻井なのか桜井なのか分かりません。f:id:dg-daiyo:20211023100628j:plain

末廣からみた櫻井

日本海に面した秋田県に育ちながら、一切の魚を口にせず、日本酒も嗜まないという稀有な存在。辛い物も魚と同様、一切口にしないが、その分、糖分には目がなく、今日も「頭の栄養」と称し、膨大な量を摂取しながら生徒と対峙する。算数の途中過程など理系的な面には一切の妥協を許さないが、お化けが怖いなど非科学的な面では弱みを発揮するギャップも彼の魅力の一つ。ボードゲームでは、私(末廣)と手が被ることが多く、彼の隣には座りたくない(笑)子供好きで丁寧な対応に定評がありながら、奥地の小ボケをスルーし続けるというドライな側面も。DGで唯一スーツで仕事をする男。そのスーツの下には何が隠されているのだろうか。

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田川からみた櫻井

頭脳明晰で「ほどほど」という言葉を知らない研究肌の人間。
日常のあらゆる場面で論理的に考えて行動をする様子は、自分の頭の出来とは違うものを感じる。
4人の中で一番の子供好きであるが、初対面ではあまり笑わないため誤解されることが多い。
彼の表には出ない優しさに気が付いたときは、卒業間近という生徒も少なくない。
気難しく、融通が利かない部分はあるが、そこには生徒への愛が存在するのだ!
あまり感情の起伏がなく、表に彼の感情が表れることはあまりないのだが、
彼は決して最後まで生徒を諦めず、生徒の合格を諦めない熱血漢である。そして、私は思う。絶対に塾で随一の「変わっている人」だ。仕事をするときのBGMはマイナーな「びじゅチューン」。
カラオケではちょい古いアニソンというアニソンを熱唱。
「え~!!」と言いながらもマイクを受け取り熱唱する彼のマイクの持ち方は、
朝7時から30分10円の一人カラオケに通い詰めるだけのことはある!
彼はまだまだ謎多き人物。
今後の彼との人生が楽しみです!

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