塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

「やる気」何の気、気になる気♪

先日、教え子の兄弟が大学全落ちしたと聞き、浪人の間どうするのかなと案じていたら、

なんと、スタディー○プリ」+「武○塾」にすると言っていた。

間髪入れず、「二浪おめでとう」と返した。

 

だって、

勉強習慣がない、

口先だけ、

自制心ナシ

トリプルパンチの効いた悲劇のヒーロー気取りさんのその選択って、金をドブに捨てていることと同じでしょ?

もはや笑うしかない。

 

そこで思いついた!

私もお世話になった、北○備 小倉駅寮付きでぶち込んでしまえ!!!

さぁ、どんな選択をするかな・・・。

 

ちょっとね~。18歳ってこんなだっけか?

全落ちして、頭を抱え、絶望感を感じるまでは私にも覚えがあるが、

1年は「欲」を断ち、修行僧のように勉強をしようと固く決心するのではないか?

1年で見返してやる!!とか思って1年後の受験に対してすでに行動を起こすでしょ?

私はそうだったぞ。

今思えば、かなり勢いだけで空回っていただろうが、若気の至りというか、

18歳の無駄に暑苦しい感じ?!

空手部魂の暑苦しい感じ!?

 

少なくとも、全落ちを親のせいにして不貞腐れて、

ギター弾きながら閉じこもっている暇はない!

車の免許に、バイト??一人暮らしをさせてくれ?

いやいや・・・・・どんだけ頭ん中、お花畑なの?

 

センター国語が高3の夏に20点台だったくせに、文系バカにして文系だったら東大文一行けるとかホザくし、もう笑うしかない。

悲劇のヒーローごっこもいい加減にしたまえ!

自分の子だったら、もう幾度となくあの世に送っているであろう。。。

さて、その子の選択は次回にでもご報告しますね~。

 

 

 

映像授業を見ない?アタボーよっ!!

コロナウイルスの影響で塾も休講ばかりで、映像配信で親に丸投げというケースも多いようですね。

スーパーで小耳にはさんだ、「子供が映像授業の配信を見てくれない」という愚痴。

思わず、アタボーじゃんと囁いてしまった。

(聞こえてないよね?💦)

 

学習習慣、自学自習、時間管理の3拍子が完璧だというスーパー小学生がいたなら成立するだろうが、そんな子いないでしょ。

それか、その3拍子を完璧にサポートできる一流秘書レベルの母が張り付いているか。。。

どのみち無理だ。

そんな母がいたら、子供に張り付いていないで、どこかの社長秘書をして、稼いでもらってその役を我がDGに回していただいた方がwinwinだ(笑)

 

しかも、その動画は見たらOKなのか?

ある生徒が、学校から渡されているPCで動画を見たか管理されているが、動画を流しながら横で任天堂switchしていたと白状した。そんなものだ。

 

塾もそうだが、授業終わって、ハイさよなら~でできるようになる子なんていないと言っていいだろう。

どんなに素晴らしい授業をしても、どんなに素晴らしい教材を使っても、間違った問題のやり直したり、考え方や導き方を明示して指摘され、整えるという過程を大切にしないと成績は安定しない。そんなことがどの家庭でもできるということはあり得ない

細かい解説を熟読して勉強できるほどのスキルも抽象化も小学生には難しい。

小学生に映像授業や通信教育で事足りるわけないのだ

 

最近はAIを取り入れたとハイジが宣伝しているが、それも、子供の心理やテンションの波とかには対応していないでしょ?AI使って効率よいプランを提示されたところで、履行するのはまだまだ精神的に未熟な小学生ですよ?

授業中にその教室にいるだけのお客様になっているであろう子どもは星の数いるでしょう。

それは即刻対応しないと、お布施の額は跳ね上がっていくばかりですよ

 

 

しかも、それを「やる気」のせいにしている親に声を大にして言いたい!!!

 「やる気」なんて幻想だ!

    そんなものはない!!!

 

 

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立体パズルを無心でやる子供たち

親との面談でピクッとなってしまうキーワードその①「やる気」

大半の大人はわかっていない「やる気」というワードの意味のなさ

 

「やる気→行動」ではなく

「行動→作業興奮→やる気」

なのだ。

「子供のやる気がなくて」とか「やる気が出てきたら~」とか、何夢みてんねんっ!!

やる気は後からついてくるものであって、先にやる気があるわけない!!

習い事とかで、水泳習いたい!!やりたい!!は興味関心であって、やる気ではない!

だから、子供の「勉強やりたい」を待っているなんて愚の骨頂☆☆

 

今までの人生で「めんどくさい」、「やりたくない」と思っていたのに、いったんやり始めると気づけば1時間、2時間集中していたなんてことありますよね?

それ!それが、いわゆる“やる気”なの!

 

たま~に「どうしたらやる気を出してくれますかね?」「受験する気はあるんですかね?」とか言われるが、

答えは

「受験する気はあるが、勉強への『やる気』はない。」

なのだ。

 

アニメの世界をイメージしているのかな?

それとも下克上受験のドラマのせい?

みんながみんなハチマキ締めて、カリカリ勉強するなんて、なのだ。

そうなるためには、そうなるだけの持って行き方がある。

(→それは別で公開)

 

やる気を出してほしいなら、しばらくは親も子供も我慢してとにかく行動するのだ。

勉強で言うなら、問題を解きまくるor解かせまくるってことだね。

 

きちんと理解しているとかしていないとかではない。

本質が分かっているとかいないではない。

 

手取り足取り、ほぼ解答に近いようなヒントを出してでも最初は作業興奮なのだ。

そんな中で、

こんなにたくさん解いた

頑張った。

という達成感や充実感を感じ、

いつの間にかやる気のようなもの=「楽しさ」

が出てきたりするのだ。

 

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立体パズルをやったら説明書作成

だから、ありもしない「やる気」を待っているだけの保護者さんは時間の無駄。

そんなことより、そういうことを考えて指導してくれるところを探す方がコスパいいよ。

「やる気」を信じている方には是非うちの臥薪嘗胆のボランティアをしてほしいな。

 

でも1日じゃわからないよ。私もここの境地に行きつくのに何年かかったかな。

主人曰く、勉強がある程度できた人や体育会系ノリの人が陥りやすい錯角らしい。

教育業界で働いている人の中でも、まだまだその境地に達していない人も多いと思う。

たくさんの子どもを相手にしていても、数年はこの「やる気」という魔法が消えない。

 

況や、親をや。

このブログを読んで、少しでも「やる気」という魔法から覚めてほしいものだ。

 

 

→→面談でピクッとなってしまうキーワードその①ということは

  その②もあるのだ~それは次回~

先んずれば引っ越しを制す・・・はず

最近暖かくて過ごしやすい日々が続いております。

日中はもうジャンパーも必要ないかな、と毎日思っていますが、それでもまだ夜は気温がぐぐっと下がりますので、帰りのことを考えるとまだ防寒着を手放せないでいます。

 

 

さて、私事なのですが、今月下旬、上京以来長く住み慣れた市を離れ、23区内に引っ越すことになりました。

で、今月に入ってからずっとその引っ越しの準備をしているのですが、これがまたとても大変です。

 

まず、本棚からあふれた漫画本をネット買取に段ボール6箱分送ったのですが、それでもまだまだ残り多く、追加で6箱送ることになりました。一度本の整理をしなきゃ!と思ったこともあるのですが、この本はもう一回読むかも・・・という考えが脳裏をよぎると、なかなか捨てられないですよね・・・!

次は粗大ごみ。これも引き取ってもらいたいものがたくさんあったのですが、市のルールで、1回の引き取りで10品までしか持って行ってもらえないことになっていました。結局2回に分けて合計20品を回収してもらったのですが、それでも出し切れなかった粗大ごみはそのまま新居に持ち越すことに・・・。

 

まぁいろいろあった引っ越し準備ですがいよいよ佳境を迎え、細かい生活雑貨をまとめたり、取れにくいよごれを落としたりしている段階です。

この段階になると、日に日に部屋がきれいになっていくのがわかります!

特に油汚れのついたガスコンロ周りは、洗剤で磨くとピカピカ度が全然違いますね!

 

 

掃除を後回しにして損したこと

さて、今回の引っ越しで思ったことがあります。

賃貸物件で生活するならば、いつか引っ越す日が来ます。

その直前になってから急いで引っ越し準備をしたとすれば、これには2つの損があります。

 

1つ目は、猶予のない状態で作業をしなければいけないこと。

退去の日までを見越したギリギリのスケジュールを立てていると、最後の方になって急にやらなくてはいけないことが出てきたり、多方面のことを同時進行しなくてはいけなくなったりして、かなり慌ただしい引っ越しになります。(なりました。)

 

2つ目は、きれいな部屋で済む機会を失うこと。

先に掃除をしておけばきれいな部屋で生活できたはずなのに、掃除を後回しにしたことで、要らないものがたくさんある、よごれた部屋で生活することになります。(なりました。)

このゴミ出しや清掃を、もし1年前にやっていたとすれば、この最後の1年もきれいな部屋で生活できていたのになぁ・・・、と、ほこりまみれになりながら掃除をしていて思いました。

 

これから新居でまた新たな心持ちで生活を始めることになりますが、次のときにはもっと落ち着いて余裕のある引っ越しができるように、今の気持ちを忘れないでいたいものです。

とりあえず、粗大ごみの引き取りの予約をしなきゃ・・・。

 

こじつけのようですが、算数の話

さて、この話をむりやり勉強にからめると、算数には小数・分数がありますよね。

今は4月。この春から受験を志し始めた受験生もいることでしょう。

そんな人に聞いてみたいのは、小数・分数の計算は問題無くできますか?ということ。

 

この小数分数ですが、先を見越すと、受験直前期に小数分数の計算ができない受験生は(ほぼ)いません。それまでには(ほぼ)必ずできるようになっています。

なぜなら、受験に必須の計算方法だからです。

 

算数には、面積の問題だったり、速さの問題だったり、色々な『単元』があります。

単元ごとに問題のとらえ方だったり、解くためのアプローチが色々違ったりしますね。

でも、どの単元でもほぼ間違いなく必要になるのが小数と分数です!

例えば円の計算で使う円周率は小数ですし、速さの単位変換には分母が60の分数が必要になることがあります。

 

 

これまで塾で見てきた生徒たちは全員、必ずできるようになって受験に臨んでいます。

 

 

とはいえ、小数分数を見た瞬間から完璧に計算できる人なんて、一握りの天才くらいしかいません。

誰もが、小数分数が計算できなかった時期があるはずです。

つまり、受験生全員が、『小数分数の計算ができない状態』から、『小数分数の計算ができる状態』へと移り変わっていったということです。

 

計算問題ですから、ある瞬間パッとできるようになることはありません。

ですが、いつか必ず『できる状態』になります。

 

 

 

つまり、何を言いたいかというと、

どうせできるようにならなきゃいけないのだから、早いうちにできるようになってしまおう!

ということです。

 

例えば、4月に分数の計算ができるようになったA君と、6月に分数の計算ができるようになったB君がいるとしましょう。

B君は、4月と5月には分数の計算ができませんから、その間に出てきた『分数を用いた問題』(おうぎ形の面積の求め方など)を理解することができません。

すると、B君は夏期講習の時点で初めて『分数を用いた問題』を理解することができます

が、一方でA君は、4月と5月の『分数を用いた問題』を理解することができます

するとA君は、夏期講習ではより先に進むことができます。

 

さらに、受験勉強の開始が遅れて、11月になってから分数の計算ができるようになったC君がいたとすれば、C君には『直前期にあらゆる単元を無理やり詰め込まなれば間に合わないコース』が待っています。

 

まぁ、これは1つの例えですから必ずしもそうとは言えませんが・・・。

 

 

どうせできるようにならなきゃいけないのですから、

小数分数は早めに手を打った方がいいよ!

というお話でした。

 

あと単位変換も!

 

 

 

さて、偉そうにこんな文章を書いた私ですが、引っ越しをうまくできていないという負い目があります。ですので、今後は心を入れかえて、こまめに本を捨てたり、強い汚れを残さないように心がけて生活したいと思います。

問題はこの心がいつまで続くかですね・・・_(._.)_

 

春、根を張る季節

新しい元号『令和』と決まりましたね。

いよいよ新しい時代になるのだな、と不思議な感覚でいます。

私は一応31年前に昭和と平成をまたいでいるのですが、当時はまだ幼かったものですから、その記憶はまったく残っていません。

きっと当時の大人たちも、元号が変わることに新しい時代を感じていたことでしょう。

・・・と思ったのですが、昭和の終わりは新年明けて間もない頃、昭和天皇崩御によるものですから、今回ほど明るい様子では無かったでしょうね・・・。

生前退位システムの方が、明るくていいなと思いました。

 

春期講習を終えて

当塾の春期講習が、昨日終了しました。

塾生の皆さんお疲れさまでした。

 

春期講習では、5年生・6年生ともに、2月と3月の学習内容の振り返りをしています。

 

5年生計算の基本小数分数、さらに割合の問題速さも少々。

4月以降は速さ平面図形立体図形、と次々に新しい単元を勉強していきますが、どの範囲でも必要になるのが小数・分数の計算

どんな算数の問題にも、基礎計算力は絶対に必要です。

 

例えば、円の面積を求めるときに、3.14のかけ算を絶対間違えないレベルの計算力があれば、あとは公式を覚えて立式できるようになるだけで大丈夫なのです。

もしこの時点で小数の計算があやふやだと、せっかく立式できても×になりますからね。

Aさん「円の面積は半径×半径×3.14だから・・・、3×3×3.14を計算するだけだ!

Bさん「円の面積は半径×半径×3.14だから・・・、3×3×3.14は・・・小数のかけ算ってどうやるんだっけ?

もしこの計算で間違えたりすると、もったいないですよね!

今のうちに、小数と分数は正確に計算できるようになっておきましょう!

 

6年生は、2・3月で全単元一通りの基礎部分(割合の基本、速さの基本、平面図形の基本など)を学習したので、春期講習はそれらの補強を行いました。

例えば速さの単元であれば、4月以降に旅人算、通過算などの応用範囲を学習していきます。

その際、2月にやった速さの基本は必ず使いますから、抜けもれの無いように春期講習でおさらいをしたことになります。

忘れている公式があった人は、4月以降の本番範囲が始まる前にしっかりおさえておきましょう。

 

 

ということで、4月以降の学習を円滑に進めるための根っこの部分成長させる春期講習でした。

逆に4月以降に分からないことがあったときは、この春期講習のプリントを参考にしてね。

塾内通貨「DGトークン」始動

新学期がスタート

塾でも無事に!?新学期がスタートした。

なぜ「!?」がついているのか?

それは、この時期、必ず“DGの洗礼”を受ける生徒がいるからだ。

“洗礼”といっても、とてつもなく大変なことが待ち受けているわけではなく…、

櫻井が記事に書いていたように、

数式を正確に処理する形で、

タイムレースと言う名の小テスト60問に取り組んでもらうことになる。

求める途中過程のレベルはこの記事の写真をご参考ください。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

そして、侮るなかれ。

中には、

数時間かかっても一向に終わる気配のない者

途中で投げ出したくなる者

なぜだか我流を貫き、再提出を求められ続けられる者

などが…。

ただ、この時点での実力は問わない

従来から、私は「考える体力」という言葉を用いているが、

これは、積極性、集中力、吸収力、忍耐力からなると考えている。

そして、昨今、意外と重視されていないのが「忍耐力」である。

「自分から考える」「楽しく学ぶ」

もちろん、私たちもここを出発点に考えている。

しかし、「忍耐力」なくして、真の「学ぶ楽しさ」には到達しえない。

積極性は出発点であり、集中力と吸収力はアクセルであり、忍耐力は道である。

「わからないからこそ食らいつく」

「わからないけれどやってみる」

「時間はかかるけれど最後までやりたい」

こうした気持ちがある生徒は、今の実力に関係なく、必ず伸びていく。

自由に長所を伸ばすことはもちろん大切。

ただ、その長所を生かすも殺すも、

自由を所与のものととらえ制限しない方向で考えるか、

自らの手で獲得するものととらえるかで随分違ってくるような気がする。

その昔、ある学校の先生がおっしゃていた。

「規律なき自由は野放図だ」と。

 

いよいよDGトークン始動

さて、我がDGは自律した自由を目指すべく、今年から新たにスタートすることが二つある。

ここまでは、前回の記事に書いたとおりであるが、

今回は塾内通貨「DGトークン」の続編について書いてみたい。

基本的な部分は前回の記事の部分と何ら変わらない。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 生徒に配布した説明書は、下記の通り。

 

 

ちなみに、各トークンの発効要件は、各教員のDGベース授業内にて、裁量にゆだねられている。

とはいえ、サプライはきちんとログを取って管理している。

説明書をお読みになった方で、こんな感じの方が面白いなどご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。

 

狙いなどは、前回の記事で書いた通り。

兎にも角にも、

楽しく、主体的に、将来を予想し、自分なりに考える機会を増やしたい

ということに尽きる。

今回、私が意識したことは「徴税」制度である。

このシステムは、月が進むごとに徴税額が大きくなる。

しかも、それは所持しているトークンの数に関わらず。

すなわち、座しているのみの者は死を待つしかないという状況なのである。

こうした、考えて動かくなくてはいけない仕組みの場合、

一定数、投げ出そうとする者がいる。

ただ、これは社会でも同じ。

補助金やら税金やら、それ以外にも…

「わからない」「めんどくさい」と匙を投げれば、結局困るのは自分なのだ。

ということで、極力、投げ出そうとする者がいなくならないよう、ある程度、強制力を持ったシステムを用意してみた。

そんなDGトークンも、初回2トークンをランダムに配布し、組合への参加を募った

仕組みをいち早く理解し、同じ組合に2トークンを突っ込む者。

徴税にビビって1トークンしか使わない者など、対応はそれぞれ。

ただ、うまくいっている者の真似をするのも学習だ。

さらに、今のところ、交換に応じる者もいて、積極的に活用されているようである。

 

秘密兵器

さて、前回の記事ではベールに包まれていた秘密兵器。

それは、

 

ガチャガチャ

 

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なぜ、塾にガチャガチャか??

だって、小学生はガチャガチャ好きでしょ?

小テストの直しが終了すると、ガチャガチャを回すコインが付与される。

ガチャガチャの中身は、80個がただのアメ(笑)

15個がシール(中身は2枚から10枚まで)

残りの5個が各種トークである。

ちなみに、このコインとトークンの交換が2例成功していた。

確率論的には、コインの方が価値が低いようにも思うが、

それでも回したくなるのが、人情というものだ。

これも、DGっぽい学習に一役買っている。

 

DGっぽい学習

進学塾なのだから、最速のカリキュラムできちんと難問に対応できるようにしてほしい。

これも正解だ。

体育会系で、鉢巻占めて、親子で涙を流したい。

これも正解。

ただ、「学ぶ」という習慣をつけるところからの進学塾があってもよいはずだ。

もしかしたら、御三家に受かるために最も効率的な方法ではないかもしれないが、

でも、「こんなやり方もありよね」と思っていただける生徒、保護者様だって必ずいる。

そして、ケーキとかガチャガチャとかふざけたことばかり、金髪のヤツが書いていますが、ご安心ください。

当然のことですが、やっていることはガチです(笑)

なんたって、弊社に入会いただけなかった方が口をそろえておっしゃるのは、

「ウチには厳しすぎるので~」ですから(遠い目)

算数は正しいフォームで

今日は中学1年生の数学講座がありました。

生徒を待つ時間、先日の合格祝賀会(ケーキパーティ)の後片付けをしながら待機。

祝賀会ではゲームもやったし、おいしいものも食べたし、保護者の皆さんと色々お話しできたし、1年の総括としてとても有意義な会でありました。

そして今日、その名残を片付け、気持ちの切り替えを図りました。

 

 

 ↓ 後片付けの一場面。

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いやー、後片付けって大変だなぁ。

 

算数の心得 

祝賀会も終わり、授業のメインは次の新6年生の番となりました。

※小学校では現在5年生ですが、当塾ではこの2月から6年生として対応します。

 

受験生としてこれから1年間、難しい問題をいくつも解いていくことになります。

が、その前にやっておかなくてはいけないことがあります。

算数の第一段階は、計算を間違えないこと!

(ここでいう計算とは、四則計算・小数・分数までのこと)

当たり前の話なのですが、計算を間違える人は、どの単元の問題でも間違えます。

 

というわけで、2月・3月は当塾における計算強化月間!

タイムレースをくり返すことで、計算を間違えないようになりましょう。

※タイムレース=算数の小テスト

 

とは言っても、ただ漠然と計算問題を解くだけでは計算力は向上しません。

どんなことでも、基本ができていなければ、いつかどこかで失敗してしまいます。

包丁がちゃんと使えないと手を切ってしまうでしょうし、走るフォームがおかしいと足を引っかけて転びますよね。

 

まずは正しい式の書き方を学習しましょう。

正しい方法を知らずに計算しても、間違ったフォームで練習をくり返すようなものです。これまで正しくない方法で計算をしていた人は、早めにフォームを修正しましょう。

 

 

ちなみに、間違った計算フォームの1位はコレ!

 

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大人が見れば間違いにすぐ気づくのですが、『=』の使い方が間違っていますね。

本来『=』は、『=でつながれた左右の内容が等しい』ことを示す記号です。

しかし、上の式の2区と3区だけを見ると、

 2 × 3 = 6+1

となっており、式が成立していないことがわかります。

 

この間違いフォームの厄介なところは、答えは合っていること。

「合ってるんだからいいじゃん!」

という反応をする生徒が一定数います。

ですが、このままの式を使い続けると、中学数学でつまずくことは必至

中学受験だけでなく、その先を見据えて勉強をするならば、早いうちにフォームを矯正しておいた方が絶対に良いのです。

 

ということで、塾で最初に教える計算フォームがこちら!

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このフォームをつくるために、以下のことを徹底させます。

 

 (1) 問題の式を書く。(省略されがち)

 (2) 計算する場所を計算する。

 (3) 計算しない場所をそのまま書き写す。

 (4) これを答えが出るまでくり返す。

 

上記の手順を守っていれば、正しい式の書き方が身に付きます。

 

まずはお子様が誤った式の書き方をしていないかどうか、ぜひ確認してあげてください。

もし誤った書き方であれば、正しい書き方を教えてあげてください。

教えても直してくれないのであれば、そこから先は塾にお任せください!何といってもうちの講師陣は精鋭揃いですから(笑)

 

 

とにかく、フォーム矯正には多少の強制力が必要です。

そして、直すなら早い方が絶対に良いです。

受験勉強の第一歩として、まずは式の書き方に気をつけてみましょう。そうすれば難しい問題への対応力も上がりますよ!

塾講師が考える「塾内通貨」の発行について

1月も「師走」じゃ!

1月も半分が過ぎた。

毎年のことだが、1月は本当に時間が過ぎるのが早い。

もし、私が月の和名をつけることができる立場にあったなら、

間違いなく「師走」は1月になっていただろう。

中学受験の講師にとって、この時期はまさにカオス(笑)

目の前の受験生に全力投球はもちろんのこと、

新年度のことも同時進行で進めていかなくてはならない。

なんと、今年は新学期のスタートが2月2日。

そう、まだ入試期間なのだ。

ちなみに、娘の幼稚園であるチームパパのイベントは2月3日。

この日は、レギュラー授業の初回&入試日

ということで、今回は欠席の運び。

建造物三部作(過去のものはこちら

ハッピーハロウィン - 塾講師、かく語りき

類は友を呼ぶ - 塾講師、かく語りき

)の最終話が見れないのは残念だが、

とにもかくにも、まずもって、今年の受験生の合格を願うばかりである。

そして、来年度は色々と新しくなることが多い。

例えば、従来、弊社では「サイボウズ」を使って、保護者様とやり取りをしてきたが、

サービスの終了に伴い、「slack」に移行する。

教員間では既に移行が完了していて、問題なく使用できるのではないかと思っている。

それ以外に、大きく変わるものが二つ。「DGベース」「DGトークン」の採用。

「DGベース」はまたの機会に書くとして、今日は「DGトークン」について書いてみたい。

 

その名も「DGトークン」

「DGトークン」とはなんぞや。わかりやすく言うと「塾内通貨」である。

実はまだ詳細が詰め切れていないところもあるので、導入の背景などを中心に書いていきたい。

まずは、導入の背景であるが、何といっても

頭を使う機会・時間を増やしたい!

これに尽きるのである。

勿論、進学塾に求めるものとして、最短ルートの学習法教授という考え方もあるだろう。

ただ、私たちは少し違う考え方でいる。

集団塾の強みを活かし、そして、より積極的に考えて行動する力をつけたい。

そんな思いから、導入するに至った。

「通貨」といっても、「金融教育」をやりたいわけではない。

さまざまな状況を設定することで、先を予測し、自分なりの考えを持って行動できるようになってほしいのだ。

ということで、今のところ決まっていることはこんな感じ。

 

【名称】
DGトーク
【種類】
奥地:アヒル 桜井:ダイス 田川:指輪 末廣:ヒマワリ

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DGトーク

※ 指輪は壊れやすいため、変更の可能性あり
【数量】
各200
【固定支給】
毎月2トーク
※ 種類に関しては、ランダムor選択→要検討
【組合】
・参加費○トーク
・達成要件を満たすと△トーク
・月ごとの更新制
 例) 早起き組合
  参加費2トークン/月
  7時までの着席で1トーク
【徴税】
・月末に徴税
・毎月1トークンずつ増える(予定)
・月初に提示
・徴税に関しては、後半○トークンで4つなどの指定アリ

【交換】
・相互交換自由
・銀行(教員)と交換する場合には、4:1交換
 例 奥地トークン4と桜井トークン1

トークンの交換】
・シールへの交換
・直接ゲームへの交換
 →セットコレクション and △トークン□個

【スタンプシート】
600(今の倍)に変更

【サプライズイベント】
・供給量の調整
 例) 桜井の鉄槌→全員から桜井トークン2つ没収
   奥地の微笑み→全員に奥地トークン2トークン贈呈

 

「肝心の発行要件や交換要件が決まってないじゃん」というところではあるのだが、

そこはここから詰めるとして(笑)

まず、前提として、弊社では、「シール」制度がすでにある。

宿題を一つするごとに1つ獲得できる、など達成要件を満たすと支給され、

それを300個貯めるとボードゲームと交換できる。

勿論、これはこれでいいのだが、少しありきたり。

ということで、もらうだけは面白くない。

何事にも頭を使おうという発想のもと、シール制度はそのままに、

新たに「DGトークン」を採用し、工夫することでよりシールがたまりやすく、ボードゲームがもらいやすくするようにした。

もっとも、工夫しない者は、もらいにくくなったのだが(笑)

それはそれで、うまくやる者が出てきたときに、なぜうまくやれたのか、自分とどこが違うのかを考え、模倣することから始めてくれれば、

きっとその姿勢は勉強にも還元されるはずである。

 

まだまだ詰めなくてはいけない点が山積ではあるが、運用ルールが決まり、実際に運用されている様子などもその都度ブログにて言及していきたい。

ちなみに、こちらが秘密兵器である。

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秘密兵器

中身は、使い方が決定するまで秘密。ウフフ。

 

家でも使える?

考えてもみれば、「家庭内通貨」もありなのでは?と一瞬思い始めた。

しかし、それなら最初から「通貨」でもいいような気もしていて。

ちなみに初めてのお遣いは、期せずして、勝手に事務所を脱走し、パン屋に向かったところ、無事に警察に保護され(パン屋には到着していた。)妻が怒られるという結末を既に迎えている…。

そうなると、初めての株式投資?いや、初めての一人旅か?

いずれにせよ、かわいい子には旅をさせたいものである。

 

 

師走の名に偽りなき師走っぷり

本日、12月31日。

冬期講習終了いたしました。

 

冬期前に作ったカレンダーも、

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こんな感じに進んで、

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食べ忘れて押収されたりもしましたが、

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この通り、完食完走できました!

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これでようやくお正月休みに入り、

明後日には口頭試問特訓&理社特訓!

 

塾講師の朝と年明けは早い。

 

 

まじめな話

冬期講習

今年の冬期講習では、5・6年生の算数を担当しました。

 

6年生はさすがに直前期ということで、気合が感じられます(一部例外アリ)

ただ、テスト問題の質問が少なくてちょっと不安・・・。

好意的に解釈すれば、質問しなくても解ける実力がついたということなのですが、質問が無ければ無いで不安になるのが塾講師の性ですからね・・・。

 

一方で5年生自由

特に男子がうるさい元気

授業の中身は、生徒間の実力格差が大きくなっているような感じがしました。

特にタイムレース(5分30問の簡単な問題を集めたテスト)では、

上位層に10点以上差をつけられる生徒も・・・。

13か月後には受験だよ、と言ってみましたが、彼女達が実際に受験を意識し始めるのは、まだ先でしょうかね。

 

一年

さて、ここからは個人的な振り返り

今年はかなりゲームに関して充実した年でした。

4月のゲーム大会でメダルをもらったり、2時間以上かかるボードゲームを何個もやったり、仲間内で麻雀をやってきれいに勝てたり、

楽しいことがいっぱいありました!

来年も楽しい一年になるといいなぁと願っています。

 

あ、そういえば、今年はじめに「風」一文字抱負を打ち立てましたが、今年何回も風邪をひいたので、ある意味当たりましたね・・・。

あと台風によって帰宅困難者になったのも今年のいい思い出です。

 

ということで、来年もまたよろしくお願いいたします。

よいお年を!

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