今週はQuibbit
今週授業で扱った教材は、「Quibbit」である。
これは、メビウスゲームズ様主催のゲーム大会でも、
実施されるゲームの1つになっており、恐らくは私が担当することになりそうだ。
「恐らく」としたのは、最終的な担当者は明日の社内コンペで決定するからだ。
「社内コンペ」とは、何ともビジネス色満載の調べであるが、
実際には、ひとしきりやってみて勝った者を担当者とするだけなのである。
「だけ」とは表記こそしたが、各々が真剣に勝ち筋を探求し、
感想戦によってそれを確認しあう。
こういう作業は、好みが分かれるため、
趣味嗜好の近い4人が結集したのも奇跡的と言えるのかもしれない。
パクッて何が悪い
さて、授業での話である。
例によって詳細なルール説明などは、偉大なブロガーたちの力をお借りすることとする。
今回は、ゲーム終了後、具体的な場面まで戻して、
「この時の最適手は何だったのか」というのを考えるところまでやってみた。
やはり、小学生には具体的なアプローチの方がわかりやすいようで、
次回以降は、具体的な場面を、こちらの方で問題として出題するのも良いと思った。
それはそうと、今日は内容にはあまり踏み込まず、1回目と2回目のゲームについて書いてみたい。
ゲームの1回目というのは、理解している者と理解していない者との差が顕著に出やすい傾向にある。
今回の1回目のゲームでは、ルールを間違えた者もいたのだが、それ以上に、1人が圧勝を遂げた。ただ、おもしろいのはここからである。
2回目は、1回目に圧勝した者の手を全員が模倣しようと試みたのである。
「成功者に学べ」ということであろう。
その姿勢自体、素晴らしいことは言うまでもないことであるが、
こうした姿勢が涵養されることが、ボードゲームの一つのよさなのであろう。
ロールモデルが存在し、それを意識して行動することは、
勉強においても、仕事においても役に立つ。
娘とボードゲームをするときは、手心を加えず全力で立ち向かおうと、
改めて決意した瞬間でもあった。
下の子はお得!?
3歳の長女は、1本虫歯ができてしまった。
彼女は、歯磨きが嫌いだったのだ。
まぁ、口の中にひたすらに異物を数分間出し入れされるのだから、
嫌悪感があっても無理なき事であろうとは思うのだが。
歯磨きをしようとすると、リビングに泣き叫ぶ声がこだまする。
妻は根負けしたが、私は、そのあたりに親らしい感情をあまり持ち合わせていないせいか、淡々と処理(笑)
初回成功するまでは、2時間程度を要したが、それでもそれ以降は問題なく歯磨きができるようになった。
しかし、0歳の次女は最初から大丈夫だったのである。
彼女は、ストローも最初から使えた。
同じ親から生まれて何が違うのか、それは、まさしく「ロールモデル」の存在ではないと感じた。
小さな子供にとって、親はロールモデルの対象とは必ずしもならないため、
上の兄姉の存在は、ロールモデルとしては都合がよい。
では、下の子は万能化というと、
上の子には、未知から道をつくってきた「開拓者精神」があるはずだ。
あるのである。
そう、何を隠そう、弊社は長男長女だけで構成されているため、
思想が上の子よりなのである(笑)
「開拓者精神」というと聞こえは良いが、「新しいもの好き」の「飽き性」という側面は否めず、その結果、我が家のボードゲーム棚は、もうすぐいっぱいになりそうである。