BBQも無事に終わりました。
今年は雨に悩まされることもなく、アクティビティからBBQまで恙なく終了することができた。今年は、意外にも初めての4人全員の共同作業であったのだが、
アクティビティの設定、難易度などは今までよりも順当に行ったのではと感じている。
さて、BBQの父親席では、「準備」についての話題になった。
先日まで、事務局をされていたというお父様もいらして、運営面も慮っていただいたことは、望外な喜びとなった。
そこで、今回からネタが尽きるまで、「BBQの裏側」ということで、連載していきたい。他の教員の皆様、よろしくお願いしますね!
ストーリーは降りてはこない
準備期間であるが、おおよそ3カ月くらい前から始まってくる。
こうした企画ものの「あるある」なのは、アイディアが固まるまでに時間がかかるということ。教室の問題もあるため、実装に着手できるのは1週間前からしか不可能。
そうなると、いかにそこまでに大方のストーリーを固めるか、ということになる。
ブレーンストーミングの段階では、当然実現不可能なものも出てくる。
例えば、塾長案。
クッキングスタジオを貸し切って、料理対決。
ただし、子供のみ。保護者は自分の子供の料理を食すのみ。
なんて素敵な父の日のプレゼント。
諸般の事情によって、当然却下(笑)
色々と出てくる中で、私が軸においたのは3つ。
「ダイス」を用いること。
チーム共通のアクティビティを入れること。
「競り」の要素を入れること。
あとは、、、
降りてくるのを待つしかない(笑)
ということで、ことあるごとに他の教員に何がやりたいか聞いて回る日々。
まぁ結局、自分の気にいた企画のみを採用するのだけれど(笑)
今回の設計~DGコイン編~
今回の設計は、以下のサマリーに書かれた通り。
(当日のルールブックを見てみたいという方は、個別にご連絡ください。)
直接ダイスをゲットするのは気が引けたため、「DGコイン」を媒介する方法を採用することに。
後に、これがゲームの盲点となるとはこの時点ではつゆ知らず(このあたりは塾長が書いてくれるハズ)。
獲得方法は、「大繩」を飛ぶこと。
もちろん、大人も参加型で「大繩」を飛ぶことには、賛否がなかったわけではないが、
ここは私が押し切った。
ただし、参加料のコインを当初の設定の半分ほどにした。
結果として、コインの供給量が足りなくなったりなどしたため、
私たちの想定より、「大繩」に関しては、皆様がご検討されたということである。
今回の設計~ダイス編~
そして、今回のメインとなるダイス。
買ったダイスの数は、特殊ダイスを含め、300以上(笑)
圧巻である。
写真は、アクティビティの管理用ボックスで購入したダイスの一部。
普通の6面ダイスが、「赤」「黄」「緑」「青」「紫」「黒」「白」で各40個
次に、特殊ダイスとして、「8面ダイス」「10面ダイス」「12面ダイス」「20面ダイス」が5つずつ。
そして、ダブルダイスが「6面」「10面」「12面」「20面」の4種類を2つずつ。
最後に、6面のトリプルダイスが1つ。
これだけを眺めているだけでも、十分に楽しめる。
「ダイス」を使うことで適度な「運要素」を入れつつも、
「特殊カード」を採用することで、実力でその運要素を小さくすることができるようにした。
これは、私たちがかなり初期にやった「王への請願」というゲームからヒントを得たものである。
ボードゲームをしたことのなかった私にとって、「ダイス目をいじれる」というのは、中々な衝撃で、これを使わない手はないと考えた。
今回の設計~アクティビティ編~
各アクティビティについては、これから各教員が書いていくことになろうと思うのだが、設計時に考えたことは、4つしかない教室で、いかに7班を機能的に動かすことができるかということ。
そこで、考えたことは以下の二つ。
・4つのアクティビティは時間制にするということ。
・教室内でのアクティビティ以外で管理者がいなくても成立するアクティビティをつくること。
ここに、今回は、「予約券」システムを採用した。
予約券は、下のように班によって色が異なる。
私のアクティビティでは、「黄色班」しか利用しなかったが、
これも一つゲーム要素を追加するという意味ではよかったのかもしれない。
また、管理者がいなくても成立するものとして、「写真アクティビティ」を採用した。思いの外、簡単に攻略されてしまったのは良かったような、悪かったような(笑)
さらに、街中での「ダイスの交換」や「昼食」もゲームに組み込むことで、
時間を持て余す班はなかったのではないかと思う。
今回の設計~その他編~
今回は様々な「勝ち筋」を用意するため、「特殊カード」には、かなり嗜好を凝らした。ということで、「特殊カード」はそれだけで一つの記事にしたい。
その他、「到着順」についてもボーナスをつけることにした(サマリー参照。)。
安易に早々にゴールを目指す班が出てこないよう、獲得できるダイスは山型に配置することにした。
当初、聖蹟桜ヶ丘に先乗りして見張る班もいるのではないかという懸念もあったが、アクティビティの時間が押していたので、そこまでの余裕はなかったように思う。
最後の得点計算が「ダイス」というのも、「ワクワク感」があり、楽しそうであった。細かな得点経過は、今手元にないので、またの機会に。とはいえ、ぶっちぎりの1位が赤チームだったことだけは記しておきたい。
今日は、これだけで2000字を越える分量になったので、「イマジネーションゲーム」や「特殊カード」についてはまた後日。