塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

BBQの裏側~その④【起伏ある人生を楽しむ方法】~

例のごとく、私の投稿はタイトル詐欺です。ご容赦ください。

 

BBQ所感

恐らく、今回のBBQイベントが歴代で最もバランスの取れた良イベントだったのではないでしょうか。

よかった!うちの会社は何度しくじっても再チャレンジしたがる人たちばかりでホントよかった!!田川が、今年はリベンジしたい、と私を遮って言い出したこの企画。実にうまくいきました。

 

そして、人生で失敗したことがない私(≠チャレンジしない人)は、今年も運営の3人に言われるがまま、ホイホイ公園に大繩を持っていったのであった。

 

(表裏ない誠実な人間と呼ばれる私に裏話などありませんので、今回は私が華麗に危機回避した話をしたいと思います。テーマは「違和感」)

 

1.会場間違いに気付く聡明なる塾長

当日のイベントの流れですが、はじめは全チーム千歳烏山から離れた地で各ミッションにチャレンジします。その後、千歳烏山に戻ってきて、さまざまなアトラクションにチャレンジしてポイント(BBQ具材に交換)を稼ぐ、というものです。

 

私は、皆が千歳烏山に戻ってきてはじめにチャレンジするアトラクション、大縄跳びを担当しました。

当日は当初予定されていた会場が使えなかったため、ルールブックに書いてある通り、別公園でのチャレンジとなりました。

ササっと公園の名前を確認し、「あぁ、さくら公園、、おそらくあの公園だ」とあたりをつけて歩き出したのでした。目指すは、さくら公園!!

 

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どうやら、場所を間違えたようです。間違いに気づいたのは、ベンチに深く腰掛け、瞑想し気を練ろうとしたその時でした。

 

常人なら、おそらく参加者が一向に現れなくとも、律儀に待ち続けたことでしょうが、私はこの静寂な公園で、なんとも言えぬ違和感を感じ取ることができたのです。

 

「いくらドSなうちの運営でも、こんな危ない道を幼気な少女たちに歩かせるわけがない」「メイン会場からこんな遠い場所であるはずがない」「さくら公園、ルールブックに書いてる名前と看板が違うな」と。

 

私がルールブックとグーグルマップをきちんと確認しなかったことを差し置いても、この違和感に気づいて推察を働かせることができたのは他ならぬ私だったから出来たことでしょう。

 

その後、過ちに気付いた私は、カクヤスで自分用の甘酒を買って、迷走しながらも、さくら公園に到着しました。(業務連絡:僕が買った未開封の甘酒はどこにありますか。)

結果、何チームか待たせることになったのですが、まぁいいでしょう。反省してるから許してね!

 

 

 

2.生徒の荷物忘れに気付く雄大なる塾長

いきなりですが、イベント終了後の話です。

無事、BBQも終わり、片づけをして帰る私(を除く皆様)たち。自主的に、自主的に荷物を持ってくれた中学生OGと共に千歳烏山への電車に乗り込む。荷物を持ってくれた中学生は学校の部活を終えてからBBQに駆けつけてくれた勇敢な戦士です。デカい部活のリュックを背負い、さらにBBQの余りのデカいダンボールを持ってくれていました。

 

あぁ、精神的にも物理的にも私よりも大きくなったなぁ。昔は小さかった気がしたけど、そうでもなかったなぁ。昔から大きかったなぁと、さらに大きくなった背中をぼんやりと眺めながら電車を降りたわけです。

 

そう、リュックを背負っていない大きな背中を眺めながら!!

 

あるぇ、この子、BBQ会場ではどでかいリュック背負ってたけど、スッキリしてるなぁ・・・とそんなことを思いながら、電車を降りたのでした。電車を降りた時点で、荷台にリュックを忘れたのに気づいていたのは私だけ!!

それを指摘しなかったことを差し引いても、私の洞察力、しんがりを務める懐の深さ、気付いても堂々と構える胆力は目を見張るものがあるでしょう。

 

 

 

3.電車の発車音に気付く俊敏なる塾長

優秀で話の分かる駅員さんに事情を話し、新宿駅で電車を調べてもらったところ、あっさり「見つかりませんでした」、とのこと。舌打ちしながら、新宿からの折り返し電車を調べることになった、私と中学生2人。調布方面のホームへ立ち、電車が来るのを待ちます。

 

来ました!先ほど我々が乗ったであろう電車、愛しい中学生のリュックが忘れられているであろう電車、優秀な駅員が探し漏らしたであろう荷物が眠っているであろうこの電車がホームに止まりました。準特急です!

大人の貫禄を見せるべく、止まった電車に颯爽と乗り込み、乗客をかき分け荷物棚を調べて

回ります。

 

イムリミットは十数秒。駅のホームから発車音の「トゥルルルルル」が鳴り終わる前に扉から

 

しまったああああ!(2つの意味で)

 

あるぇー。電車内だと音しないんか?それとも探すのに必死で聞こえなかったんか?

閉まるドア。見えない荷物。ホームに2人の中学生。

完全に僕だけ置いてけぼりです。

 

このまま車内を探して、リュックが見つかりでもすればよかったのですが、中学生からのメールには「次の電車にありました!」の文字。

あぁ、良かった。ちょうど最近開発が進んでる調布に行ってみたかったんだよね。。

 

でも、見つかったからいいのです。愛しい教え子が笑顔で家に帰れる、元気に学校に行けることができるのが一番の報酬です。

いやぁ、久しぶりにマッハで動きました。サンダルであれだけのスピードで動き回ける俊敏な人間は、世田谷ひろしと言えども私くらいのものでしょう。車内の人たちが感じ取った赤い人間がすごいスピードで往復する姿から感じ取った違和感は尋常じゃなかったとおもいます。

 

あぁ、どうしても私の生態は話すだけで自然と自慢話になってしまうようです。今日はこれくらいにしておきます。

 

久しぶりに日記を書いたのでまたしばらく休眠します。あでおす!

 

追伸

最近自作サイトを作り始めました。今度宣伝します。最近は素敵なサイト名を考えてばかりです。

 

 

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