塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

塾講師が、夏期講習中に自分も「ひとり夏期講習」しようとして失敗した話

夏期講習も佳境に

現在は、夏期講習真っただ中

全国の塾講師の皆様は慌ただしく、

そして、全国の受験生の皆様も何かとセワシイ時期である。

そんな時期に、「ひとり夏期講習」と銘打って、

ジムに行き始めたのは前々回に書いた通り。

どうせ物理的に拘束されるのだから、

反対にトコトン拘束してしまえ!という発想から、

ひとり夏期講習はスタートした。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

久しぶりとなる連日の運動は、

思いのほか体のキレを呼び戻し、

順調に体重と体脂肪も減少し続け、夏期講習終了後には、

別人となった末廣を皆様にお見せできるのでは、

と一人ほくそ笑んでいた。

 

好事魔多し

夏期講習も、順調に第1タームを終了し、第二タームに差し掛かる。

私も、連日どこかしらに筋肉痛を抱えながらも、

清々しい充実感とともに日々を過ごす。

そして、夏期講習も半分を迎えた12日目。

 

事件は起きた。

 

ウォーミングアップの1キロ走。

右足首に違和感を感じる。

下半身メニューの筋トレを終え、最後のランニングへ。

いつもどおり、6キロ/45分の決して早くはないペース。

ところが、違和感のある右足首が、4.7キロで痛みを覚える。

しかし、そこは体育会系。

「あと1.3キロだし、行けるだろう」

と強行。

その思いとは裏腹に、痛みは増す。

とりあえず、キリのイイところまでと何とか5キロを完走。

 

このころは、連日体のどこかに「筋肉痛」を感じていたため、

あまり痛みを重要視せず。

ただ、今までに感じたものとは違う感覚を抱いていたので、

足首をアイシングして床に就く。

 

翌日。

 

歩行不能

 

足を突くだけで激痛に襲われる。

朝一で整骨院に直行。

体格から!?痛風を疑われたのはご愛敬(笑)

関節炎との診断が下る。

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油断することなかれ

治療の甲斐もあり、発症から二日目までは、痛みが減少してきた。

しかし、ここで新たな問題が生じる。

生誕以来、肌が異常に弱い私は、テーピングでの固定に耐えられなかったのである。

右足首がかぶれ始めた。

ということで、三日目はテーピングで固定せず仕事へ。

世間一般の方の「塾講師」のお仕事のイメージからすると、

エアコンのきいた部屋でのデスクワーク。何ら問題はないはず。

ところが、である。

同業の皆様であれば、

安静が必要と忠告される右足を、

固定もせずに業務に挑む過酷さをご理解いただけるはず(笑)

ということで、本日、無事に右足は悪化しておりました。

最寄りの整骨院は今日までお休みでしたので、明日、行ってまいります。。。

 

結局は習慣が大切

では、今回の関節炎の原因は何か。

体重増加と運動不足、そしてそれにもかかわらず連日の運動を継続してことである。

久しぶりの運動と、それに伴う体重減少にすっかり気をよくした私。

しかし、結果的には足首が悲鳴を上げ、もとの体に戻ってしまうことは予想に難くない。

ただ、これは勉強も同じ。

というか、何事においても言える。

勉強のし始めは、わかることが増えていくため、急激に伸びていく気になる。

そして、伸びる。

しかし、これは比例直線を描くことはない。

仮に急に伸びても、どこかでハレーションが起きてしまう。

今回の私の足首のように。

劇的な変化がなくとも、日々継続し、習慣化すること。

結局、安っぽくて、誰でもかけそうなことだけれど、

このことの大切さと難しさを身をもって体験することとなった。

いや、生徒に教えるために、身を捨てて示したことにしよう(笑)

そして、もう一つ。

調子が良いときに、調子に乗るなということ。

もう完全に自分に言っているとしか思えない言葉であるが、

他山の石としてほしい。

 

 

明日の遠足、同行は田川に委ねよう。

台風は、予定通り、塾長が千葉へ連れて行ってくれたのだから。