塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

お盆休み×ゲリラ雷雨×疲労骨折=ボードゲーム

杖を手に入れた

二日間お盆休みを頂きまして、更新が今日になりました。

さて、先週、右足首のことについて書きましたが、

めでたく「疲労骨折」でした(笑)

家から職場までは、通常徒歩10分程度なのですが、

この足では、30分ほどかかってしまう。。。

そこで、100均にて「杖」を購入☆

アラサーにして杖とは何とも情けない話なのだが、

背に腹は代えられない。

魔法の杖ならよかったのだけれど。

 

ボードゲーム without塾長

さて、2日間のお盆休み、といってもこの足ではどこかに遠征することは実質不可能。

そんなときに、渡りに船で、生徒の保護者様からご紹介いただいた、ボードゲーマ―の方からご連絡が。

ということで、自宅ボードゲームを開催することに。

ちなみに、櫻井前日からの泊まり込み(笑)

えっ?塾長ですか??

彼は、今、某県の山に瞑想修行にいっています(実話)

ちなみに、瞑想修行なのでもちろん携帯電話の持ち込みはできず、

音信不通状態

きっと、高価な壺を買わされてパワーアップして9月からも、

ワールド全開で行ってくれることだろう。

 

ということで、ここからはやったボードゲームについての感想。

本当に簡単な感想です(笑)

 

ロールプレイヤー

ダイスを配置してキャラクターを作るゲーム。

「配置」系のゲームはあまり得意ではなく…。

 

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たべちゃうぞ

食物連鎖を素材としたバッティング系ゲーム。

櫻井の丁寧なインストにより、4歳の娘も理解。

そして、大人が全力でボコボコに負ける事態に。

おそるべし。

 

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マスクマン

何とも不思議なプレイ感。

戦略が難しい。

 (写真を撮り忘れました)

 

マンションオブマッドネス

お持ち込みいただいた協力型ゲーム。

アプリを使いながらの進行が斬新だった。

コンポーネントが迫力満点☆

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光合成

フォトジェニック。

初期配置を間違えた序盤の遅れが最後まで響いた。

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LEO

協力型暗記ゲーム。

4歳でも十分できる。

しかし、大人の力及ばずミッション失敗(笑)

 

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カーリング

手札を交換していく感じ新鮮。

何度でもプレイできそう。

 

ボードゲーム的授業【二学期編】

さて、2学期からの授業では、

毎週、担当者に一つボードゲームを持って帰ってもらう。

そして、ルールの説明→実際のプレイ→必勝法についてのファシリテーター

という流れを想定。

どこまで、きっちりできるかは未知数だが、

議論の整理というよりは、ファシリテートを誘導するような形で授業が展開されればベストだと考えている。

もちろん、「口頭試問」自体の問題も扱うが、

単に「経験値」を増やすよりも、

「考える」・「表現する」ということの根底にある主体的な姿勢を醸成したい。

「よく考えろ」と一万回いったところで意味はないので、

ゲームを媒介として「考えざるを得ない」状況「考えることを楽しめる」状況を体感してほしい。

迂遠なようにも感じるが、「受け身」の状態では、結局、身につくものも身につかない。

特に、小学生の場合には、「受験」に対する意識が明確でないことも少なくないので、

「身につかせる」ためには、膨大な量を要してしまう。

「身につく」ことが、近道だ。

 

ボードゲームと教材

「塾として」や「教材として」どんなボードゲームがおススメかときかれる機会も多くなってきた。

もちろん「おススメ」することはできるのだが、「授業」で扱うとなると、

当たり前だが相応の準備は必要となる。

「ゲームを楽しむこと」という前提はシェアしたうえで、

全力でそれを前面に出すのか、より「考える」という方向性にもっていくのか、

運営側は意図を明確にしておく必要性がある。

前者はいわゆるボードゲーム会」である。

後者は、まさに「授業」であり、「教材」である。

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前者は、選定したゲームの“おもしろさ”を溢れんばかりにインストし、

一緒に楽しくプレイすればよい。

後者は、時にインストしなかったり、その後の感想戦に重きがあったり…

色々なことを準備段階できちんと考えておく必要がある。

このようにして考えると、ゲームの選定を含めた準備は、それなりに難しいものがあることは否めないが、そこにおもしろみがあることもまた然りである。

ただ、言語能力が厳しい生徒がいる場合には、授業運営が著しく難しくなってしまうのだが…(汗)

 

今後のDG的ボードゲーム

今年は、まだ試行段階で、「口頭試問」の一環だが、

いずれはボードゲームを素材とした講座を独立させたい。

現在流行のプログラミングや探求型のようなイメージだ。

もちろん、大人向けとしても。

まずは、Shimaiの会(別称「スエヒロ会」)の皆様と楽しむ機会を作らねば。

ちなみに、このShimaiの会、

弊社の卒業生のお父様で、姉妹の親であることが条件のようになっておりますが、

ちょっと変わった人たちと飲みたい方、ボードゲームをしたい方であれば大歓迎です(笑)

ご興味がある方はご連絡ください。