先日、京王線国領駅の駅前にある商業施設で開催されていた謎解きイベントに参加してきました!
このイベントは施設2階の色々な場所に隠された謎を解いていくイベントで、調布市各所で配布されているフリー冊子(182ch)に載っている謎解きページをもとにして解き進める形式です。
公式ページ
2階の至る所にこのような謎が配置されていて、
ヒント ↓
その答えを冊子に書いていくと、最後に答えがわかります!
イベント期間は2月いっぱいで、参加費無料!
「ココスクエア」2階に行けばいつでも誰でも参加できますので、もし時間がありましたら是非参加してみてくださいね!
実際にこのイベントに参加してみて思ったこと
まずはこのような楽しいイベントを企画してくれた方々に感謝いたします。
ココスクエアの謎解きイベントは、今回が第6弾ということですが、これまで5回もイベントがあったなんて知りませんでした。
知ってたら絶対参加してましたね!
ショッピングセンター内で開催されるイベントということで、問題の難易度は「家族で楽しめる」レベル。
・・・にしては時々難しいものもありましたね。
公式ページによると、例年より難易度高めとのこと。
確かに頭の体操にはちょっと大変かもしれませんが、その分ヒントも充実しており、手詰まりになりにくいようになっています。
最初から最後まで「家族層」を目線とした難易度設定がされており、好感を持ちました。
そんなイベント会場を、コートを羽織った大人(※私のこと)が1人で写真を撮りながらウロウロする様は、ちょっと怪しい人に見えてしまったかもしれません(笑)
しかも謎解きの会場となった2階フロアはレストラン街!
頭を使ったあとはおいしいものを食べて帰ってね!というお店側の策略も感じ取られますね(笑)
終わったあとに「楽しいな」と思える難易度
さて、ここから問題の難易度設定の話になります。
ちょっと大人げない話なのですが、今回の問題は私1人で解けるレベルのものでした。まぁ、企画のターゲット層は「家族層」でしょうから、人によっては物足りないくらいに感じられるでしょう。
ただ、だからと言ってこのイベントがつまらなかったか?と言われると、決してそんなことはありません。
問題パネルを探している時間も楽しかったですし、歩き疲れてベンチに腰かけ、買った飲み物を手に問題を解いていた時間もちゃんと楽しかった、と正直に答えられます。
そこから考えられることが1つ。
つまり、問題って解ければ楽しいのではないでしょうか。
私は、自力で全部の問題を解いて帰ることができたので、「楽しい」という感想を持った(言い方を変えると持って帰れた)のだと思います。
もし問題の中に激ムズ問題があり、それを解けないまま帰路についていたとすれば、その日の感想は「楽しかった」にはならなかったかもしれません。
家族向けイベントを銘打って、家族には全然解けないガチ問題ばかりでは、終了後の感じが良くならない可能性があるということです。
しかし、噂では、家族参加のイベントで全然解けないレベルの問題を出題してしまう塾が在るとか無いとか・・・
そして、そこから算数の話に持っていくと、算数のテストの難易度ってどのくらいが良いのか、という話になります。
ハードルはもちろん高ければ高いほど、解いた後に得られる学習効果が高くなります。
ただし、高すぎて越えられなかった場合は、得られる経験値がほぼ0になる上に、次の問題に向かう意欲までそぎ落としてしまいかねません。
さらに生徒一人一人の実力に差があるので、全員に学習効果を実感させてあげられるような問題を作るのは難しいことです。
受験生に課題を与える時、問題には適切な難易度設定が求められるのだと、改めて実感しました。
そして、逆に生徒たちに言いたいのは、
タイムレースくらいの難易度の問題がスラスラ解けるようになれば、たぶん授業後の時間もなんとなく楽しく感じられると思いますよ・・・?