先週、平日5日間のお休みをいただきまして、地元秋田へと帰省してきました!
毎年1回、受験シーズンが終わったこの時期に帰省しています。
今回の記事は、そんな私の秋田道中記です。
完全に個人的な内容ですがご了承ください(笑)
秋田駅にて
毎年、帰省には、実家近くまで運航している夜行バスで帰るのが通例となっているのですが、今回はいつもと違うルートで帰り、久々に県庁・秋田市の中心、秋田駅前へと降り立ちます。
秋田県で最も栄えている都市
数年ぶりに降り立った駅前には高い建物が増えており、思った以上に都会みたいになっていました(笑)
私の印象では、京王線府中駅の駅前にある建物を、もう少し広い範囲に散りばめた感じ。
そんな秋田駅まで我が弟に車で迎えに来てもらい(片道1.5時間)、お昼に名物・稲庭うどんを食しました。
思えば、日本三大うどんのひとつである稲庭うどんを、私は食べたことが無い、もしくはあったとしても意識してはおらず、「稲庭うどん食べるぞ!」と意気込んで食べるのは今回が初めてでした。
平べったく伸ばして乾燥させた麺は、その薄さに反して強い歯ごたえがあり、とてもおいしかったです!
つい自分用のお土産に買ってしまいました(笑)
稲庭うどんをはじめ、実はまだ食べたことのない秋田名物が色々とあります。
地元にいたころには特に目を向けることもなかった品々。
秋田にいる頃であれば食べるチャンスがいくらでもあったものの、見向きもしませんでした。
あの頃に食べておけば・・・。
と思う反面、大人になり、故郷が遠くなって、それから初めて意識的に食べることができることも、ある種の幸福であるような気がしました。
要するに、地元に足を運ぶ理由付けがいくらでもあることが、将来楽しみになるのだろうな、と思うのです。
温泉地にて
実家滞在中は、弟の運転で毎日温泉へと出かけていました。
天然温泉もまた、地方の特産品。
実家の周辺(車で1時間圏内)にいくつもの温泉があり、毎日温泉に出かけては体を芯から温めます。
そうしないと夜の寒さが厳しいので・・・。
この時期はちょうど暖かい日が続いていたそうですが、それでも東京よりは寒かったです。
1日だけ雪が降りましたが、その時ちょうど露天風呂に入っていたので、偶然よい景色が観られました!
昔は飽きるほど見ていた雪も、久しぶりに見ると良いものでした。
体は温泉の中にあり、頭部だけは雪の降る外気に触れていましたので、ヒートショック注意な状態ですね(笑)
親戚の家にて
滞在中、同じ町内にある父方の親戚の家へ、新年のご挨拶も兼ねて近況報告にお伺いしました。
親戚同士が集うと必ず話題に上がるのが「仕事の話」と「結婚の話」ですが、諸事情により後者は省略し、前者「仕事の話」でこのような話になりました。
ご存知の通り、秋田では少子高齢化が深刻なレベルで進んでおります。
どう見ても重心が高く、今にも倒れそう・・・
そんな秋田で塾を開講・運営することは可能かどうか、という話題になりまして、農業に関わる仕事をしている伯父が言うには、
(1) 農家も大型機械を扱い、自分で農作物を流通させる時代
農業従事者が目に見えて減少している今、農業は小人数・大規模化が進んでいる。
自分で作った米や野菜を、農協を通さずに自前のHPで販売する人も増えていえる。
したがって、農業における学問の重要性は上がっている。
(2) 秋田は今、教育に力を入れている
全国統一テストの好成績を受けて、その長所を伸ばそうと教育熱が高まっている。
実際、秋田県内にも中高一貫校がいくつかでき、中学受験が行われるようになった。
(3) ただし、そもそも子供が少ない
言うまでもなく、秋田では少子高齢化が問題になっている。
人口ピラミッドで15~19歳よりも20~24歳の方が少ないのは、大学受験でみんな都会の大学へ出て行ってしまうから。
そして秋田へ帰ってくる若者が少ないので、問題は加速している。
(私もその1人です(汗))
(1)(2)の好条件がありながら、根本的な問題である(3)が今の時点ではどうにも解決できないので、結論としては、秋田で塾は難しいのではないか、ということでした。
これに関しては私も同意です。
で、ここから、
(4) 農業が盛んで、なおかつ子供も多い地域を探せばよい
という方向に話が進み、
(5) フィリピンに塾を建てよう!
という結論になりました!(笑)
参考:フィリピンの人口ピラミッド
理想的なピラミッド形!
理論的には正しい気がしますが・・・DGフィリピン支店、実現するのはいつになるでしょうか?
といった感じで親戚へのあいさつを終え、次の日仙台にも立ち寄りつつ、帰京したのでした。
次の帰省はまた来年。
今度は高校教諭をしている同級生と話してみようかと思います。