オンラインの授業もようやく板についてきた??
平日、新入会予定だった4年生の無料オンライン講座を開設し、毎日1時間程度授業をしている。
5,6年生の違って、同じ空間で一緒に勉強した経験がない子たちにどうやって接すればいいのか、一人で上手くできたと思っているだけかもしれない。
リアルタイムで手の動きをみたり、それによってヒント、匙加減を変えたりできないので完全オンラインで小学生は難しいなぁと思う。
でも、オンラインの方がいい部分もあるので、コロナ騒動が収まっても、何かしらオンラインを上手く使っていきたいな!
それを閃くのは、我らが末ちゃんの仕事です。
任せたぜ!!
オンラインDGベース~~アウトプットの回
さて、先週は初の全員オンラインの授業をした。
私の会はアウトプットの回!発表をしたり、作文を書いたり、色々だ。
今回は、28日に3人目の出産を控えているということもあり、一人目を産んだ「28歳」に注目して品川女子学院の「28歳プロジェクト」を例に取り上げて、自分が「女」であること、「28歳の自分」を考えてもらった。
結果、やはり、小学生には28歳は遠い先の話で、空回ってしまった・・・
でも、オンラインならではで、一緒に傍で聞いていた保護者様方には、何かしら刺さったようだ。(ほっとした・・・)
28歳という年齢
先に言っておくが、これは何かのリミットということではない!
28歳という年齢を基準に自分がどうなりたいかということを考えるのがおすすめということだ。ざっくりと30手前とかいうよりも明確に28という数字があるとインパクトが違うなと思う。
「ナントカのための〇〇個のルール」とかいう本が流行るのも数字がポイントらしい。
平均初婚年齢が29.4歳とか考えると、28は絶妙だよね!
私は28歳で結婚、出産した。私の母も28歳で長女の私を出産している。
生徒の保護者様方も28歳で出産という声がいくつかあった。
そういう年齢なのだと思う。
誰かに言ってほしかった。「女性の意識」
私は小さいころから、
「男に負けるな」
「将来は女も男も関係ない世の中になる。だから男なんかに負けるな」
と言われて育ちました。
父から耳にタコができるほどに言われたその言葉は、特に男だから、女だからということを意識することなく、みんな同じということで競争を純粋に楽しんでいた。
親戚に「女の子なんだからそんなにしなくても」と言われても、
「女の子なんだから大学なんて行かなくても」と言われても、
「女の子なんだから東京なんて・・・」と言われても、
父からは
「おう!ガンガンやれ!!」
といわれ、勝気な私は出来上がりました☆
でも、突然「女」ということに向き合うことになった。
23歳~25歳にかけて、高校の同級生や中学の同級生が次々と結婚し、出産し、母となっている。
FaceBookとかSNSも普及し、みんなの幸せな写真が通知される日々。
特に、思い入れのある、兄妹も同然レベルで私の中で特別な人たちである空手部のメンバーの喜ばしいニュースに、嬉しい?はずなのに、モヤモヤした何かを感じた。
私は、今24歳だけど・・・・、
これから先どうなっていくのかな?
どうしたいのかな?
あれ?
バリバリ働いて、男に頼るなんてとか思っていなかったっけ??
あれ??
もう5年付き合っている彼もいて、彼はどうするつもりなのかな?
当時、派遣社員で働きながら、司法試験を目指していたけどれど、司法試験の終わりも見えないし、司法試験の先は考えていない自分に気が付いた。
司法試験浪人の人も身近にいて、派遣社員で色々と大変な思いをしている人も身近にいて、そして、そういう大変なはずに人たちが、実は話を聞いていると、先のことを何も考えずにその日その日を過ごしていることにも気が付いた。
このままではダメだ。
そこで初めて、結婚や出産を意識し、年齢を意識し始めた。
「女であること」に直面した24歳の春。25歳手前!
最初に行動したこと
今の主人に話をして、司法試験をすっぱり辞めた。
私の小さいころからの野心・野望でもあった司法試験だが、弁護士という仕事に拘りがあるわけでもない。このまま続けていても試験に合格できるほどに勉強できるとも思えない。それであれば、司法試験に闘志を燃やしている彼を支えていこうと決めた。
結婚も考え始めた。
そして、転職活動をし始めた。
半年ぐらい転職活動をしたが、当時は働き方改革とかいう価値観が登場する前だったから、
18時、19時には帰りたいな~と思って活動したら、見事に無い!!
25歳という年齢も近々結婚や出産の考えがあるとわかると上手くいかないので、彼はいないという設定で探すようにアドバイスをいただいて、面接の際は、結婚や出産の質問が来ても、そんなの微塵も予定がないという演技をした。
こういう経験も、自分が女性であることを意識するきっかけになった。
女性であることの難しさを痛感した。
結果、主人が大学院に行きながら手伝っていたDGの仲間になって落ち着くことになる。そして、水があっていた☆☆
考えて!「女性であること」
私の24歳の春のショックのようなことは生徒には味わってほしくない。
女であることは辞められないのだから、「女であること」を楽しめるように結婚や出産も含めて考えてほしいなと思う。
「男と同じように」なんていうのは、20代になると難しい。
そして、同じである必要はないと思う。
女には女の戦い方や生き方があると思う。
私は誰かに言ってほしかった。
だから、私は、私の関わった生徒には、小学生時点では空虚かもしれないけれど伝え続けようと思う。
女であることはすっごく楽しいけれど、
同時に、
男とは違うことを色々と考えないといけないということを。