塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

やりたくないことをやるためには

まだ5月だというのに、最近暑い日が続きますね。

こう暑いと、アイスが必需品になってしまうのも仕方ありません。

もちろん以前のブログで書いた通り1日1アイスの制約は守っていますが、その1アイスのサイズ(量)が増加しているような気がします。

 

それはもう仕方のないものとして、摂取した糖分は夜のジョギングで消費。

1か月前に比べて夜の気温が高くなってきたこともあり、近所を1周して帰ってくる頃には汗だくです。

きっともう1か月もすると、夜も暑苦しくなるのではないでしょうか。

 

うまいことエネルギーの摂取と消費ができている感じがして、モチベーションにつながっています。

 

・・・と書くとかなり理想的に見えるのですが・・・

 

 

やるべきこととやりたいことは違う

やりたいことだけやりたい、やりたくないことはやりたくない。

人間、誰しもそう思っているのではないでしょうか。

(少なくとも私はそうです)

 

私はもともと運動が苦手でして、ジョギングはどちらかというと「やりたくないこと」に含まれます。

最近習慣化した深夜のジョギング。実はこれまでも数年おきに実行しているのですが、2~3回走ったところで「もうやめたい」という気持ちが大きくなっていき、遂に習慣化しなかったのです。

 

それなのに今回、1か月ほど長続きしているのには理由があります。

(※1か月を長続きと言えるほど、これまでは風化が早かった)

 

その理由は、「アイスが食べたいから」です!

 

アイスは食べたい、でも生活習慣病は怖い。

その問題を解決するには・・・運動!ということですね。

もうすぐ健康診断の時期がやってきますので、その意味でも運動しておくことが大事です。

 

 

やりたくないことをやるためには、何かしらの「動機付け」が必要です。

大人であれば、「自分のため」という動機で運動できますし、もし何か「人のため」と思って行動している人がいれば、それはとても尊敬できます。

 

ですが、子どもの「勉強したくない」という気持ちに対しての「動機付け」はなかなか大変。

もちろん勉強は「自分のため」にするものですし、私も授業のたびにいろいろな言い回しを用いて伝えておりますが、なかなか伝わりにくいです。

 

日常会話の例

 「勉強って何のためにするの」→「自分のため」

 「じゃあちゃんと宿題やって」→「うーん・・・?」

日々こんな感じですよね。

 

 

ですので、何とか勉強に向かってもらおうと用意したのが、当塾名物「ガチャガチャ」!

タイムレース(小テスト)の間違い直しが終わったらメダルがもらえる仕組みになっています。

 

他にもトークン」ボドゲなども、塾の動機付けシステムの一部です。

 

「子供だまし」なんて言葉がありますが、(響きは悪いですが、)これが動機になって勉強してくれるなら、それで十分ではないでしょうか。少なくとも、全く勉強しないよりはずっと良い結果になるはずです!

 

 

 

ちなみに私はこの中に入れるバッジを制作しています。

まさに塾の先生のお仕事ですね!笑

 

 

ちらほら見える手書きのバッジ(オクジゾウでも教員画像でもないもの)は私が書いたものです。生徒からわりと好評で、それがバッジをつくる動機になっています!

左上のUFOとか、よく書けていますよね!(文字通りの自画自賛)