
こんにちは、田川です。
……めちゃくちゃ久しぶりにブログを書いています(笑)。
というのも、最近身の回りで大きな変化が2つあって。。
1つは、夫のすえちゃん(末廣さん)に「ボードゲームと中学受験」に関する本の執筆依頼が来たこと。
もう1つは、私が幼稚園の役員を引き受け、ボードゲームのイベントを任されることになったんです。
どちらも、日々の生活と私たちの仕事をギュッと凝縮したような出来事で、
「ちょっと言葉にしておきたいな」と思って、久しぶりに筆を取りました。
ボードゲームは、子どもの“中身”が見える。
私は中学受験の世界で15年近く、子どもたちと向き合ってきました。
勝ち負けのある受験の世界が性に合っていて、正直「1番」が好きなタイプです(笑)。
でも、そんな私でもある時ふと気づいたんです。
紙の上の勉強❝だけ❞では、本当に必要な「思考力」は育ちにくいってことに。
思考力って、問題を解くスピードとか、知識量とはちょっと違う。
“どう考えるか”の土台そのものなんです。
例えば、
-
勝ち負けに一喜一憂せず、先を読む力(=大局観)
→「この1手で勝つか負けるか」じゃなく、「次の展開をどう作るか」を考えられる子。 -
相手の手を読んで行動を変える力(=状況判断)
→ 相手がどう出るかを考えながら、自分の手を選ぶ。空気読む力とも言える。 -
ミスや負けから立て直す力(=リカバリー思考)
→ 失敗しても「どう立て直そうか?」と考えるクセがついているか。 -
自分の考えを言語化できる力(=説明・理由づけ)
→ 「なんでこのカードを出したのか?」をちゃんと話せるか。 -
ルールの中で工夫を見つけ出す力(=創造的思考)
→ 決められた枠の中で“うまくやる”方法を探す柔軟さ。
他にも、説明書を読む力、PDACの力とか取り上げたらキリがない!
それが見えてきたのが、ボードゲームというツールでした。

ボードゲームは残酷。でも、だからこそ育つ。
これまで、1000以上のボードゲームを子どもたちとやってきました。
(ちなみに家にはあるのに私がやっていないゲームがその倍ぐらいあります(笑))
毎回驚くのが、ボードゲームって本当に子どもの“中身”が出るんです。
①ルールの理解
②先を読む力
③空気を読む力
④負けたときの態度
いろんな要素が一度に見える。
でもそれって裏を返すと、けっこう残酷。
考えていない子、ルールが把握できない子、感情で動いちゃう子。
そういう“課題”が、全部表に出てしまうから。
トリックテイキングでわかる“思考の差”。
たとえば「トリックテイキング」っていうジャンルのゲーム。
ルールは簡単で、「出されたカードと同じ色のカードを出す」ってだけ。
でも、生徒にさせてみるとその差がはっきり出る。
ただ「同じ色を出せばいい」と思ってる子と、
「この場面で一番効果的なカードは何か?」と考えている子では、出すカードが全然違うんです。
そして、そんな分かっていない子が出す❝変数❞になるカードもまた、その子の予想外のカード1枚が、ゲーム全体の流れをひっくり返すこともあるので、
それがまたリアルで、人間的で、面白い。
ワークシートじゃ絶対に見えない❝頭の中❞が、1枚のカードに出るんです。
思考力って、遊びの中で育つ。
私は、10歳までの「遊び」が、その後の「学び」を支えると思っています。
つまり、「ボードゲームを通して思考の型をつくる」という時間が、
中学受験に入ってからものすごく効いてくる。
もちろんペーパー教材も大切。
でもそれ以前に、「考える」「やってみる」という感覚を育てるのに、
ボードゲームは本当に有効だと感じています。
幼児とボドゲをする大変さと大切さ
私自身、今は幼稚園の役員として、
ボードゲームを子どもたちと楽しむ準備を進めています。
「遊び」と「学び」の境界線って、本当は曖昧なんだよね。
そしてすえちゃんの本の企画も進んでいて、
私としてもこれまでの経験を誰かの役に立てられたらいいなって思っています。
というわけで、これからまたちょこちょことブログを更新していく予定です。
すえちゃんの執筆の裏話とか、幼稚園イベントの様子とか、
ここでシェアしていけたらうれしいな。