今週の火曜日の昼過ぎ、せっせと週末課外授業の準備をしていた時に、それは起こりました。
水が入ったペットボトルを床から持ち上げようとしたとき・・・
ピシッ
と腰のあたりから信号が走ります。
一瞬針か何かが刺さったような小さな衝撃が走り、そのあたりがじわじわとズキズキするような気が・・・。
こ・・・この感覚は・・・
もしかしてアレか・・・!?
「ギックリ腰」
私は人生で1度だけ、数年前にギックリやったことがあります。
(その時は「ギックリ背中」でしたが)
※過去記事
あのときも最初はそれほど痛くなかったのですが、2~3時間したらひどく痛むようになり、次の日には自力での移動が困難になったと記憶しています。
もし今週、私が動けなくなってしまったら・・・
アクティビティの準備がまだまだ残っているのに、一人分の労働力が失われてしまいます。
そうなると規模の縮小、下手すると中止という事態になってしまいかねません。
これは重大なことをしてしまったかもしれない・・・
そう思うと冷や汗が止まりません。
・・・ですが、幸いにもその後腰の痛みは徐々に薄れ、夕方にはほぼ完治となりました。ひとまず安心。
大人の心得
今回の件で痛感したのは、「(自分原因で)仕事が止まることの恐ろしさ」です。
風邪などの病気や、交通事故などでのケガは、いつ起こるかわかりません。もしかしたら重要な仕事を背負っているときに起こるかもしれません。体が動かなくなる可能性は、どんなときでも存在します。こればかりは運としか言いようがありません。
で、その結果自分1人が苦しむのであればまだ良いですが、もし他人や会社に迷惑がかかるようなタイミングでそれが起こってしまったら、自責の念で苦しむことになります。
大人になると、体の痛みで苦しむのではなく、体が動かないことによって他人に迷惑が掛かってしまうことに苦しむのです。
たとえば(仕事ではないですが、)家族みんなで旅行に出かける予定があるとしましょう。
当日朝、起きたら何やら熱があって苦しい。どうやらインフルエンザにかかってしまったようだ。
そうなるともちろん旅行は中止です。
このとき、「楽しみにしていた旅行に行けなくなった」とは全員が思うと思うのですが、それに加えて「みんなをがっかりさせてしまった」と思えるようになったら、ひとつ大人になったと言えるでしょう。
そして、逆に家族の病気で旅行がふいになってしまったとき、「あなたのせいで!」とその人を責めるのではなく、「インフルエンザなら仕方ないね」と広い心で許容してあげられるのも、それもまた大人の心得というものです。
大人の心得、裏テーマ
もっとも、上に「病気やケガはいつ起こるかわからない」と書きましたが、大人になるとそれも何となく予測できるようになります。
今回私のギックリ騒動の原因は、水の入ったペットボトル(10kg程度)です。
実は持つ前から薄々「これ持つとまずいかな・・・?」とは思っていたのですが、持たないと作業が進まないので持ちあげたら、案の定・・・という経緯でした。
「大人になる」と言えば聞こえはいいですが、実質は「加齢した」ということでしたとさ。
ということで、今週末に参加される皆様(特にお父様方)は、事前の準備運動などを忘れずに!
無理のない範囲でお楽しみください!
おまけ・最近聞いて心にしみた曲。
どうせなら、明るい気持ちで年を重ねたいものですね!