塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

薩摩隼人が娘2人を連れて函館に行った話④



小学生はどこまでも具体から

先日、ニュースで函館が取り上げられていた。

どうやら、今年はずっとイカが不作で大変だったらしい。

私たちが訪れたタイミングはちょうど、海水温が下がり始めたタイミングだったようで、その意味ではとても恵まれていたようだ。

 

さすが私!(笑)

 

それはそうと、1年生の次女も、

 

「あっ!はこだてだぁ!!」

 

から始まり、

 

イカっていつもあるわけじゃないんだ~」

 

と興味を持ったようで、それだけでも行ってよかったというものだ。

特に、低学年は目の前のことや体験したことが自分の世界の全てを構成しているようなところがあるので、一つ一つの経験を大切にしてもらいたいなと思った。

さて、そんな函館の最終日をお届けしましょう。

あとは帰るだけの函館の朝

まずは、部屋風呂が付いていたということもあり、

日が昇るのを見ながらの入浴という、何とも贅沢な朝を迎えました。

 その後は、とりあえず30分ほど、一人でホテルの周辺を散策。

 ホテルに帰ると、この日は、子どもたちが楽しみにしていたホテルのビュッフェの朝食です。

うまく言葉にできないのですが、

実は、

私はあまりこのビュッフェ方式が好みではありません(笑)

なんなんですかね、

取りに行くのが嫌いという超絶自己チューなだけなのでしょうか(笑)

 

ということで、あまり家族でも利用することがないということもあり、

子どもたちは興味津々。

 また、小4と小1にもなると、自分たちで取りたいものを取ったり、自由にできるので、親としてもあまり手はかかりません(笑)

 せっかくということもあり、私も柄にもなく甘い物にも手を出してみました!

 こういうことができるのも、ビュッフェ方式の魅力の一つなのかもしれませんね。

 

 さて、チェックアウトギリギリまで、客室内露天風呂を楽しみ、今日の目標のイカ釣り」へと向かいます。

 雑誌に掲載されていたところは、長蛇の列をなしていたのですが、初日の散策の時に見つけたお店でイカ釣りをすることに!

 いやぁ、これが大正解でした!

 釣ったイカを、店員の方が一つ一つ丁寧に説明しながら捌いてくれます。

そこには、私が

 

「ほら、無脊椎動物でしょ」

 

なんて無粋なことを言う隙はありません(笑)

そして、仕上がったものがコチラ!

 

 

イカじゃん!!

 

最後まで可愛らしく盛り付けていただいて大満足でした!

そして、やはり「活イカ」美味しい!!

次女のイカ嫌いは完全に克服されたようでありました!

 

その後、市場で夕張メロンも美味しく頂いて、

新幹線の待ち時間に北海道牛乳ソフトを頂いて、新幹線で帰宅の途につきました。

 

 

めでたしめでたし、

 

じゃないんですよ(笑)

 

この日は水曜ですから、過去問の添削が待ち構えているわけです。

新幹線の中で予習をこなし、教室に直行、国語の添削まで終えて、無事に自宅につきました。

さながら、売れっ子の大学受験予備校講師のようでした(笑)



中受旅行は函館がおすすめ!?

 ということで、ここまで4回に渡って函館について書いてきたこのシリーズも最終話となります(笑)

 次回からは、もう少し、中学受験生やその保護者の皆様に有益な内容になるかもしれませんし、ならないかもしれません(笑)

 有益と言えば、職業から色々な場所で、

「中学受験を見据えた旅行ってどこに行けばいいですか?」

と聞かれることがあります。

世間では、こういうのを「中受旅行」など言うそうですが、

ほとんど、旅行経験のない私からすれば、

 

「旅行なんて好きな所に行けば、どこでも子供にとっては良い経験」

 

と思っておりましたので、そのようにお答えしておりました。

これは偽らざる本心ではありましたが、

プロとしてはいささか逃げの解答であるなぁと心苦しく思っていた側面があることも事実です。

そういう意味では、今回の函館は私に一つの正解を与えてくれました(笑)

街自体もとてもコンパクトでしたし、歴史的に学ぶスポットも数多くありました。海の幸も豊富で、大人も十分に楽しめる観光地ではないかと思いました。

また、飛行機が苦手でない方も、北海道新幹線での青函トンネルはチリの勉強にもなって、とても良い機会になると思います。

 ということで、今回の函館視察がちゃんと仕事であったことを確認したところで、本日はおしまいにしたいと思います(笑)