図鑑はリカちゃん人形に勝てるのか
我が家には、
そして、塾にも、
いわゆる“知育おもちゃ”と呼ばれるものは多く存在している。
レゴですか??
10㎏以上余裕でありますよ(笑)
一応、その道のプロではあるので、
“知育おもちゃ”と検索して出てくるものの中から、
良さそうなものはひとしきり手に届くところにある。
そんな中で、我が娘たちの1番のお気に入りは…
お人形!!
お人形もママゴト道具も、
女の子らしいおもちゃは全て生徒様から頂いたものである我が家。
そこに、私の意思や趣味は介在していない。
しかし、子どもたちにとってそんなことは関係ない。
面談の最中も、ママゴト用キッチンで、嬉しそうに遊んでいる。
図鑑も、日本昔話も、色々なものは必要以上に揃っているけれど、
そんなことお構いなしで、今日も人形をお風呂に入れるのだと嬉しそうに主張している。
私が買いそろえた“知育おもちゃ”や図鑑たちは、お風呂にすら入れてもらえなそうである(笑)
環境整備とは感情的期待値に基づく投資である
あぁ、図鑑をこんなに買っちゃって。
メルカリで売るか~
そんな声がどこからともなく聞こえてきそうである。
ただ、ちょっと待って欲しい。
もしかしたら、明日、興味を持つかもしれない。
こういう感情をもとに行動するのは、きっと不合理なのだと思う。
それは、よく理解しているつもりだし、仕事において「いつか」なんて考えることは、無意味だということはよくよく理解している。
しかしながら、殊、子育てにおいて、「費用対効果」をあまりに直截的に考えることは、それこそ費用対効果が悪い。
親が積み木を買ったから立体図形が得意になり、
本をたくさん買うことで国語が大好きになるのであれば、
そんなにわかりやすいことはない。
きっと、世界は愛と余裕に満ちた親子関係で溢れることだろう。
もしかすると、giveが過剰供給の世界かもしれないが。
ただ、、幸いにして!?そんなに子供たちは単純ではない。
親が図鑑を買ったとて、興味を示すかどうかは、、、
運である!!
おもちゃも同じ。
遊ぶかどうかは、、、
運である(笑)
ただ、言えることは、
買わなければ遊ばないのである。
環境を整備したからと言って、必ずその環境が活かされるわけではないが、
整備しなければ、開花しないものは確実に存在している。
そこにあるのは、客観的な根拠を越えた、親としての期待であろう。
要は、親として、その構図を理解できるか。
自分にできることは、自分がよいと思う環境を提供すること、
それこそが最善であり、それ以上の効果もなく、
結果として、その環境が活かされるかどうかは子ども次第であること。
そのこと自体を親自身が、認識し、前提とできるかということなのだと思う。
とはいえ、結局は親の影響は多分に受けるのであり、
親自身が本当に良いと思っているもの、
好きなものは、
子どもにとって、環境としてしっかりと生かされる確率は高いように思う。
決して、本でいいと書いてあった、高名な誰かがイイと言っていたものではなく。
DG的環境整備
私は環境に投資をするのが好きである。
うん、実に響きがイイ!
でも、実態は、、、
単に新しいもの好きなだけ(笑)
というわけで、電子黒板しかり、先日の100インチスクリーンしかり、
弊社では、小さな個人塾とは思えないほど、設備が充実している。
そして、
現在、
4つの教室をすべてyoutubeスタジオ化する計画が進行中である!!
スタジオ化したからと言って、すぐに爆発的に効果があるとまでは考えていない。
しかし、環境を整えなければ、いつまでも立っても同じことの繰り返しである。
コロナ以前に戻るなどといった、後ろ向きな考え方ではなく、
withコロナの時代の新たな選択肢として、しっかりと準備をし、環境を整えていきたい。
そう考えると、塾と我が家の壁を所狭しと敷き詰められたこのボードゲームたちは、最大の環境整備と言えよう。
子どもたちの教育にも、会社の未来にも一役どころではない役を買っていることだろう。
うん、今日もよい口実ができた。