残り200日
皆様、三連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
我々にとっては、
3連休=3連勤
ということで、月曜日は6年生を対象に
「DG模試」
を実施しておりました。
このDG模試の特徴としては、
国語、算数、理科、社会がオリジナルであることはもちろんなのですが、
「SHIKOU」
という科目があげられます。
こちらは、
既存の知識を前提とせず、準備時間に得た知識を活用する力
を測るものです。
ちなみに、麻布の理科の出題とバッチリ当たったことがあります!
この「SHIKOU」の問題を通じて、「思考力を伸ばす」のはもちろんなのですが、
入試問題との相性を測ることができます。
DGのゴリラ乙女たちが、合科型の入試に強いのは、こうした日々の取組のせいもあるのかもしれません。
さてさて、それ以外にも、毎年海の日に実施しているこのテストを受ける頃には、
例年入試まで残り200日となっています。
そこで、夏期講習に入る前に、
残り200日の時点での自分を知る
良い機会になってくれればと思って実施しているのです。
例年ですと、そのまま翌日から夏期講習に突入するのですが、
今年は、1週間の余裕があり、採点処理後にボードゲームをする時間があったのは、
望外に贅沢な時間となりました(笑)
夏期講習の目的
いよいよ、来週から夏期講習が始まります。
「夏期講習で基礎を固めて成績アップを!」
というのは、どの保護者様でもどの塾でも考えていることだと思います。
もちろん、例外なく私たちもそう考えていますし、例年夏期を通じて大きく飛躍する生徒が出てきます。
ただただ、現実的なことを考えれば、夏期講習のみで自分の全ての弱点を克服できるかと言えば、そうでない生徒の方が多いように思います。
例えば、DGの6年生の夏期講習は、250時間を超える時間があります。
算数のカリキュラムはこんな感じです!
DGでは、この時期でもベースは発展問題に置かず、
あくまで基礎を固めることに重点を置いています。
演習問題に関しても、途中過程まですべて教員がチェックしながら進んでいきます。
それでも、全部を克服することは難しい。
では、夏期講習を受講することに意味がないのか、
と言えば、そんなことはありません。
私は、
明確に夏期講習は意味がある
と断言できます。
では、どのような意味があるのかと言うと、
「弱点を知る」
と言う点にあります。
夏期講習では、相当な時間をかけて全教科中学受験の範囲をもう1周します。
その結果として、
それでも現時点で弱点として残ってしまっている点を自分で認識できることに、
夏期講習の最大の意味はあると思っています。
ということで、DGの夏期講習の成績表はこんな感じです!
苦手な単元が赤く表示されるようになっています。
「赤を少しでもなくすこと」を目指しながらも、
最終的には、
「何が苦手なのかを具体的に把握する」
ことで、二学期からの過去問演習や弱点克服は飛躍的に効率の良いものとなっていきます。
あくまで、最終的な目標は「合格すること」ですから、
この時期に闇雲に保護者の方だけが息巻いてもよいことはありません。
また、例年みんなが口を揃えて言うことなのですが、
意外と!?夏期講習楽しいんですよ(笑)
毎日友達と顔を合わせますし、DGでは塾で完結スタイルなので宿題からも解放されます。
そうすると、家での不要な軋轢を生むこともありません。
保護者の方としては、自分のメンタルや理想とする受験生とのギャップにフラストレーションが溜まることもあるかもしれませんが、
「楽しく勉強してるならまぁいいか」
とマインでセットして頂ければと思っています。
夏期講習は○○がない
先ほど、
「DGの夏期講習には宿題がない」
と言いましたが、
我々講師陣は、夏期講習に色々なものがなくなります。
休み、時間、記憶、、、
そして、一番なくなるのが「曜日感覚」です(笑)
いつもと違って、同じ時間の流れ方が繰り返されるので、曜日の感覚が一切なくなります!
まぁ曜日感覚はなくなってもいいのですが、
今年は4年生の教材改定も入っているので、「記憶」はしっかり残していきたいものです(笑)
さぁ、来週から夏期講習!!
頑張りましょう!!