塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

≪短期連載④≫絶縁宣言は突然に ~妹の結婚式~

妹の連載もラストとなりました。

番外編的なものもちょこちょこ出していきますが、とりあえず今日がラスト!

楽しく読んでいただければと思います。

 

さて、今日は9月初旬に催された妹の結婚式について

 

1.行くことにしました。

行かない!と思っていたのですが、主人に、

行かなかったら妹の思うつぼだね!

親戚一同で行くか、全員欠席かの2択だよ!?

と言われました。

親戚中に20年前の喧嘩のことや子供のころからの恨みを言いふらして、

じぶんが悲劇のヒロインとなりたい妹にとって、一番最高なのは、

嫌っている母親と姉が欠席で、残りの親族が出席するのが一番ハッピー!

だから、出るなら全員で出て、『こっちはやることやったよ』となるか、

全員欠席で、『頭冷やしなさい』にするかの2択ということです。

できれば後者がいいのですが、

私の親はそんな人ではない!だったら妹はこうなっていません(笑)

感情が入ってしまいますよね。

さすがに結婚式行ってやらないと可愛そう

新郎側の親族に失礼

妹と会えるのは最後だから会いたい

※結婚式後は親族は用済みで音信不通になることはすでに分かっているようだ(笑)

 

親が出席すると言えば、親族も、

『そうだね。かわいそうだから出てあげようかな』

 となりました。

私一人欠席となると、

『私は招待状をきちんと出したけれど、欠席しやがった』になる!

したがって、結果出ることにしました。

子ども2人も連れて行かねばならないので大変ですが、これが最後かと思うと行かないわけにはいきませんよね。 

 

2.妹の旦那様との対面

子ども2人かかえて長崎に降り立ち、バスで佐世保へ!

両親と待ち合わせしてホテルにチェックインして、休んでいると、妹が旦那様と一緒に現れました。

妹は私にも両親にも挨拶すらなく、真っ先に祖母の所へ行く!

妹の娘のNちゃんも、結婚式に出席することが確定したわけで、嫌いな母に抱かせるわけもなく、終始無視されました。

一方、初対面の旦那様とは、通り一辺倒な「初めまして。明日はよろしくお願いします」ぐらいのあいさつを済ませました。

上の娘が照れて恥ずかしがっていましたが、ママの妹の旦那様だと教えると、

甘えていい相手だと認識したのか、近づいていきました。

ここから、「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」と追いかけて甘えまくるという人懐っこさを出し始め、かわいがられました。

ちなみに私の妹には「怖い?なんかあの人怒ってるね!」と警戒しっぱなしでした。

 

3.旦那様のお父様との対面

その後、旦那様のお父様も挨拶にお越しいただきました。

すごく、真面目な人種なんだなということが一発で分かるようになったのも、

自分が不真面目な人に囲まれているからでしょうか(笑)

お父様は、私の父と密に連絡を取り合っているようで、妹とのわだかまりを無くそうと尽力してくれているようです。

でも、息子さん(妹の旦那様ですね)とはちょっと不仲のようで、孫に会うのも1日5分と決まっているようです。なんだそりゃ!?(笑)

わだかまりを無くそうと頑張ってくれているとはいっても、肝心の妹に嫌われてしまうと孫に会えなくなるわけですので、これと言って大きな助けにはならなそうですね。

ちょっとでも私や母を擁護する発言をすると口をきいてくれなくなるようで、終始妹のご機嫌取りをしているようです。

孫のことがあるとそうなりますよね・・・。

 

4.結婚式当日➀~式の準備

結婚式というより、親族の集まりという感覚ですね。

朝から父方、母方の親族が集まり、昔話で盛り上がっていました!15年以上会っていなかった従兄弟にも会えちゃって、良かったです☆

従兄弟たちは出会いを求めて出席しているようで、2次会目当てのようです(笑)

娘2人はみんなのおもちゃ状態(笑)

上の子は遊んでくれるお姉ちゃんやお兄ちゃんがいっぱいで駆け回っているし、

下の子はまだ5か月ということもあり、おじさんやおばさんに交代に抱っこされていました。泣かないし、人懐っこい2人なので、かわいがられてよかった☆

上の子も私もヘアメイクやメイクをしてもらって準備万端!いざ出陣!

 

5.結婚式当日②~披露宴

教会での儀式?が終わって、披露宴が始まりました。

こちらの親族席3つに、友人席1つ。妹に呼ぶ友人がいてよかった☆←いや本気で!

昔から友達を作るのが下手?だったのでちょっと心配していました。

 

友人代表挨拶をした友人は、挨拶の序盤で大号泣してしまい、挨拶は全く聞き取れなかった・・・会場も、泣きすぎじゃない?という空気が流れ始めようとしていました。おいおい・・と思い始めたぐらいで終わったのでよかったですが、泣きすぎ(笑)

でも、泣くほど喜んでくれる友人がいて本当に良かったです。

もうすぐ無事に終わります!

 

6.結婚式当日③~やはり無事に終わらなかった

披露宴も終盤へ。

新婦からご両親への感謝の挨拶?です。

両親は一番前に移動し、スポットライトを浴びています。

妹からの感謝のお手紙が始まりました。

以下ほぼ全文です。

『こういう手紙を書くのは初めてなので、正直なんて言ったらいいかわかりません。

こうして私がお嫁さんになることができたのは、パパとママのおかげです。

私を産んでくれて本当にありがとうございました。

さて、このBGMのことをパパは覚えているでしょうか。

昔一緒に見ていたアニメ『クッキングパパ』のBGMです。

あのころパパの手はどんな料理も作ってくれる魔法の手だと思っていました。

そして、この曲のように、大人になってもパパと手をつないで歩ける娘でいたいと願っていました。

パパに比べれば、まだまだ料理はできませんが、旦那様がおいしいと言ってくる料理をこれからも作っていきたいと思います。

幼いころ、パパのように料理も何でもできて、ママのようにお菓子やパンが作れるお母さんになりたいと思っていました。

それには程遠いものがありますが、少しでも近づけるようにこれからも頑張っていきます。

 

(ここから泣きながらになります)

私は、幼いころから富美子さんに比べて、ずいぶんバカでできの悪い、手のかかる子どもだったと思います。

頭がいいわけでもなく、運動も全くできなかったですし、社交的なわけでもなく、よく怪我をしては帰ってくる、今でも本当に短所ばかりの娘で本当に申し訳なく思っています。

せめて他のぶぶんではあなたたちの負担にならないように私なりに頑張って参りましたが、――――(聞きとれず)

親族や従兄弟を含めても、一番何のとりえもない私でずが、たくさんの人の手を借りてどうにか30年生きてくることができました。

今回、子供が生まれてくることに関しても、私の遺伝子があることで、子供によくないことがあるのではないかととても不安でした。

子供が顔からクッションに落ちていく姿を見て、私の運動神経が遺伝したのかと本当に申し訳ない気持ちになります。

そして、そんな娘をかわいがってくれる旦那様のお父様には本当に本当に感謝しております。

そんなとりえのない私ですが、こうして旦那様という物好きな方が現れて結婚することができました。

昔パパが『生まれ変わってもママと結婚したい』と言っていましたが、私も旦那様にそう思ってもらえるような奥さんになれるようにこれから頑張って生きたと思います。

最後になりましたが、旦那様のお父様におかれましては、あたたかく私を迎え入れてくださり、本当に感謝しております。

まだまだ至らない嫁ですが、これからもよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。』

 

録音を何度もリピートしたから疲れた・・・。

 

やっぱり挨拶でぶちかましてきました!!

嫌味だらけの挨拶文。

佐世保のおばちゃんは頭を抱えて私の所にきて

「なあに?このあいさつ・・・!」とあきれ顔。

親族一同「やっちまった・・・」という空気です。

結構会場が凍っていましたが、挨拶をよく聞いていなかったであろう、若いお兄ちゃん達が拍手してくれたので、感謝のお手紙っぽくなりました。

こちらの親族からはノーコメント。 

 

 

7.解散

披露宴が終わって、本当はみんなでご飯を食べに行く予定でした。

従兄弟たちは、本当は二次会に行って出会いを探しに行く予定でした。

でも、妹の挨拶でそんな空気じゃなくなりました。

みんなバイバイも言わずにいつの間にか帰っていました。

 

終わってから二次会前に旦那さんだけでお礼のあいさつに来てくれました。

妹の姿は無し。

 

結婚式も終わったし、こうなりますよね。

やるべき仕事が終わって、疲れが来たのか、おばあちゃんは

「あの子もいつかは分かる日が来るでしょう」とだけ言って、ご飯も食べずに寝てしまいました。

私たちはというと、レストランに行く気力もないし、コンビニ弁当を食べてさっさと寝ました。

 

8.終わりに

こんな妹の話をすると、生徒は目を輝かせて一生懸命聞いてくれます。

女の子だけの塾ですから、

お姉ちゃんたちには、下は小さなことでも根に持つから気を付けるように。

妹ちゃんたちには、上は結構下のこと好きだから慕うように言っています。

『先生達みたいにはならないように気をつけます(笑)』

と言われて、本当に救いです!

これで無駄な話ではなくなった!

こちらを読んだ皆様にも同じことがおきましたら、

一緒に酒を飲んで傷を舐め合いましょう♪