塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

中学受験塾が学童教育を開講する話

コロナから見えるもの

今週で、コロナウイルスによる特別対応は一旦終了。

週明けは通常対応に戻り、26日からは春期講習がスタートする。

春期講習からは、いよいよ田川が産休に入るので、

久しぶりに文系科目のすべてを私が担当することに。

まぁ、それはそうと、このコロナウイルス特別対応中は、今まで以上に生徒と一緒にいる時間が長い。

そして、授業コマを増やしているわけではないので、「自学」の時間がより長くなる。

そうすると、普段の家庭の学習の様子が具に見て取れるのである。

例えば、今日の一コマ。

 

「よし!昼休憩!!」

 

この言葉を聞き、即座にテキスト類をしまう生徒。

気持ちはわかる。ただ、まだまだである。

隣を見てみよう。

ここまでやってからと自然に「キリ」を設定して取り組む生徒がいるのだよ。

人間的には、「お腹すいたぁ~」ってのも悪くはないと思うが、そこは受験生の世界。

そして、この小さな差は日常の中でありとあらゆる場面で顔を出し、10年の月日を経て埋められない差を生み出す

別に単純に「成績」というだけならばいいのかもしれないが、こういう「ちょっとした意識の差」は、勉強に限らず、今後の人生の様々な場面で活かされるものである。

と珍しくまじめな文章を書いている横で、長女は何やらボードゲームを引っ張り出してきた。

さぁ、この子はどんなことを「自然に」するようになるのだろうか。

 

中学受験を念頭に置いた学ぶ学童開講

 

前置きが長くなったが、この「自然に」というところがとても大切。

「自然に」なるには、経験を積み重ね、感覚になるまでの研鑽を重ねる必要がある。

 

例えば、小学生が苦手とする単元の一つに「割合」がある。

このとき、120円の◇倍は90円という問題があったとき、

◇に1より大きい数が来た時に違和感を抱くことができるかどうか。

決して、割るで×だから掛けてみることではない。

 

中学受験は、確かに技術的な側面もあり、暗記すべき事項も少なくない。

しかしながら、その素地となる「感覚」

そしてそれを創り出す「学ぶ体力」

具体的には、理解力、集中力、忍耐力、主体性

これらを低学年からしっかり紡いでいきたい。

しかも、中学受験にありがちな「親の伴走」に依存することなく。

 

こうした考え方から、この度、私たちDGは

中学受験を前提とした学童教育

 

樂志館

 

を開講することとなった。

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他にも語りたいことはたくさんあるのだが、

学びのすべてが詰まっている、そんな空間にしていきたいと思っている。

 

楽志館の構想

キャッチコピーとしておいたのは、

 

「中学受験」×「ボードゲーム」×「学童教育」

 

中学受験は言うまでもなく。

きちんとオリジナル教材で中学受験をコーディネート致します。

本格的な受験勉強に突入した際に、問題を楽しむことができるような、

そんな生徒を育てていければ。

 

ボードゲームの効用に関しては、私「末廣」の過去記事の中で、

ご興味をもったものをご覧いただければ幸いである。

ボードゲームを通じて養ってほしいものは、

 

ズバリ

 

「SHIKOU」

 

である。

 

ローマ字にしてみたのだけれど、「思考」「試行」なのだ。

 

初めてのゲームに対して、その仕組みを「思考」し、

自分なりの最適解を「試行」していく。

これを繰り返すことで、「思考」の型ができていく。

こういう訓練のためには、ボードゲーム「至高」の教材だと考えている。

 

お気軽にご連絡ください

ということで、ちょっとでも気になった方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

詳細を掲載したHPは、現在鋭意作成中。

といっても、コロナのせいにしてフローを止めているのは私…。

たぐちさん、すみません。。。

 

明日、明日には必ず必ずご連絡しますから!!