塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

末廣が塾講師教務力研究会に登壇してきた話

約1年ぶりのブログ更新…

ブログの更新が途絶えまくってすみません。

実は実は、今、

 

本を執筆しているのです!

 

それでもですね、

昨年末にこんなブログを書いたことがきっかけでした。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

出版社の方が、このブログを見つけてくださって、「ボードゲームと学力」に関する本を書くことになりました!

 

「執筆」ですよ!!

 

そりゃ、テンション上がりますよね。

人生で一回ぐらいは書いてみたいなぁ、なんて思っていた

一度くらいは言ってみたいと思っていた「執筆中」という言葉。

これが、現実のものとなるわけです。

 

が、

 

書き始めると、上がったテンションとは裏腹に、、、

「生みの苦しみ」の真っ只中を歩んでいくことになりました(笑)

もう、これだけでブログが何本も書けると思いますので、

詳細は発売に向けて、少しずつ書いていこうと思います。

ちなみに、現在「校正」という私の最も苦手な作業中です。

全国の末廣のブログファンの皆様、頻繁な更新は今しばらくお待ちください!

 

いざ登壇!

ということで、お陰様で忙しい日々を過ごしているわけですが、

そんな中でも、ブログを更新せねば!という出来事があったわけです!

それは、

 

「塾講師教務力研究会」

 

なるイベントに登壇者として参加して参りました!

この会は、横浜翠嵐高校専門岡本塾

翠嵐高校合格専門岡本塾|公立トップ校専門 × 地域密着の街の個人塾

の岡本先生が主催しておりまして、

ありがたいことに私にもお声がけいただきました。

 

他の先生方はというと、

お子様を全員国公立へ、2名は医学部へ導かれた地藤先生

受験指導 自律学習指導 地藤塾 高瀬BASE 観音寺BASE家じゃ勉強できない子が頑張ることができる場所 数学 理科 英語

 

1万問以上の問題を解く数学の鬼、武田先生

旗の台大岡山ZENT進学塾

 

石川県かほく市から東大、京大、ボストン大などの進学実績を出している根保先生

金沢市・かほく市・オンラインの進学塾|寺子屋本楽寺|幼児・小学生・中学生対象|金沢・かほく市・オンラインの進学塾 寺子屋本楽寺

 

川崎南部から教えない授業で偏差値40アップを実現する岩澤先生

学習道場 岩沢学院

 

という重厚なラインナップ。

そこに、こんな金髪がいていいものでしょうか…

 

なんて、謙虚な姿勢があるようには生まれてこなかったので、

意気揚々と行って参りました。

あっ!ちゃんと朝7時から午前中の授業は終えて行きましたよ(笑)

 

経験値は複利

 

同業者の皆様を前に、

しかも「教務力」というテーマでお話しするということで、さぁ何を話せばと思ったわけですが、

ここはボードゲームの良さに全振りしてしまって、

「机で勉強するその前に」というサブテーマのもとにお話をしてきました。

 

とうことで、まずはいつも、私が好んで使う

 

「経験値は複利

 

という言葉。

この言葉の解像度を上げながら、

「考える経験値」

「決める経験値」

についてお話しさせていただきました。

そうしたら、zent進学塾の武田先生がこんなブログを書いてくださいました!

ameblo.jp

ありがとうございます。

 

「考える経験値」については、このブログでもどこかしらで何度も書いてきた気がするので、今日は「決める経験値」について少しだけ書いてみようと思います。

 

というのも、現在では自分で決めなくても多くのことが進んでいきます。

例えば、YouTubeなどのおススメ機能!

次々に、過去の行動から勝手に分析されておススメとして出てきたものをタップするだけで次の動画が始まります。そこに意思はありません。

また、少子化の影響もあってか、ファミレスで「今日はこれでイイ?」と親がメニューを決めていたり、

「週末はここに行って、こうしてああして」と親の決めた予定に従って時が過ぎて行ったり…

 

現代の子どもたち、

自分で決める機会が圧倒的に少なくないですかね?

 

というのが、私の問題意識だったわけです。

問題意識とか、ちょっとカッコイイ言葉使ってしまいましたが(笑)

 

そして、最も言いたかったことは、「自分で考え」、「自分で決める」ことで、

初めて、

結果が「自分事」になるということです。

我々、塾業界にいると、何回言っても復習しない生徒とか、解き直しをしない生徒もいるわけです。

そのとき、単に「復習しろよ!」と言ったところで当然響かないわけです。

また、こういう生徒は、点数が低くても、これまた大してダメージがないわけです。

 

で、これはなぜかというと、

 

「自分で考えてない」+「自分で決めていない」=「自分事になっていない」

 

からだと思うわけです。

ですから、我々塾は、まず目の目の問題やテストを「自分事」にするようなアプローチが必要ですよね~

なんて偉そうなことを海千山千の皆様の前で言って参りました!

 

いや、いいこというでしょ!(笑)

 

まぁでも点数やできるようになることに対して、無気力・無関心な生徒はどこからアプローチすべきなのだろうというのは、ずっと問題意識としてあったわけです(本日「問題意識」2回目(笑))。

一応、二十年以上中学受験の現場にいますからね。

 

そしてそして、待ってました!ボードゲームの話なんですが、、、

とにかく「手番」があるので自分で決めざるを得ないんですよね。

こういう風に、本人のやる気みたいなものに依存せず、

「考える機会」、「決める機会」を楽しみながら増やすことができる点が、ボードゲームの素晴らしさだと思うんですよね。

というボードゲーム界の宣伝のようなお話をしてまいりました(笑)

 

他にも、色々とお話をさせて頂いたのですが、

先にも書いた通り、とにかく今回の私の話のテーマは「机で勉強する、その前に」でした。

ある日、突然塾に通い始めたからと言って、突然に机に座って宿題に取り組み始める子なんてもちろんいないわけです。

ちょっと考えてわからない問題を、「ワカラナイ」と言って投げ出さないようにするためには、

考えてもわからないことが書かれた紙に鉛筆で対峙する前に、

どこかで「わからないこと」に対して「考える楽しさ」を感じておく方が、

明らかに与しやすいと思っています。

例えば、多くの受験生が苦手とする「場合分け」の問題。

難解な問題はさておき、「0,1,2,3の4枚のカードで作ることのできる偶数は何個?」のような簡単な場合分けであっても、「場合分け」という言葉に触れるだけで、拒否反応を示す子もいます。

でも、よく考えてみると、実生活で経験したことがないにもかかわらず、

いきなり紙の上で何とかするってかなりハードルが高いと思いませんか?

これ、もはや無理ゲーなのでは?とさえ思えてきます(笑)

その意味では、「相手がこうしたら、自分はこうして…」のようにボードゲームは「場合分け」の連続だったりしますね~

なんていう小ネタもお話してきました。

 

経験値は複利ということは…

さて、自分で言ってるこの「経験値は複利という言葉ですが、

ということは、今取り組んでいる「執筆」という経験も、きっと複利が効いてくることがあるはずです。どのような展開になっていくかは、、、

今後の自分に期待したいと思います。

そういえば、既に2冊目の話が来ているとかいないとか。

皆様、ご期待ください(笑)