おかげさまで何とか風邪も完治した桜井です。
症状が出始めてから約10日間。今回の風邪も長引きましたね・・・。
先日の9月17日(祝)、当塾で行われたイベントは2つ。
「DGゲーム会」と「基礎特訓」
片方が楽しそうで、片方が大変そうな名前ですが、私は基礎特訓の方の担当でした。
基礎特訓とは
「基礎特訓」は、6年生対象の、1日かけて国語・算数の基礎的な部分を強化しよう!というコンセプトで始まった特別講座で、2学期に何度かある特訓講座の第1号となります。
午前中に国語4時間、午後に算数6時間をひたすら勉強する講座となっています。
私が担当した算数では、6時間を6等分し、1時間ごとに「速さ」「割合」など全6単元を進めていきます。
1時間のうち前半30分でテストと答え合わせ、後半30分で間違えた人が多かった問題の解説をします。
テストの難易度は、基礎特訓という名前だけあって、普段の週テストと同じくらいか、やや簡単なくらい。
公式をちゃんと覚えているだけで得点になる問題もあります。
ただし、問題数が多めになっているので、一定以上の点数を取るためには、問題を解く素早さも必要になります。
実にいい塩梅のテストだな、と毎年思っています。
(本音を言うと、問題数と難易度のバランスをもう少し調整したい。)
なぜこのタイミングで基礎?
この基礎特訓は6年生対象。
つまり、受験まであと5か月無い生徒対象の特訓イベントなのです。
気になるのが、「この時期に基礎って遅くない?」ということ。
たしかに9月ですから、時期的には基礎の部分を夏期講習で終わらせて、応用問題だったり過去問だったりをバンバン解いていく時期ではありますね。
基礎特訓をこの時期に行う意図としては、次のような理由が挙げられます。
(1)いついかなる時にも、基礎をおろそかにしてはいけないことを伝えたい
(2)この時期にまだ、基礎が固まっていない生徒がいる
(3)もうこれ以降は基礎的なことを扱わないぞ!という意思表示
(1)はすごく当たり前のことで、基礎がしっかりしていないと先に進めません。
簡単な問題が解けない人に、難しい問題は解けません。
(2)に該当する生徒は、「夏から受験勉強を始めた」か「宿題をちゃんとやっていない」かのどちらかが多いです。
「夏から組」に関しては、仕方のない部分もありますが、早く始めておけばもっと楽だったパターン。
「宿題組」は、こちらが言ったとおりの行動を取れない・指示を守れない生徒が多いですね。
いずれにしても、この9月で基礎知識を完璧に入れてほしい組です。
(3)は、私が個人的に、こういう心境で基礎特訓をやっている、ということです。
生徒はみんなきっと、真剣に基礎の部分を覚えよう!と思って基礎特訓を受講しています。
なので私も、今日でみんなの基礎の部分を完璧にするぞ!という気概で教鞭を振るっています。
理想としては、
公式を忘れた?基礎特訓のプリントを見直そうか。
この問題が解けない?基礎特訓で同じような問題やったよね。
こう言って過ごすのが2学期の理想です。
とは言え、うちの算数の授業で応用問題が始まるのは11月ですので、最悪それまでに何とか公式覚えてね・・・!
お願いだから宿題ちゃんとやってね・・・!!
さて、次のイベントは
9月27日(祝)
入試そっくり口頭試問 or 理社特訓 (選択式)
来週、もとい数日後ですね!
そして、これから先の祝日は基本的に全部イベントが入りますので、生徒教員ともども祝日がつぶれ、塾に来る日が多くなります。
「塾と地獄は一文字違い」とはよく言ったもので・・・。