今年ももう11月になりましたね。
個人的には、つい最近まで夏期講習をやっていたような気がしたのですが・・・。
夏期講習が終わり、遠足に出かけてさぁ2学期だ!
と思ってからもう2か月が経過したという現実が重いです。
時間が経つのは早いものですね・・・。
そして、先を見ると、中学受験日の2月1日まであと3か月ですね!
それこそ夏期講習が始まってから今日に至るまでがだいたい3か月ですから、ここから先に残された時間の短さがわかります。
とは言っても、まだ3か月あるじゃん・・・
と思ったそこの受験生!
その認識は危ない!
この先の3か月は、今日以前の3か月よりももっと早く過ぎますよ!
その理由として、2つのことが挙げられます。
理由その1:「集中」
時間を短く感じる要因の一つに「集中」があります。
勉強でもゲームでもスポーツでも、何かに集中しているときは、時間があっという間に過ぎてしまいますよね。
集中して問題を解いていたら、いつの間にか数時間経っていたりした経験が(標準的な受験生の人なら)あると思います。
で、考えてみれば、この先の3か月は、どうしても勉強に集中することになります。
受験生は普通、「少しでも点数を上げて、合格の可能性を高くしたい」と考えるでしょう。
そうすると、自主的に勉強に取り組むようになります。
集中しないと公式や解法は覚えられませんからね。
たとえこれまで何となーく勉強してきた人でさえも、ある時期からは、心を入れ替えて真面目に勉強に取り組むでしょう。
そうやって、合格率を少しでも引き上げようと努力します。
人に言われて勉強するのではなく、自分から進んで勉強をするとき、
意識は一層深く「集中」します。
すると、時間はとても早く過ぎていきます。
3か月なんてあっという間に過ぎていきます。
「これまで以上に集中して勉強に取り組む。」
これが残り3か月をあっという間に感じてしまう理由の1つ目です。
理由その2:「平坦」
皆さんが4月に現在の学年に進級してから、半年以上が経過しました。
これまでには、運動会や文化祭、修学旅行など、いろいろな行事があったと思います。
文化祭はまだこれからの学校もあるでしょうか。
それらの学校行事は、11月を過ぎると一通り終了します。
これから先の時期は、大きな行事がほとんど無く、言ってしまえば「平坦」な学校生活になります。
春から夏にかけて、
「あと一か月で運動会だから練習しなきゃ!」とか、
「修学旅行でどこに行くか調べておかなきゃ!」とか、
色々な行事に向けて色々なことを考えてきました。
常に何かの行事があった時期は、充実した時間を体感してきたと思います。
しかし、秋の文化祭が終われば、これから先は卒業式まで大きなイベントはそうそう無いでしょう。そうなると、毎日勉強の繰り返しです。
特に受験生を多く抱える学校では、受験直前の勉強の妨げにならないように、早めにイベントを一通り終わらせてしまう学校もあるみたいですね。
この先の「平坦」な日常は、その時その時には、けだるい長さを感じることでしょう。
でもその長さは、後から考えると無かったことになっているかもしれません。
例えば1週間「平坦」な日々を過ごした後、日曜日の夜にこの1週間を振り返ってみると、「あれ、もう1週間終わったの!?」と思うはずです。
なぜなら、記憶に引っかかる出来事がほとんど無いからです。
思い出せる事柄が特に無いなら、あっという間に時が過ぎてしまったように感じてしまいます。
よくおじさん達が「最近時間が経つのが早い」なんて言ってたりしますが、それは、運動会も文化祭もない「平坦」な社会生活を過ごしてきた末に出てきた、悲しい発言なのです。
そういえばこの記事の冒頭にもそんなことがかかれていたような気がしますね
まだ若い皆さんにはわかりにくいかもしれませんが、その一端をこの受験生活で感じられることでしょう。
ということで、
「集中」することで時間があっという間に過ぎ、
「平坦」であるが故に過ぎてしまったことを認識できない、
そんな日々が今後訪れます。
受験生の皆さんは、これから先の3か月がいかに貴重で重要なものか、しっかりと心に留めておいてください。
本当に、あっという間に時間は過ぎていきます。
いま半信半疑であるなら、ぜひこの記事のことを覚えておいてください。
きっと来年の1月くらいに、「こういうことだったんだ・・・!」と思うことでしょう(笑)
最後に
このブログが再始動し、曜日ごとに担当者を決めて更新をするようになったのが今からちょうど1年くらい前。
ということは、ある意味一周年!
更新にムラがあったり、内容が特に無かったりするとき(主に私)もありますが、
今後ともよろしくお願いいたします!
久々に4人更新が揃うところを見たいですね・・・(笑)