塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

おばけの存在と文明の利器

昨日今日の雨で、気温がぐっと下がった東京。

先々週あたりからずっと体の調子(特にのど)が悪く、困ったものです。

 

そんな状態なので、最近休日は家のパソコンでネット上の記事を読んだりして過ごしているのですが、先日、

またやってしまいました。

 

以前こんな記事を書いたことがあるのですが、

 

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

 

あれだけ苦手だと言っていたのに、小さいころからダメだと言っていたのに、たまたま見つけた怖い話をまた読んでしまいました。

 

あっいけない!と最初思っても、少し気になってしまうと、怖くなるところまでなら・・・とか言って読み進めて、恐怖心に憑りつかれる。

これ何なんでしょうね・・・。

 

友人にこの話をしても、

「じゃあ読まなきゃいいじゃん」

というド直球の正論を返されてしまいました。

確かにその通りなのですが、でも読んじゃうのはなぜなのか・・・。

 

ということで、今まさに1人でいるのが怖い状態です。

 

 

おばけの存在と文明の利器

表題のお話。

 

精神ボロボロの状態になりながら読んだ怖い話。

このまま負けてすごすご撤退するのは惜しい。

 

ということで、色々読んだ中でちょっと気になったお話について触れてみましょう。話のネタにすることで、恐怖心が少しは薄れるかもしれませんからね!

 

 

いくつか読んだ怖い話の中に、こんな感じの話がありました。

 

 

 

※ここから怖い話!

※ホラーとかおばけとかが苦手な人は、読み飛ばしてください!

 

 

深夜、男2人(A、B)で廃墟探検に行った。

中を一通り探索するも、特に何も出てこなかった。

せっかくなので記念写真を撮ろうと、Aを建物の前に立たせて、Bがスマホを構えた。

すると、画面の端、Aと離れた何もないところに顔認証システムが反応・・・!

しかもその顔認証の位置が、徐々にAへと近づいていく・・・。

それに気づいたBが「逃げろ!」と叫び、2人は一目散に逃げだした。

 

 

 

というお話。

とりあえずカメラの顔認証はすぐオフにしましたよね。

 

 

怖い話の代表格のひとつといえば「心霊写真」

写真に謎の影が写り込んだり、写ってる人の体の一部が無くなっていたり・・・。実際にはありえないような現象が写っていることに、恐怖と注目が集まったものでした。

ですが昨今、画像編集ソフトが一般的になってからは、「どうせ加工写真でしょ」と言われて、以前ほどの貫禄(?)はなくなっています。

 

一方で、上のような顔認証の話は、検索すればいくつもヒットし、都市伝説として一定の地位を確立しています。

youtubeにも検証動画がアップされているみたいですね。

※もちろんこちらも動画編集ソフトでいくらでも加工はできるのですが。

誰もが持っているアイテムが恐怖体験の入口になってしまうということで、その身近さから、勢いはこちらの方にありそうです。

 

つまり、カメラ技術の進歩が、おばけの在り方にも影響を与えたことになります。

時代とともにおばけも姿形を変えていくのですね。

 

たとえば、昔は色々なところに井戸があり、井戸幽霊も多かった。ですが現在では、井戸はそんなに多くありませんから、井戸幽霊もそんなにいないはずです。

ということは井戸幽霊の仕事の減少が著しいことになり、そうなると井戸にいた幽霊たちは他の土地に転職しなければいけなくなるわけです。

それが廃墟だったり、マンホールだったりするのかな・・・?

 

他にも、かつて一世を風靡した呪いのビデオの話。

DVDやBlu-rayに姿を変えて、都市伝説として存続しているのでしょうか?

 

ポケベルのサービスが来年9月に終了するということは、ポケベルの怪談も昔話になってしまうのですね。

 

あ、接続されていないBluetooth機器から雑音が鳴り響くって、現代の怪談っぽいですよね。

おばけ感が薄いのであまり怖くなさそうですが・・・。

 

 

そしてさらに、未来のおばけを大予想!

将来、自動車の自動運転が普及して一般化したら、

「自動運転で山奥の怖いところに連れていかれた」という怪談話が出てくると思います!

というか、現代でも強引にハンドルうばってくるおばけもいるんですから、自動運転っておばけに対して脆弱すぎやしませんか?

私自身はペーパードライバーなので、自分で操作しなくて済む自動運転は大歓迎なのですが、開発者の方々にはぜひ、おばけに乗っ取られない強靭なシステム開発をよろしくお願いしたい所存です。

 

 

まぁ、怖い話というのは必ず「話し始めた人」(実際の体験者かもしれないし、創作者かもしれませんが)がいて、「話を聞く多数の人」がいます。

で、怪談が成立するためには、それらの人に怪談の根幹となる共通の認識が無ければいけません。

アフリカの人に日本の皿屋敷のお話(お皿をかぞえて1枚足りない話)をしても、たぶん理解してもらえないでしょう。

ですから、その時代の世相が怪談話に大きな影響を与えうるわけです。

 

時代とともに移り変わる怪談。

新しいお話が出ては消え、出ては消え・・・をくり返します。

それこそおばけみたいに!(ドヤ

 

というわけで、怪談は無くならないし、誰かの手によって更新され続けていきます。

そして最新記事につい興味を引くようなタイトルがのぼり、おばけが怖い人がつい見てしまい、夜眠れなくなるのです。

 

今日もこれから後ろを振り向かず、耳をすませず、目を凝らさずに気をつけて帰ります。 

 

 

業務連絡

先週の日曜日、本館倉庫のA3用紙の在庫を確認するように言われたので、

「3箱くらいあります」

とお伝えしたと思いますが・・・

 

ごめんなさい。虚偽報告です。

 

あの暗いところを覗くのが怖かったので、外からパッと見で個数を推測しました_(._.)_

今度、明るくて他に誰かがいるときに確認します!