塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

第2回 ボードゲームママ会(おすすめボードゲーム 幼稚園part3)

人生で初めて餅を食す

先日の土曜日は、幼稚園の餅つき大会。

私もチームパパの一員として、朝から参加。

昔、そのまた昔、祖母の家でやったことがあるような、ないような。

そんな記憶の彼方にあった経験を、幼稚園の行事で体験できるということで、

東京生まれ東京育ちとなる娘にも良い経験となることであろう。

火を起こして、かまどでもち米を蒸すところからのスタート。

何とも原始的。そして、テンションは上がってくる。

ただ、一つ問題が…。

 

寒い。

 

ということで、いつしかかまどの近くへ。

いざ、餅をついてみると…

積年の運動不足のせいもあり、思うように体は動かず。

 

当日と翌日は、採点の赤ペンがプルプルと小刻みに揺れていた(笑)

 

この仕事をしていると「お正月」という実感が湧かない。

お酒、ボードゲーム…我が家の正月には、世間一般の正月らしいものがないのである。

そんなこんなで、この日、長女は初めて「餅を食べる」ことになる。

そこは時代で、前日にきちんと「youtube」で二人で予習をしていった結果、

初めての餅にも拘わらず、きちんと伸ばしながら食べている姿は、

 

THE 幼稚園の餅つき

 

恙なく、無事に人生初の餅つき&実食も終了した。

翌日の私の筋肉痛を除いては。

 

第2回ボードゲームママ会

土曜日が登園日ということで、月曜日は振替休日。

 そこで、同じバス停のママをお呼びして、第2回ボードゲームママ会。

私は仕事のため、ラインナップの準備と一つ目のゲームのインストをして出社。

とはいえ、前回とメンバーが違うため、ラインナップのベースは前回と同じ。

今回は、2回のボードゲームママ会を経て、特に共通して好評だったものを挙げてみたい。

言い訳的な蛇足ではあるが、準備したものはすべてそれなりに好評だったことは付言しておきたい。

 

幼児編

ウミガメの島

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ウミガメの島

詳細はこちらから

www.boardgamepark.com

これはやはり鉄板のようだ。

理由について、自分なりに考察してみた。

まずは、ダイスを振って目の数だけ進むという「すごろく」の形式をとるため、

インストがわかりやすい!

幼稚園児でも、プレイするだけなら難なくできる。

また、園児にもなると、「足し算」を学習中の子供も少なくないと考えられるが、

ペーパーベースでやってきたことが役立つ機会となり、

自分がやっていることへの自信を持ちやすい

もちろん、期待値の計算まではできないが、「危ない」かどうかの判断くらいはだんだんできるようになってくるだろう。

さらに、他のプレイヤーに「乗る」というインタラクションも、子どものウケを一層誘う。

 

また、保護者目線からしても、「足し算」やちょっとした「確率」っぽいものが登場するため、「勉強要素」を感じやすい。

 

私たちの属性として、「勉強要素」を求められるのは、ある程度致し方のないことで、

というか、むしろ、今後はそうした属性を活かして、事業展開を進めていきたい。

ボードゲーム関連のお仕事、中学受験関連のお仕事、いつでもお待ちしております。

 

ナインタイル

写真無くてすみません。詳細はこちら

www.youtube.com

やはりこれも鉄板。

インスト不要で、ソロプレイも可能とくれば、パズル好きがハマらないわけがない。

ボードゲーム」っぽさは少ないものの、そんなことは子どもたちには関係ない。

また、ルールの遵守についてのハードルが著しく低いことも人気の一因と言えよう。

 

幼稚園ママ編

サニーディ

 


こちらは、他のプレイヤーとのインタラクションもあるタイプのパズルゲーム。

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サニーディ

詳細はこちらから

bodoge-note.com

基本的には、「絵を合わせる」だけなので、子どもたちもプレイには支障がない

もちろん、勝つために戦略的にやろうとすると、意外に難しく、

この辺りの「できるけれど、難しい」、「単純だけれど考えどころがある」というところが、保護者受けがよい一因と言えよう。

また、何といってもこのビジュアルである。

女子ウケを誘う、フォトジェニックなビジュアルが、やわらかい雰囲気を醸し出している。

 

What's up

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What's up

こちらは、以前授業で扱ったことを紹介したメモリーゲーム。

モリーゲームは何となく、「頭を使った」気分になる。

(自分がメモリーゲームに弱いので、少し意地悪な表現になっています。)

また、このゲームは「裏側」を考えたり、他人の邪魔をしたりと、

ちょっとした思考要素も含んでいる点もウケがよい一因と言えそうである。

 

“ママウケ”に関して総じて言えることは、

・単純で子供とできる

・それでいて、考えどころがある

・ビジュアルがかわいらしい

 

と言ったところだろうか。

 

仕事から帰ると

仕事から帰宅すると…

妻と長女はソファーで爆睡である。

そう、

 

ボードゲームは疲れるのだ。

 

この疲労感は、表現しづらいのだけれど、

身体的には元気なはずなのに、ぐったりくる独特の疲労感がある。

 

それだけ、「考える」というのは、疲れる行為なのだろう。

 

ということで、「考える機会」を提供するという意味でも、

単なるボードゲームスペースでもなく、単なる塾や教室でもない、

新たな低学年向けの事業を4月にローンチすべく、現在、授業の傍ら構想を練っている。

とりあえず、今年度中は無料またはワンコイン程度で遊んでいただいて、

何がどのように効果的なのかを見極めたいと考えているので、

ボードゲーム」にご興味がおありの教育関係者の方、

「教育」にご興味がおありのボードゲーム関係者の方

金髪の塾講師にご興味がおありの方で、

手前どもにご興味の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください。

特に、幼稚園生のお子さんがいらっしゃる方は大歓迎です!

出張でのご対応なども承っております。