塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

中学受験塾が毎年BBQイベントを実施する理由

BBQでお腹いっぱい

この時期になると、いつもブログはBBQのことで一色

最近、ブログを見始めた方には、塾なのか焼き肉屋なのかわからない状態かもしれない(笑)

それはちょっと言いすぎか。

しかも気が付くと…更新しているのは私一人ではないか。。。

まぁ、そもそも「進学塾」「BBQ」なんて言うのは、この上なく親和性がないフレーズ。

保護者様にも「唯一無二」なんてありがたいお言葉を頂戴致しまして、

そうするともう、自分たちでハードルを上げ続けるスタイルにより拍車がかかって行くのも致し方のないこと。

気が付くと昨年は60名越えのメンバーで実施。

オペレーションですか?

4人withちび2人です(笑)

ただ、さすがに綻びも出てくるので、今年は、妹の手を借りる予定。

さらには、食材のカットや配膳などに関しては、保護者様のお力を頂戴する予定である。

今年は会場の関係で、夜実施になってしまったので、少し参加者が減少してしまうかもしれないが、それでも、準備は抜かりなく。

ここで復習

今までの記事をお読みの方もそうでないことも、ここで「DG的BBQ」のシステムを振り返ってみると…

10時から親子混同の約8人程度の班ごとに、我々が用意したアクティビティに取り組んで頂き、最後にBBQを食べるという流れ。

過去を振り返ってみると、

1年目

私が考えた「謎解き」に生徒とDG教員がチームになって挑む。

会場はよみうりランドなので、準備は楽。

謎解きの準備だけ。

参加メンバーは6年生だけ。

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2年目

私が考えた「謎解き」に生徒とDG教員がチームになって挑む。

ただし、BBQは保護者も一緒。そして、卒業生も参加。

会場は吉祥寺だったが、ここから食材の手配などの準備が増える。

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3年目

桜井と田川が考えた謎に大人・子供の混合チームが挑む。

この年から、保護者も謎解きに参加

会場は聖蹟桜ヶ丘

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4年目

初の全員で準備

しかも、ボードゲームに出合ってから初のBBQということで、

全体の構成が「謎とき」から「ゲーム形式」へと変更。

大人・子供の混合チーム、会場が聖蹟桜ヶ丘である点は同じ。

最も、この年から、食材の調達が近くのお店に代わり、少しだけ楽になる。

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5年目今ここ!

会場の都合で、アクティビティが8時間に!

きっかけは、5月病

今の高1の子供たちが「5月病を乗り越えたのでBBQに連れて行ってください」と言い出したことから始まったのが、この企画のスタート。

こういう意見が「きちんと」生徒から出てくる雰囲気は大切にしたい。

(もちろん、単純に思い付きで言っても採用はされません(笑))

「ただBBQにいってもおもしろくない」と私が言い出し、謎解きを作成したのが初年度(笑)

「どうせBBQするなら保護者の皆様も」とこれまた私が言い出したのが2年目。

そういえば、このときの子供たちの様子は「サイボウズ」で実況中継されていて、それはそれで好評だった。

「俺たちにも作らせろ」とDGの粛清部隊が立ち上がったのが3年目。結果、保護者の皆様にもアクティビティにご参加いただくことになる。

ボードゲームっぽくしたらおもろいやん」と初の全員で準備したのが昨年。

結果、一人のお父様にゲームの盲点を突かれたのは秘密(笑)

それでもBBQを続ける理由

ここまで見ると、自分たちで自分たちの首を絞め続けたハードルを上げ続けた歴史を垣間見ることができる。

正直、準備にかかる時間は年々増加している(笑)

それでも、私たちがこのイベントを毎年開催するには理由がある。

それは

おもろいから!

まぁ実際そうなのだが、もう少し塾っぽく。

座学だけでは見えてこない部分が見えたから。

これを初回に実施した際、すごく感じたのだ。

班活動でリーダー役を担う者、全体を見渡してタイムキーパーを担う者、、、

その役割は色々だったけれど、きっと私たちだけでなく、生徒自身も多くのことを感じ取ってくれたはずだ。

この考え方は今も変わらない。

運営側から誘導的に役割を与える場面を作ったり、

保護者参加型になったりと、

形は変わってきているけれど、

集団の中で役割を担ったり、他人の優れた点に触れること、そしてそこから感化されていくこと。

こうしたことが、受験勉強の起爆剤になってくれればと願っている。

もう一つ。

「おもろい大人の本気」に触れること。

作っている方がおもろいかどうかは別にして、

弊社の保護者様は皆さま大変ノリよく取り組んでくださって毎年本当に感謝している。

当たり前だが、「作る方」も「本気」

「イベントだからこれくらいで~」みたいな雰囲気はない。

それを物語っているのが、こんなエピソード

先日の保護者会の際、

「今年は大人が走っている間に、子供が小テストを直すって本当ですか?」

と聞かれた(笑)

恐らく、このお父様がイメージされたのは、東京フレンドパークのこれ。

 

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「そんなわけないじゃないですかぁ」と笑って返すと、

「そうですよね~。でもやりかねないかなぁと思って。」

この「やりかねない」と保護者の方に思われる私たち(笑)

これこそがDGなのだ。

そして、このイベント、大人が主導で、というかガンガンやってよいことになっている(笑)

「子供に解かせる」みたいな変な気遣いは無用なのだ。

全力で挑む大人の背中から、多くのことを感じ取ってほしい。

進学塾なので

イベントで伝えたいこと、それは「勉強のその先を」

ただし、もちろん「その先」なのだ。

ボードゲームも使っているし、イベントも多い。

金髪の人がなんやかんや言っているけれど、勉強はしっかりやる。

独特の雰囲気はあるけれど、「大手よりヌルイかも」みたいなことは決してない。

我々は我々の“おもろい”を実現するために。

そして、それを共有してくれる仲間を増やすために。

ということで、おもろそうだと思った皆様、

中学受験生ですとうれしいですが、そうでなくてもお気軽にお声掛けくださ~い。