今週のお題「上半期ふりかえり」
世は上半期も終わりということでありますが、私どもの会社は(おそらく)6月が決算かなんかの区切り。下半期が終わったということでしょうか。
愛する友人たちの今週の投稿の通り、課外活動(野外演習)も終わり、1年が終わったと感じる今日のこの頃です。
私は1日100歩も歩かぬ生活をしているせいか、乳酸は未だに太腿に居座り、あぁ、歳を重ねているなと感慨深く思っているところであります。私がこよなく愛する友人は腰を痛め、別の友人たちも睡魔に屈する回数が増えたように思います。過酷な現実かもしれませんが、私が1日過ごしている間にも、彼らは24時間分歳をとっているのです。
さて、それとは逆を感嘆したのが今回お手伝いに来てれた卒業生です。
私ども教育機関は女子専門の中学受験塾でありますが、ごく稀に、受験生だったお嬢さん方がそのまま中学、高校、そして大学進学まで通っていただけることがあります。
さらに有難いことに、大学生になって当教育機関で働きたいと言ってくださる粋なお嬢さんもいらっしゃいます。それも、(私の愛する金髪の友人が万の言葉を並べてこき下ろしているような)キラキラしている自分に酔ってるタイプでもないのです。
こんな大真面目な人間、素晴らしき娘に育つと一体誰が予想したでしょうか。日本全国を探してもきっと私一人だけでしょう。間違いなく私一人だけでしょう。
彼女たちの感動的な活躍と成長はきっと他の友人たちが書いてくれていると思うのでぶん投げて、早々に感想を述べて終えるとします。やっとタイトルです。
短い時間でも人間は変われる、という意味ですが(詳しくは、男子 三日で検索)これは成長を見る側も三日は空けたほうが良いんじゃあないだろうかと思った次第です。
過保護な親御さんが「うちの子いつまでも子どもなのぉ」とぶりっ子してて、そして本気でそう思っているのは、子どもを管理しようとし過ぎてるってより、凝視しすぎているのが原因じゃあないかと。
子どものありとあらゆる行動一挙手一投足に注意を配りすぎるが故に、小さな小さな小さな変化にも気づけない。アハ体験(え?心理用語なの?)の動画と同じような感覚です。途中過程を凝視するから成長に気づかずいつまでも赤子扱いしている可能性。身長80cmの頃と1m超えてから、たぶん接し方切り替わってないですぜ。
と、いうことで子どもを独り立ちさせたい親御さんは、しばらく会わないで放置して再開したら成果がでる(というか成長に気づける)かもしれません。そもそも子どもは我々が思う以上にはるかに大きく早く成長するものなのです。
(もちろん、成長できる場所に放り込めれば尚よろし。間違っても学習塾を名乗る営利企業に預けちゃ駄目だぜ?)