パズル好きは遺伝するのか
今週はスペシャル特訓、来週は保護者会&新入生説明会ということで、最近は何かと家での仕事が多い。そんな最中、長女は「カタミノ」というボードゲームに絶賛ハマり中で、二人で黙々と机に向かっている。
もちろん、決して仲が悪いわけではない(笑)
長女は、やり始めると比較的集中力を発揮するタイプで、とくにパズルなんかはご興味がおありのようである。
私は幼少期、パズルの上に平気で自分の下手くそな絵を描いてしまうようなタイプで、生まれてこの方、あまりパズルのようなものにハマったことはないのだが、妻は昔から大好きだったようで…。
長女は成長とともに妻に似てきているようだ。果たして次女はどうなるのだろうか。
今週やったボードゲーム達
さて、家で仕事をしていると、息抜きがてら長女とボードゲームに勤しむ時間も多くなる。ちょっと長すぎてしまうのはご愛敬と言うことで、先週遊んだゲーム達をいくつか紹介したい。
随分久しぶりの連載タイトルである。なぜいまさらか、それは、書くテーマがないのである(笑)
ゆかいなふくろ
詳細は例によって他に譲るとして、
簡単に言うと、3は3枚目を出した人が、4は4枚目を出した人が、…という風に〇に関しては〇枚目を出した人がカードを総取りするゲームである。
これ自体は、正直大人が心から楽しいと言えるゲームではないのだが、「子どもの成長を感じ取ることができる」という意味では楽しいと言える。
最初は、〇枚目を出すことだけに集中していた娘が、次第に大きな数に注目したり、〇-1枚目を出さないようにしたり、2枚出しをするようになる姿を見ると、
数の感覚に対する成長をしっかりと感じることができる。
幼稚園生の今の時期にはもってこいのゲームと言える。
本人も、ルールを完璧に把握し、少しだけ戦略みたいなものを自分で立てられるようになった実感があるらしく、リピート要求が強い。
サウマウマウ
詳細はこちらから。
カードの出し方は「UNO」に近いのだが、一等を予想させるというのがちょっと変わったところ。
この「予想」というのが、実は、私が子供に最も経験させたいところである。
予想は、「自分なりの考え」とも言えるし、もう少しかっこよく言えば「仮説」とも言える。
世の中で、「頭がイイ」と言われている人は、この「仮説」、すなわち「こうではないかな」という部分が優れているような気がしているのだ。
さて、前書きが長くなってしまったが、基本的には幼児なので、一番前に入る豚がそのまま一番になると予想しがち。
もちろん、そうならないようにこちらは計算して出すのだけれど(笑)
4回目くらいから、予想を出すタイミングをギリギリまで待つなど、長女の行動に変化が見られた。
時間はかかるのだけれど、確実にステップアップしていくのがこの子の持ち味でもある。私にはない点だ…(笑)
最後は、ここまでの私の出し方を真似し、長女が自分のもっていた豚に予想し、まくって見事にゴール。自分が勝ったことで、気分良く次のゲームへ。
デイサービス農園
名前から想像できるように、高齢者向けに創られているもの。
これも一度やったことがあるので、今回は対戦型の最難関ルールで挑戦。
「最難関」といっても、基本的には振った二つのサイコロのうちの一つを選ぶという行動は変わらないため、さほど難しくはない。
このゲームで面白いと感じているのは、一の目が出た回数が一定回数に到達すると終了するという時間に制限があること。
例えば、「6」の畑は6マス埋めることで決算となり、一つにつき6点という高得点が得られるが、6マス埋まることと、「1」の目が出てゲームが終わってしまうことのどちらが速いか、などを考えられるといいなと思った。
もちろん、まだそんなことまではできないのだけれど。
もう一つ。「ダイスをふりなおす」というゲームは多くあるのだが、
この「振りなおし」の作業は思いの外難しく、6年生でもきちんとできない生徒もいる。
そこで、振り直しよりも一つハードルが低い、「どちらを取るか」という選択式で、ダイスゲームになじんでくれればという狙いがある。
さらに、今回は、最難関ルールということで「交換タイル」が用意されている。
これは、「すべての目のタイルを取ると40点のタイルと交換できる」など、一定の条件を満たすと、交換タイルを取得することができるというルールだ。
これにより、より戦略的なゲームとなる…のだが…
なんと、負けたではないか。
うん、ダイスゲームなんてて運げーだから仕方ない(泣)
今、小学生がアツい
今年は、ラミーキューブの日本選手権で小学生が優勝したり。
オセロの世界選手権で小学生が優勝したりと、
ボードゲーム会では、小学生が大活躍の一年となった。
我が子が…とまでは言わないが、いつしかボコボコにやられ続ける日が来るのかもしれない。
子の成長は楽しみであるが、ゲームに関してはやはり負けたくない。
相克する感情に揺られながら、いつか訪れるかもしれない負け続ける日のために、親の威厳を植え付けておかなければ(笑)