塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

塾講師が「ひとり春期講習」している話

休みはいつも

この仕事をしていると、〇休みというのは、朝から晩まで仕事を意味する。

夏休み、冬休み、正月休み。

春休みも例にもれず、弊社では、絶賛春期講習中である。

春期講習の実施を想定し、弊社では、基礎のそのまた基礎部分を、カリキュラム上、2月3月に充当し、春期講習できっちり復習するというスタイルだ。

実は、弊社は「転塾」生が8割くらいという少し変わった塾である。

最後の砦的なイメージなのだろうか、

いや、単純に知名度が低いだけであろう(笑)

最近は、妹や弟を入れてくださる方が多く、その割合は減ってきてはいるが、

それでも、兄弟関係を除くとやはり「転塾」が多数である。

そして、「転塾」の場合には、基本的な部分が欠けていることが多く、

その意味でも、春期講習は絶大な力を発揮する。

ちなみに、ちょっぴり変な感覚なのだが、長期講習中は帰宅時間が早くなる

開始時間は変わらず朝7時15分

終了時刻は、春期は17時

17時に帰宅なんて、働き方改革もびっくりなくらいのホワイト企業である。

えっ?

10時間??

そんな、時間を数えたり、

7時15分の授業のために何時に出社しているかなんて野暮なことは聞いてはいけません。

 

 「ひとり講習」のリベンジ

いつもより夕方に時間があるということで、「ひとり春期講習」を実施中。

何って、単純にダイエットである(笑)DGパーカーとスウェットデニムという私のユニフォームの下は、

この時期、スポーツ用のコンプレッションウェアーで包まれているのである。

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というのも、実は、「ひとり夏期講習」に失敗した過去がある。

その時の様子はこちらから。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

No more 疲労骨折ということで、今回はちょっとだけ軽いメニューへ。

まずは初日。

いきなり筋トレをせず5キロ走のみ。それも45分程かけての緩やかなペース

翌日以降は筋トレを開始するも、連日10キロ走っていた夏期講習とは異なり、走る時間は45分で固定とした。

さらには、前回、ほとんど実施しなかった運動後のストレッチを実施。

これで万全!?なはず。

春期講習も今日で6日目。

真ん中に1日休養日があったものの、その日もきちんと「ひとり春期講習」は実施。

今のところは順調である。

とはいえ、前回は12日目の段階で疲労骨折を発症してしまったので油断は禁物。

前回とは走る距離が半分近くになっているので、体重や体脂肪の減少も緩やかではあるが、大切なことは継続すること

この辺りは本当に勉強とリンクすることも多い。

 

筋トレは勉強と似ている

ということで、自分の体に起きた変化を通じて勉強にも通じると感じた部分について。

まずは、4日続くと「習慣」になること。

筋トレをしていないとはいえ、久しぶりに5キロ走ったのであり、2日目の朝は筋肉痛である。当然に、「できることならこの日の運動を回避したい」という心情に駆られる。

3日目まではこれの繰り返し。

(筋肉痛のときのランニングの可否についてはここでは別問題とします。)

4日目。「3日連続でやったんだし1日くらいいいか」と、これまた悪魔がささやく。

ところが、5日目。筋肉痛もそこまでひどくはなくなり、体にもキレが出てくる。

むしろ、中断することにより、効果が薄まったり、体が重くなることへの不安の方が大きくなる。

そして、休もうという気は基本的になくなる

勉強も同じはず。

意気揚々と取り組む初日。何となく惰性で取り組む2日目。

初日の心意気は飛んでいく3日目。やらなくなる4日目。

こんな生徒も少なくないはずだ。

まずは、4日コンスタントに継続すること。それが「習慣化」するための最初の入り口である。

次に、最初の障壁を超えると、意外と次は大したことがないということ

久しぶりの運動であるため、最初の筋肉痛は激しい

割と起き上がるだけでも痛い(笑)マジで。

しかし、一度収まって、再度筋トレをすると、前回ほどの痛みはなく、むしろ心地よささえ覚える(決してM気質ではありません。)

そして、それが継続へとつながっていく

勉強も同じで、最初に「こんなのできるわけない」とか「これからこれをやりつづけるのは無理」とか思うかもしれないが、

2回目は1回目よりも簡単に感じ、3回目は2回目よりも簡単に感じる。

得てしてそんなもの。

ましてや、メンタルの部分なんて大方そんなものだ。

最後に何と言っても失敗を次に生かすということ。

前回の疲労骨折の経験を活かし、今回は無理せず継続できるよう留意している。

勉強も同じで、うまくいかなかったときには、原因を究明し、改善策を考えることが大切だ。

 

一難去ってまた一難!?

まだ、これから疲労骨折する確率はゼロではない。

やっかいなもので、一度疲労骨折すると癖になることがあるらしい。

今回は、足首に細心の注意を払ってはいるが、そんなことを考えているうちに、

なんと、、

股ずれが発生!

せっかく習慣化したので、ガーゼ付き絆創膏を張って、今日もジムへ。

無理せず、怪我せず、コツコツ継続しま~す。