塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

中学受験塾講師がワンオペ生活を総括する

終わりはいつも突然に

先週の今頃、「ワンオペが延長になったやないかい!」みたいなブログを書いていた。

そう、確かに書いていた。

そして、翌日。

いつものように、長女と次女と3人で塾に向かう。

途中、私のapple watchがなる!!

妻からである。

 

「退院が決まったよ!今日!!」

 

今日??

 

突然???

 

そんなもんなの???

 

ということで、先週のブログを書いてから10時間と経たないうちに、

私のワンオペ生活は終焉を迎えたのである。

無事に。何らの犠牲もなく(笑)

 

ワンオペ生活のMVP

親の立場から言うのも何なのだが、、、

今回のワンオペ生活のMVPは間違いなく長女である。

ワンオペ生活なのに、MVPがいるというのは何だか語義に違和感はあるのだが(笑)

ちなみに、こちらは内部生の保護者様より頂いたslackである。

 

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まさしく、その通り(笑)

まずは、朝。

起床→歯磨き→次女の歯磨き準備→次女を起こす

という一連の流れをこなす。

そして、私が前日夜にslackで提出された課題を添削しているうちに、

自らの着替えと次女の着替えを完了させる!

 

次に、帰宅後。

お風呂は長女と次女の2名で入る。

これは、ワンオペ始動まえには予想できなかった出来事であった(笑)

お風呂に二人で入ってくれたおかげで、私はオンライン自習室の管理に集中することが出来た!!

子どもたちは子どもたちで、二人のお風呂を満喫したようである。

そうそう、生徒からもらった「メルちゃん」も一緒に。

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最後は、ワンオペ終了後。

三女は、生ける「メルちゃん」と化し、長女の新たなぬいぐるみとなる(笑)

ただ、すっかり“だっこ”も板についた長女。

今では、ミルクもあげてくれる。

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ワンオペ父としては、この“小さなママ”の出現は、予期せぬ幸運であったことは、言うまでもない。

成長を感じさせると同時に、生後間もない三女を抱きかかえながら、

「こんな日があったのに」と一抹の寂しさをも感じさせる。

 

次女の成長

我が家一の頑固者。

それは次女である。

妻が病院に向かう、その日。

2分間の儀式的な号泣。

そして、2分後の驚異的な切り替え(笑)

 

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また、意思疎通は図れるものの、中々「日本語」を発しなかった次女。

ところが、この10日間で驚くほどに喋るようになった。

父は、話さないと察してくれないということに気が付いたらしい(笑)

 

ついでに、「鉛筆握り」も直しておいた。

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鉄は熱いうちに打てである。

長女より時間はかかったものの、まずは第一段階はクリア。

ここから、ひらがなを教えていくのが私の役割である。

 

ワンオペは多くの人に支えられて

ワンオペ期間中、保護者の皆様の温かい言葉に本当に支えられてきた。

殊に、三人以上のお子様をお持ちの保護者様は、ご自身のご経験と重なる点も多かったようで、温かいお言葉を何度も頂戴した。

どうなのだろう。

「受験生を預かる中で出産なんて」

という方もいるのかもしれない。

ただ、少なくとも私の塾には、そうした保護者様は一人もいらっしゃらない。

皆様が温かい態度で私たち家族を包んでくださり、

病室からの配信もにこやかに参加してくださった。

卒業生も含めてである。

 

本当にイイ塾だなと感じた。

 

色々な価値観がある中で、私たちの価値観に賛同してくださる方が集まってくださっている。

それが、私たちの塾の強さなんだと感じた。

 

恒例のBBQは

「DGといえばBBQ」というくらい、近年、6月第三週のBBQが定着した。

ただ、今年はちょっとムリそうである。。。

とはいえ、私たちはあきらめない(笑)

7月の開催を目指して、これから準備を進めていく。

私たちの「この指とまれ」に賛同してくださった皆様が楽しみにしてくださる

「BBQ」を簡単に中止にするわけにはいかない。

そうそう。

赤ちゃんが教室に、とか

ワンオペ生活、とか

コミカルに描いているが、勉強に関しては当たり前だが「ガチ」である。

「ユルそう」とか「ここなら付いていけそう」みたいな安易なお考えの保護者様は、

うちにはいらっしゃらない。

 

勉強の部分を、自分たちが作った教材で、ガチで指導できるからこその「信頼感」なのだと思っている。

 

どうした私。

いつになく真面目だぞ(笑)

お酒が足りないのだろうか(^-^;

ということで、今日はこの辺で。

次回は、恐らく収束を迎えているであろうから、オンライン授業に関しての総括を行ってみたい。