塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

DGオンライン

スタートしましたDGオンライン

さて、先週の日曜日は初めてのオンライン授業

どうなることかと思いきや、これが意外と好評だった。

いや、想定通り好評だった。

もちろん、真新しさとか色んな要素はあるとは思うが、

まずは、満足してもらえるクオリティを提供できたことということで一安心だ。

 

さらに平日は、夕方以降のオンライン自習室も。

ということで、私の業務はというと、、、

zoomで行われる各授業の管理とオンライン自習室チェック&質問受けと提出物の添削。

 

これ、一人何役やねん(笑)

 

何だか、普段と違う頭と気の遣い方で、

全てが終わるとお酒が進む進むwww

お陰様で毎日快眠です。

それは前からですが。

 

難しい名前が大好きです

段々慣れてきて、生徒の方も少し中だるみが見えてきた。

そこで、平日の使い方に関して、みんなで議論。

理想とする平日の時間の使い方を考えてみた。

そして、それを紙にしたためて…

そうです。内部生の方はもうお分かりですね?

こういうものを「予定表」とせず、いちいち名前を付けたがるのが私の性なのです。

さぁ、何かいいネーミングはないかと思案する中、決定いたしました。

その名も

「啐啄」

はい、いつものパターンです。

「読めない!」「意味わからない」

そんなことは気にしない。

slackで全員に送信した。

デジタルネイティブの皆さん、意味と読み方を自分で調べましょう」

の素晴らしいコメントを添えて(笑)

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烏山進学教室オンライン算数

実は、弊社の秘伝の算数タイムレースを用いたオンライン講座の構想が幕を開けようとした。

全国の中学受験生の中で算数が苦手な生徒の成績を爆上げしようという何ともスバラシイ試みだ。

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しかし、しかし、

内部生に対して余りにも手厚い指導方針を掲げているため、マンパワーに不安が…(笑)

ということで、少しだけ練り直して、遅くとも週明けにはリリースしたいと思います。

これに向けて、運営部長専用のipad proとノートパソコンを準備。

ふふふ、全国の皆様乞うご期待。

そして、少しだけその様子を覗いてみたい方はぜひこちらから。

https://www.youtube.com/watch?v=BiFlVPezwYA

今日は短いですが、この辺で。

DGのコロナウイルスに対する対応に関して

いつもなら

普段あれば、勉強なのか勉強でないのか、そんな内容を毎週綴るつもりであった。

しかし、それは時世が許さない。

未知のウイルスであるコロナウイルスというやつが、世の中の耳目を総なめにしているのだ。

そこで、現時点における私たちの対応を書くことで、本日のブログとしたい。

 

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緊急避難宣言からのロックダウンの場合

全ての授業をオンラインに移行します。

「場の力」を最大の強みとする弊社にとっては大きな決断です。

ただ、オンラインと言っても、単に「解説の動画配信」に留まるものでは決してありません。

オンラインでもLIVE感一体感を損なわず、

それでいてきちんと学習効果を発揮できる、

そんなオンラインならではのDGらしいオンライン授業をご提供いたします。

 

だって、単にオンライン配信って言ったって見ないですよね?(笑)

見たとして、そんなに面白くないですよね?(笑)

 

既に構想は固まっており、

学習時間を管理するのは勿論ですが、

一定の自由時間を与え、youtubeでも漫画でも本でも、何でもいいのでこの時間に触れたものの感想文を書くとか、

チーム分けをして、家にあるものでしりとりをするとか、

そんな勉強以外のことも含めたトータルの部分でご家庭に貢献できるシステムを構築していきます。

 

ロックダウンがなされない場合

通常通り授業は実施予定です。

ただし、オンラインでの受講も選択可能とします。

この場合も、単に授業動画を配信する、LIVEと繋ぐというような方法ではなく、

オンラインならではの良さが発揮されるような方法でご提供します。

 

ただし、我が塾の名物「臥薪嘗胆」は任意制とします。

ご家庭のご方針に応じて、ご帰宅いただくことも可能です。

さらには、最大で19時までの開室とします。

我が塾の最大のウリである「臥薪嘗胆」に手を付けることは最大のジレンマであるが、

ご理解賜りますようお願い申し上げます。 

 

また、zoomの自習室に関しては、帰宅後や早朝など、

受講生と相談して、その開催時刻を決定し、集団授業ならではの一体感をしっかり演出していきます。

 

終わりに

誰も経験したことのない未曾有の事態。

だからこそ、自分たちにできることを!

目の前の生徒のために

そして、自分たちが楽しいと思うことを!

私たちを取り巻くすべてのために

 

今年もやって来ました!ひとり講習シリーズ

コロナにも負けず

今年は、コロナウイルスの影響で3月がフル稼働していたため、

春期講習が春期講習っぽくないのだけれど、本日から弊社も春期講習へと突入した。

東京では「不要不急の外出を控える自粛要請」が出されていたり、

「緊急事態宣言」なんて物騒なものが出るのではないかという、嘘とも本当ともわからぬ噂が飛び交っていたり…

そんな中でも、とりあえずは弊社は通常営業

勿論、コロナ対策を施しながら、オンラインの準備もきちんと進めている。

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とはいえ、集団授業の場合、やはりLIVE授業の一体感を演出するのは難しい。

オンライン対応になった場合には、オンライン対応ならではというか、

オンラインだからこそできることというか、

そうした長所を出していければと思っているが、

とりあえずLIVEで突っ走ることができるのを願うばかりだ。

 

今年もやります!ひとり春期講習

さて、全国2000万人の末廣のブログのファンの皆様

(そんなにいるわけない!)

今年もやってまいりました。「ひとり春期講習」のお時間です。

過去記事はこちら。

 

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

昨年のひとり夏期講習はそれなりに成功し、最終的には「-9㎏」を達成!

えっ!今!?

 

はい、きちんと9㎏戻りました(笑)

 

もちろんそれではいかんのだが、体脂肪率は昨年のこの時期と比べると低い。

というのを言い訳に、昨年よりはマシだと自分に言い聞かせる(笑)

 

勉強も同じ

まだ初日であるが、恐らく今回の「ひとり春期講習」もある程度成功すると思われる。

今年は「ひとり夏期講習」の成功体験もアリ、その「ひとり夏期講習」より期間も短いからだ。

問題はそのあとである。

「ひとりレギュラー授業」が大切なのだ。

これは勉強も全く同じ。

もちろん、「よし春期講習!」と気合を入れ直すことは大いに結構。

1学期の内容をリカバリーできるような精緻なカリキュラムになっている。

がしかし、

本当に大切なのは、そのやる気が春期講習後も持続できるかどうか、である。

長期講習やイベントはあくまでスパイス。

日常の学習をいかにコツコツ、淡々と、何事もなかったかのように積み重ねることができるかどうか、

これこそが最も大切なのである。

と、自分にも言い聞かせる。

ちゃんと、「ひとりレギュラー授業」を継続しなさいよ、と。

 

春期が終わると…

今年の春期明けは例年とかなり異なる様相を呈する。

たとえば、コロナウイルス。果たして新学期はあるのだろうか?

長女は無事に年長に進級できるのか?

それだけではない。

いよいよ、来月、我が家には第三子が誕生予定である。

さぁ、末廣家は、DGは今年はどんな変化をみせてくれるのだろうか。

乞うご期待!!

中学受験塾が学童教育を開講する話

コロナから見えるもの

今週で、コロナウイルスによる特別対応は一旦終了。

週明けは通常対応に戻り、26日からは春期講習がスタートする。

春期講習からは、いよいよ田川が産休に入るので、

久しぶりに文系科目のすべてを私が担当することに。

まぁ、それはそうと、このコロナウイルス特別対応中は、今まで以上に生徒と一緒にいる時間が長い。

そして、授業コマを増やしているわけではないので、「自学」の時間がより長くなる。

そうすると、普段の家庭の学習の様子が具に見て取れるのである。

例えば、今日の一コマ。

 

「よし!昼休憩!!」

 

この言葉を聞き、即座にテキスト類をしまう生徒。

気持ちはわかる。ただ、まだまだである。

隣を見てみよう。

ここまでやってからと自然に「キリ」を設定して取り組む生徒がいるのだよ。

人間的には、「お腹すいたぁ~」ってのも悪くはないと思うが、そこは受験生の世界。

そして、この小さな差は日常の中でありとあらゆる場面で顔を出し、10年の月日を経て埋められない差を生み出す

別に単純に「成績」というだけならばいいのかもしれないが、こういう「ちょっとした意識の差」は、勉強に限らず、今後の人生の様々な場面で活かされるものである。

と珍しくまじめな文章を書いている横で、長女は何やらボードゲームを引っ張り出してきた。

さぁ、この子はどんなことを「自然に」するようになるのだろうか。

 

中学受験を念頭に置いた学ぶ学童開講

 

前置きが長くなったが、この「自然に」というところがとても大切。

「自然に」なるには、経験を積み重ね、感覚になるまでの研鑽を重ねる必要がある。

 

例えば、小学生が苦手とする単元の一つに「割合」がある。

このとき、120円の◇倍は90円という問題があったとき、

◇に1より大きい数が来た時に違和感を抱くことができるかどうか。

決して、割るで×だから掛けてみることではない。

 

中学受験は、確かに技術的な側面もあり、暗記すべき事項も少なくない。

しかしながら、その素地となる「感覚」

そしてそれを創り出す「学ぶ体力」

具体的には、理解力、集中力、忍耐力、主体性

これらを低学年からしっかり紡いでいきたい。

しかも、中学受験にありがちな「親の伴走」に依存することなく。

 

こうした考え方から、この度、私たちDGは

中学受験を前提とした学童教育

 

樂志館

 

を開講することとなった。

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他にも語りたいことはたくさんあるのだが、

学びのすべてが詰まっている、そんな空間にしていきたいと思っている。

 

楽志館の構想

キャッチコピーとしておいたのは、

 

「中学受験」×「ボードゲーム」×「学童教育」

 

中学受験は言うまでもなく。

きちんとオリジナル教材で中学受験をコーディネート致します。

本格的な受験勉強に突入した際に、問題を楽しむことができるような、

そんな生徒を育てていければ。

 

ボードゲームの効用に関しては、私「末廣」の過去記事の中で、

ご興味をもったものをご覧いただければ幸いである。

ボードゲームを通じて養ってほしいものは、

 

ズバリ

 

「SHIKOU」

 

である。

 

ローマ字にしてみたのだけれど、「思考」「試行」なのだ。

 

初めてのゲームに対して、その仕組みを「思考」し、

自分なりの最適解を「試行」していく。

これを繰り返すことで、「思考」の型ができていく。

こういう訓練のためには、ボードゲーム「至高」の教材だと考えている。

 

お気軽にご連絡ください

ということで、ちょっとでも気になった方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

詳細を掲載したHPは、現在鋭意作成中。

といっても、コロナのせいにしてフローを止めているのは私…。

たぐちさん、すみません。。。

 

明日、明日には必ず必ずご連絡しますから!!

 

 

 

 

 

 

卒業生のご家庭でご馳走になった話

コロナ対策の消毒

世田谷区もコロナウイルスの影響で、新学期までの全休が無事に決定。

これが何を意味するか。

はい、そうです。

 

私の休みがゼロになりました!!

 

入試直前の1月はとにかく、まさか3月に連勤塾師になろうとは…。

あぁ~学童のHPも止まってるし…

とまぁ文句ばかり言っても仕方がないので、

オンライン授業の準備とか、できることを粛々と。

 

教室内も、換気の徹底や消毒液の完備など。

私自身もしっかりアルコール消毒しなきゃ!!

ということで、卒業生に御呼ばれしましたので、遠慮なくお伺いすることにしました!

 

久しぶりの訪問

実は、ご招待いただくのは2回目である。

1回目は、合格後。

もちろんありがたい話とはいえ、このタイミングはよくある話。

では、今回のタイミングはなんなのか?

 

企業秘密です(笑)

 

まぁ色々とあるのだが、生徒数が1学年100名を超えるような規模ならとにかく、

今の規模で詳細について触れると、個人情報が特定されそうなので、さすがに控えておく。

ただ言えることは、

 

ギターばかり弾いてる場合じゃないゾ!!

 

そんなことはとにかく、まずはこの入り口。

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なんとも趣深い。

きっとご招待されないと中々訪れることはないだろう(笑)

 

まずは、

もちろん、

これですね!

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 安定のアルコール消毒(笑)

そして、おいしい料理の数々。

 

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最後は薩摩隼人らしくこちら。

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これだけご馳走になれば、さすがにお腹いっぱい。

満足満足。感謝感謝です。

ありがとうございました。

 

秘密結社Shimaiの会

 

以前も書いたが、弊社の卒業生のお父様で構成される「Shimaiの会」なるものがある。

他の塾のことはわからないが、卒業生のお父様方と定期的に酒を交わす塾も多くはないだろう。

今年、第三子が誕生予定も、これまた引き続き、女の子であったため「Shimaiの会」の名称は継続である。

卒業してからも、こうして飲みに来てくれたり、ボードゲームをやりに来てくれたり、本当にありがたい話である。

そしてそして、

なんとなんと、

今年は、BBQの運営メンバーとして大活躍していただく予定である!!

これは楽しみ。

そういえば、そろそろBBQ考え始めなきゃな~。

 

 

中学受験塾DGが塾生以外の受験相談に答える話

類は友を呼ぶ!?

先週「過去問特訓」やら「祝日イベント」やらの話を書いて、このブログも随分“進学塾”らしい様相を呈してきた(笑)

いいことである!

私を見て、中学受験の進学塾を経営していると思う人は皆無だし、

私というか、我々4人というか、DGというかは別にして、

今更「変わっている」ということを否定する気もさらさらなく(できないだけですけどね!)

ただ、世の中には“変わった人”はたくさんいるもので、先日、埼玉で塾をされている真島先生

www.matsuejuku.com

のLINEグループに入れていただいた。

まぁ、個々のメンバーの皆様が“変わっている”こと、“変わっている”こと(笑)

もちろん、とてつもなくいい意味で!

たぶん、世の中の塾講師の9割くらいは、“マジメ”な人たちだと思うのだけれど、

私の周りには、残りの1割の人が多いらしい。

いや、そんなことはない。

私はマジメだ!

誰が何と言おうとも!!

そして、今日もDG4人衆は自分こそがスタンダートと信じてやまないのである。

 

質問に答える

さて、入れていただいたグループの中で、真島先生のところに中学受験生の保護者様から質問が寄せられたというのだ。

このグループは圧倒的にリスポンスが早い方ばかりで、

朝起きると未読100なんてザラであり、

私の存在感なんて皆無なのだが、

せっかく中学受験のお話なので、ここは回答してみよう!ということで、今回の記事はこのご質問に対する回答である。

何とも中学受験進学塾らしいブログではないか!

ちなみに、セカンドオピニオンも受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

個人が特定されない範囲で質問の趣旨を要約すると、

Q1 首都圏模試と四谷大塚の模試で偏差値20以上違うなんてことはあり得るの?

Q2 城北中学第一志望で、一本のつもりだけれど、塾側は併願校も勧めてくる。どうしたらいい?

という2点。

手前どもは、今年こそ、紹介で男子を受け付けているけれど(来年度からは募集予定です。)。昨年度までは、女子専門中学受験

しかも、城北はエリア的には圏外。

ということで、城北中学の環境だったり、校風だったりには詳しくないので、

一般論の色が強くなってしまうが、反対に、これをご覧の方にも、「DGだとこんな感じの進学指導なんだ~」というのが伝われば幸いである。

 

首都圏模試と四谷大塚の模試で偏差値は20以上異なることはあり得るか?

結論!

あり得ます。

まずは、「偏差値」ですが、これは私が述べるまでもなく、平均点を50としてのばらつきであったり、自分の位置を示す指標です。

ですから、母集団が異なれば、当然にその数値も異なります。

もちろん、こんな説明が聞きたいわけではないですよね(笑)

さて、もう少し一般論です。

偏差値はその特質上、50周辺と65周辺では値1あたりの重みが異なります。

ここでよく言われる例は、「マラソンの順位」ですね。

1位~10位くらいまでは、一人一人の距離も離れていることがありますが、真ん中は団子状態

偏差値もざっくりとこのようなイメージをお持ちいただければと思います。

その意味では、自分の志望する学校が偏差値50付近にある模試を選択することが、母集団との関係では有用です。

あくまで、「母集団との関係では」です。

今回の相談者は「城北」中学をご志望ですから、その意味では首都圏模試よりも、四谷大塚の模試の方が、母集団との関係においては望ましいようにも思います。

ただ、模試の内容に関してはそれぞれ“色”があります。

首都圏模試は、比較的容易な設問を解答できれば、偏差値はある程度高く出る傾向にありますし、反対に四谷大塚の模試の場合には、大問をきちんと取りきることも要求されます。そして、一般的には慣れの問題なのか、自塾の生徒の方が点数は出やすい傾向にあります。

また、秋以降の模試は、すべて受験することで苦手範囲を把握できるよう設計されていることも多く、単純に今回苦手範囲が多く出題された可能性も払しょくできません。

そして、何よりもお伝えしたいことは、

中学受験では模試の偏差値よりも過去問との相性の方が重要

ということです。

恐らく、多くの心ある中学受験講師の皆様が頷いてくださっているのではないでしょうか。

重要なことなので、もう一度。

中学受験では模試の偏差値よりも過去問との相性の方が重要です。

問題が共通している公立高校入試とは異なり、私立中学の入試は千差万別です。

ですから、一般的な問題の模試に強いことが、必ずしも特色を持つ学校の入試にアジャストできることを意味しません。

今回の相談者様も、今回の結果に一喜一憂することなく、通われている塾の先生と、過去問を使った対策と戦略に今後時間を割かれるとよいかと思います。

こういう経緯もあり、弊社では三大模試の受験を否定も推奨もしない立場を取っています。

「受けたい方はどうぞ。ただし、おススメはしませんが。」というのが私たちのスタンスです。

その代わり、過去問は2学期以降ガッチリやります!(この辺は先週の記事で。)

三大模試を受験するメリットとデメリットをまとめると次の通りです。

【メリット】

・母集団が多い中での自分の今回の位置を知れる。

・継続して受験することで成績の推移を知れる。

・多くの受験生の中での試験を体験できる

・志望校が試験会場になっていると、モチベーションが上がる。

【デメリット】

・あくまで“今回の模試”での成績であり、志望校の出題傾向をふまえていない。

・時間と費用が掛かる

 

中学受験でおなじみ併願校問題

長くなりましたが、続いて併願校の問題です。

まずは、今回の相談者様がDGの生徒であった場合、どうなるかというと、

城北だけを受ける!

という結論になります。

手前どもの塾で一貫しているスタンス。

それは、受験校は家族が決める!

ということ。

当たり前のように感じますか?意外とそうではない塾、多いようですよ?

偏差値が高いとか低いとか、そうしたことではなく、

「どこに行きたいか?」

「どこまでなら行けるか?」

という避けては通れないシビアな問いを、受験生本人はもちろん、ご家族に寄り添いながら、一緒に決めていきます。

「現在の偏差値は〇〇なので~」から始まる進路指導はここにはありません。

だから、時間もかかります。

弊社の平均面談時間は2時間にも上ります。

平均ですよ?一人あたりですよ?

4時間の方もいらっしゃいますよ(笑)

そういう普通の塾がやらないところを大切にするのが、私たちDGです。

偉そうに書いていますが、対応するのは田川です(笑)

お父様がいらっしゃる場合を中心に私も参戦することがありますが、女性は女性同士の方が話しやすいことも多いようで。

さて、今回の相談者様の件ですが、塾では併願校も勧められているということ。

これは、必ずしも商業主義というわけではないかもしれません(当たり前ですが、ビジネスなので、商業主義の塾もありますし、それを否定するものではありません。)。

塾講師の中には、「成功体験を持って中学に進学してほしい」という方もいらっしゃいます。

この辺りは、担当の先生と、ご家族との信頼関係によるというほかありません。

「信頼される先生がススメてくださるのなら」と思えるかどうか、もっと言えば、「信頼できる先生の意見も聞いてみたい」と心底思えるかどうかです。

私たち塾は、目に見えないものをご提供させていただいていますから、このような信頼関係が最も重要であることは言うまでもありません。

ただ、一番に尊重されるべきはご本人とご家族の意思である点に変わりはないと考えています。

 

まとめ

長くなりましたので、まとめてみます。

Q1 首都圏模試と四谷大塚の模試で偏差値20以上違うなんてことはあり得るの?

A1 ありえますが、模試の結果に一喜一憂することなく、過去問への対策を進めていきましょう。模試よりも過去問の方がずっと大切です!!

Q2 城北中学第一志望で、一本のつもりだけれど、塾側は併願校も勧めてくる。どうしたらいい?

A2 ご本人とご家族の意思を最優先で!ただし、必ずしも併願校受験が悪ではありません。

 

 

帯に長し、まわしよりも長し

3,000字の超大作完成(笑)

まとめを見ると、これだけ書けや!という方もいらっしゃいますよね。

すみません。いつも長くなってしまうのです。

今度の桐朋女子合否判定テスト

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「口頭試問」の解説なんて、約30000字ですからね。

どんなに社内でディスられようと、読んでくれるあなたのために、今日も文章を書き続けます。

寝つきの悪い方、是非ベッドでお読みください。

熟睡の世界へとあなたを誘うはずです。

 

中学受験塾DGはブラックなのか

過去の問題から現在の自分を知る

気が付くと9月もあと10日ばかり。

2学期は本当にあっという間に過ぎていく。

1学期になくて2学期にあるものとしては、

「過去問講座」「祝日イベント」

過去問講座は毎週水曜日に実施。

今年は、過去問特訓のやり方を少し変更していて、

より「自分」で過去問と向き合うように工夫している。

例えば、こんなシートを作ってみたり。

 

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小学生なので、「漫然と解くな」といっても、それはそれで難しい。

じゃあ何をどうすればいいの?ということで、

とりあえずシートを埋めるだけでも、合格ラインとの差や、配点自分が取れたところなどは把握できる仕組みにしてみた。

それと、生徒が取り組む過去問に関して、国語以外はオリジナルのヒント集を作成。

こんな感じ。

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私は社会と算数を担当。櫻井が理科と算数で、田川は国語と算数

算数全員やん!!ってそうなのです。

うちの塾、たぶんやりたい教科をやれって言われたら、算数の授業しかなくなっちゃいそうな勢いなのです(笑)

それはそうと、このヒント集…はっきり言って、めちゃ時間もかかって大変ではあるのだが、

とはいえ、いいと思ったことは即やるのがDG流

そして、国語はこんな感じで答案に書き込むスタイル。

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昨年まではある程度講義形式だったので、吉出るか凶と出るか。

 

ちなみに、過去問の取り組み方は塾によって異なるとは思うが、

弊社では時間を計って年度ごとに合格点を目指して取り組むスタイル。

古い方から取り組んで、直前期に直近の問題が残るよう、逆算して一人ひとり予定を組んでいる。

過去問に取り組む意図としては、

1 出題内容を知る

2 時間配分を知る

3 今の自分との距離を知る

4 今後の時間の使い方を考える

 

とまぁ4つくらいあるのではないかと。

弊社は大手や個別指導からの転塾が多いこともあって、ほとんどが「逆転合格」と呼ばれる形になる。

これを実現するには、模試よりも過去問の方が圧倒的に有益

先日の首都圏模試で、偏差値15くらい爆上げした男子もいたけれど、

過去問を解かせてみるとやはりまだまだ。

過去問を意識することで、取り組み方にも変化が

出てくるといいね(笑)

 

休みの日が仕事

さてさて、過去問特訓だけではなく、祝日には7to7のイベントが実施される。

人によっては、「12時間で帰れる」とか思っちゃうらしい(笑)

少なくとも、私たちは思いますが。

先日実施されたのは、「基礎特訓」(国語・算数)。

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国語は、設問形式ごとに読解問題に取り組む&漢字110問

算数は、受験範囲を6分割し、すべての範囲を1行問題で総復習

もはや当たり前ですが、こちらもすべてオリジナル教材でのご提供!!

ちょっとだけ写真にしてみるとこんな感じ。

【国語】

 

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【算数】

 

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そして、何といっても盛り上がりを見せるのが表彰式

上位3名には豪華景品が!

しかも、1位から選ぶ形式なのだが、中身は何だか空けてみるまで分からない。

ということで、今年は男子がかわいらしいディズニーの文房具セットを手にしました(笑)

1位の生徒は、大箱のボードゲームを持って意気揚々と帰宅!

 

来月は、実戦特訓桐朋女子合否判定テスト

内容を書くと、来月書くことがなくなりそうなので、乞うご期待(笑)

 

 終わった後はもちろん

19時に仕事が終わるなんて、なんてホワイト企業なんだろうか(多分違う)。

ということで、そのあとするものはもちろん、、、

ボードゲーム

Uber eatsで夕食を頼み、早々に平らげて、Let's play

今週は、ダイスフォージ

 

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 ミシシッピクイーン

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をプレイ。

どっちも負けたぁ!

明日は、理社特訓で、やはり19時から、、、

好きだよね~?

と思った皆様、

いえいえ仕事ですから(笑)

あっ!ということは、19時で仕事終わってない。。。

ということは、ブラック企業ではないか。

そうそう、19時からみんなでボードゲームするなんて、

たぶん世界一楽しいブラック企業だろう!