塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

住所不定・無給の私(37歳・独身)が考える理想の住処

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衣食住とはよく言ったモノで、どうやら生命活動には食以外に衣と住が必要だそうです。

 

たしかに全裸では恥じらって狩りなどできませんし、屋根に上って眺めねば夜空の星に手が届きません。

 

衣食住に対する意識がこと低い私ですが、それでもどうやら生存したいと思っておるようです。減りゆく預金残高を眺めながら、最低限度の生活をより長く続けるにはどうすればよいか漠然と考える今日この頃です。

 

世の中は結構理不尽で、いくら金がない、給料ももらってないと言い張ってもお役所は無慈悲に搾り取ろうとしてきます。何も無ければ3年は生き延びれたであろうささやかな財産も、声なきものへの取り立てによって半年も持たないというのが実際のところなのです。

 

さて、そんな稼いでいないおっさんの戯言を淡々と呆けたところで始まりは何も訪れません。

折角ですので少しでも皆さまのお役に立てるような情報を発信しようというのが今週の私の回でございます。

 

今週のお題「住みたい場所」

 

さて「どんな場所に住みたいか」でありますが、私にとって理想は生きるコストがかからない場所、実家であります。私、去年1年で3~4つほどの拠点を転々として流浪の生活をしておりましたが、ようやく最近、田舎の実家ぐらしに落ち着きました。

 

実家ぐらしはいい、実にいい。

世間は私をこどおじ(子供部屋おじさん)と呼ぶのでしょうが、それは勝者の呼称であると最近特にそう思います。

 

これから淡々と実家ぐらしの最強っぷりをアピールしたいところですが、前置きが長くなりすぎました。たとえどんな嵐が起きようとも、私はノルマ以上は決して書かないと決めております。簡潔にこどおじ生活のメリットとデメリットをまとめて今回は終えようと思います。

 

メリット編

  1. 固定費が下がる、ものすごく
    家賃水道光熱費ネット等インフラ。食費も不要。(もしくは少額負担)
  2. 娯楽がない
    結果、お金が減らなくなる
  3. リモートワークで通勤時間0、働き方自由
    気楽
  4. ちやほやされる
    20年近く疎遠だったためか?いつまで続くかはわからない

 

デメリット編

  1. 出会いのハードルは上がる
    どうしたものか
  2. 無職と思われる
    田舎暮らしの宿命か。リモートワークの説明をいくらしても伝わらない
  3. 運動量が減る
    最近、太り始めた

 

と、いうことで駆け足となりましたが今回はここまで!詳細・続きは、また似たようなお題が出たときにでも。アディオス!

f:id:dg-daiyo:20210625215946p:plain塾長より愛を込めて



中学受験塾DGがHPをリニューアルしている話ver2

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人生でマジメと言われたことは1回

先日、HPをリニューアルしている記事を書いた。

詳細はこちらから。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

さて、現在その作業も佳境に差し掛かっている。

いや、文字にすると「佳境」という2文字になってしまうのだが、

ここに至るまでにはそれなりに大変な道のりが…。

 

とにもかくにも、

その要因は、

 

私の“凝り性”

 

自分では大雑把な性格だと自認して生きてきた人生だったのだが、

大人になってから、どうもそうではないらしい一面が顔を覗かせるようになってきた。

何かを作る段階になると、

途端に細かいところまでイチイチ気になり始める(笑)

図工の作品なんて友達に作らせていたクセに

 

特に、「言葉」選びに関しては、かなりめんどくさいヤツで。

この辺は、一応、国語の講師っぽい側面もちゃんとあるということで、ご容赦いただきたい。

 

そんな中、在塾生や卒塾生にもご協力をいただいて、我がDGのキャッチコピーを募集した。

自分だけで考えていると、きっと「あんな感じ」や「こんな感じ」になってしまうだろうという未来は見えているからだ。

これぞ成長!

 

では、上がってきたキャッチコピーを見てみよう

まずは、こんな感じ。

 

・伸びるチカラ、広がる可能性

・受験の先が見える女子

・生徒に寄り添い、生徒自身の誰もが主役

 

ありがとうございます!

でも、こんなにキレイな感じで大丈夫ですかね?

なんかアクが足りない(笑)

 

・ぶっ飛んでる?違う、これが令和のスタンダード

・当り前じゃないを武器にする

・塾らしくない塾らしさ

 

おっ!DGらしくなってきましたね!!

それで、それで、、、

 

・見た目以上にマ・ト・モ

・びっくりしないで、烏山進学教室

・見た目だけではわからない意外とマジメなチャラい塾

 

 

とうとう保護者の皆様もふざけ始めましたね(笑)

いいんです。我々はそんな保護者様が大好きでございます!

 

番外編

・偏差値が上がる必殺技を伝授

→すみません、大変残念ですが必殺技は持ち合わせておりません。

 勉強に関しては、これでもかというくらい実直に取り組んでいただく環境に関しては準備がございます。

 

嫌いだった勉強… 意味も解らなかった問題… 宿題はいつも親子喧嘩に… 教え方と環境で学ぶことが楽しく自主的になる!! 目標の中学へ絶対に行こう!

→もはやキャッチコピーじゃなくて感想じゃん(笑)

 

・受験で学ぶ

→単純に好き!

 

 

ということで、

この度、大変たくさんの中から選ばれたキャッチコピーは…

 

全方向に大マジメ!

 

に決まりました。

はい、私が考えたキャッチコピーでございます(笑)

 

 

神は細部に宿る

そして、無事にキャッチコピーも決定し、

トップページの構想も固まってきた。

 

あとはいよいよ各ページの詳細を詰める段階に来た。

 

といっても、これはこれで大変。

何たって、今まで、ワイヤーフレームなんて使ったことのない私が、

送られてくるものを見て、確認し、返信しなくてはいけないのだから。

いや、作業自体はなんてことはないのだけれど、

スマホサイトに模された活字だけのものを見て、

サイト全体をイメージし構成を考える作業は、

私にとっては、殊の外難易度は低くない。

なるほど、立体図形が苦手な生徒は恐らくこういう心境なのだろう(笑)

 

そして、これまでのやり取り中で、

「OKでーす」

と一発でやり取りが終わったページ数、

 

ここまで0ページ。

 

いや、ホントすみません!

優秀なスタッフの皆さん、心から感謝申し上げます!!

 

 

そんなこんなしながらも、

むしろ凝り性末廣は今までよりも出現回数が増えたかのような印象もありながら、

毎日、膨大な!?slackでのやり取りをしていたところ、、、

ついに、トップページのイメージと我々のイラストが出来上がってきたのだ!

 

我々のイメージはこちら!

 

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カッコいい!!

すげぇ!!!

語彙力ねぇ(笑)

 

しかも、このイラスト、

 

なんと

 

「全方向」

 

を向いているのである!

 

もちろん、

全方向に大マジメ

というキャッチコピーを受けてのもの。

 

こういう細かいところに拘ることができるデザイナーさんに会えてよかった!!

そして、私の凝り性に付き合ってくれるディレクターさんに会えてよかった!!

 

末廣は武器を手に入れた

さて、そんな私ですが、この度、

Adobe CCに加入いたしました!!

奥地からの静止を振り切り、

(いや、彼は私のことを思って止めてくれているのです(笑))

凝り性により磨きをかける所存である。

皆様、末廣の今後にもどうぞご期待ください!

そして、今後一緒にお仕事をするまだ見ぬ皆様、是非ぜひ寛大なお気持ちで見守っていただければと思います!!

(比+割合)のある日常

算数の要素の中でもいろいろな範囲で登場する『比』『割合』

 比 → 2つ以上の数を、簡単な整数で表して見比べたもの

割合 → 2つの数について、一方の数が他方の数の何倍かを表したもの

 

当塾では、はじめは「比」「割合」も、「速さ」や「規則性」など1つの単元として列に扱います。

が、授業が進んでいくうちにいつの間にか「分数」や「単位」などの基本計算に移行しています。

さらに応用範囲になると『速さの比』だったり『割合のつるかめ算だったりと、他の単元に出張することもあります。

これがまた難しいんですよね・・・。

 

『比』と『割合』は、受験生が避けては通れない、間違いも許されない、必須技能となっています。

 

『比』と『割合』は、大人にとっても必須技能

 

こちら、ある日の私の晩酌セット

 

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黒糖かりんとうと、缶のお酒です。

 

甘いおやつに甘いお酒を・・・?

と思われるかもしれませんが、いつも通りの光景です。

 

それよりも、気になるのがこちら。

かりんとうの袋の裏面ですが、

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栄養成分表示の・・・

 

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これ!

 

かりんとうって、小麦粉の生地を、油で揚げて、糖蜜でコーティングしたものなので、思っているよりカロリーが高いのです。

この商品も453kcalと書いてありますから、全部食べたら軽い食事1回分のカロリーが摂れてしまうのですね。

 

 

・・・ん?

 

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ゲェーッ!

ひゃ、150gーッ!?

 

 

 

 

 

【問】

このかりんとう1ふくろに含まれるカロリーの量を計算しなさい。

 

 

 

 

【解】

 100gで453kcal

 150gで□kcal  

と考えて、これを比例式に直すと

 100g:150g=453kcal:□kcal

先に 100g:150g を 2:3 に約比して、

 2:3=453:□

 ★内×内=外×外 より、

 □=3×453÷2

   =679.5

 

答え

679.5kcal

 

 

普通の1食分のカロリー量・・・!

どうして1ふくろ分のカロリーを書かないの・・・?

 

 

 

というように、日常生活においても比は役に立つのです。

 

 

では、割合はどうでしょう?

 

もちろん、教材はこちら!

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缶の成分表示の・・・

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この部分! 

私、お酒が弱い(好きなのですが)ので、3%缶を愛飲しています。

 

近年、ダイエットブームや生活習慣病予防としてアルコールを控えたい人が増えているみたいですね。

その結果、アルコール飲料の売れ行きが好調で、続々と新商品が出てきているので、私にとってはとてもありがたい状況です。

 

ちなみに、生活習慣病のリスクを抑えるには、1日あたりのアルコール摂取量20gほどにしておく必要があるそうです。

 

20g・・・?

 

 

さて、そこで2問目

 

 

【問】

この缶チューハイに含まれるアルコールの量(グラム量)は何gですか。

ただし、アルコールの比重は0.8g/cm3として計算しなさい。

 

 

【ヒント】

比重とは、物質1cm3(=1mL)あたりの重さのことです。

算数じゃなく、理科かな?

 

 

【解】

1缶の内容量350mLのうちの3%がアルコール量(体積量)で、

3%は小数になおすと0.03なので、

350mL×0.03=10.5mL

また、アルコール10.5mLの重さは、比重0.8g/cm3を用いて、

10.5×0.8=8.4

 

答え

8.4g

 

 

1日の摂取量を20g以内に抑えたければ、3%缶を2缶と半分くらいまで、ということになりますね。

 

このように、比と割合を習得しておくことで、ササっとカロリー計算やアルコール計算を済ませられるので、

生活の質を向上させ、健康体でいることができます!

 

 

 

あれ、じゃあお店に売ってる9%缶チューハイって・・・

単純に計算するとアルコール濃度3倍ですから量も3倍で・・・

それを愛飲している人は・・・

 

気が付かなかったことにしましょう。

 

 

 

そしてこれも・・・

 

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気が付かなかったことにしましょう。

あなたの一番大切なもの、なーんだ

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あなたのいちばんたいせつなものなーんだ

 

 

  

ヒント すでになくなっています

 

   

 

 

今週のお題「一気読みした漫画」

 

漫画大好き、でおなじみ弊社烏山進学ゼミ内の漫画派閥は大きく2つに分かれ、日々、醜い争いを繰り広げております。
その2大派閥が「ワンピース」か「その他マニアック」であります。

  • ワンピース」は、末廣田川夫妻2名
  • 「その他マニアック」は、櫻井を筆頭に、残り講師全員 

 

マニアックな漫画トークはブログネタが尽きたときにするとして、
今日は代わりに家族愛の権化として名高い塾長たる私(独身)が自ら直々に、
素敵なパパママを目指す皆さんにオススメの漫画を紹介します。

 

 

はいこれ、「QUIZ」です。

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QUIZ

 

一見ヤベェ表紙の通り、小学生にはオススメしない内容です。

なので塾生は卒業して弊社と縁が薄まってから、そして結婚して子どもができたら読んでください。
(いや、うちって世田谷区にある女子専門の成果を上げる中学受験塾じゃないですかぁ。お淑やかなお嬢さま方は休み時間になれば自発的に、自発的に岩波文庫を紅茶と嗜んでおいでなので漫画とか読まないんですよぉ。強いていうなら弊社の聖書「魁!!男塾」を全力で朗読するお嬢様がいらっしゃるくらいですのオホホ。)

 

冗談はさておき、(表紙のとおり)グロがありますので大人向けです。

 

 

ネタバレになってしまうので内容は詳しく申し上げられませんが、犯罪者とそれを追う刑事の話です。

もとはドラマで、それを漫画にしたものなので、もしかしたらドラマの方を覚えている方もいらっしゃるでしょう。(私は漫画のほうが好みです。特にラスト。)

 

 

 

興味を持ってくださった貴方のために、冒頭のみ紹介します。

■■■■■■■■■■■

舞台は都市郊外のニュータウン

ある日、平凡な家庭に一通のメッセージが届きます。

 

件名 くいずです

あなたのいちばんたいせつなものなーんだ

ヒント すでになくなっています

■■■■■■■■■■■

ネタバレ以上!

ここから、惨劇が始まってしまいます。

さぁ、皆さまどう解答するでしょうか?

 

 

ジャンルはサスペンスでありますが、 パパママに是非読んでいただきたい一品です。

 

ちなみに漫画BLEACH藍染惣右介が黒幕だと早々に見抜いた私は、この漫画でも洞察力を遺憾なく発揮し、途中で真犯人を突き止めました。えぇ、そう自慢です。

詳細はググるか、ポチるか、ブック◯フするか色々してください。

 

アディオス!

f:id:dg-daiyo:20210625215946p:plain塾長より愛を込めて

 

中学受験講師がボードゲームから学ぶ性格を活かした勉強法

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ブロガーっぽいタイトルを書けるようになってきた

とりあえず、先週はみんなブログを書き終えたようだ。

あれ?樂志館ブログの方が一人書き終えていないような??

本人に聞いてください(笑)

ブログの記事についている「カテゴリ」で各教員の名前をクリックしてみると、今までに書いた記事が出てくる。

試しに、誰かひとりをクリックしてみてほしい。

まぁ

文は人なり

とはよく言ったものだ。

それぞれの性格が端的に表現されている

 

私のブログを見てみると、、、

 

まずは

更新数No.1(DG調べ)

ここからも、

我がDGの中で誰が最もマメで、マジメで勤勉か

が手に取るようにわかるだろう。

 

次に、

初期のタイトル凝りすぎ(笑)

 

 

「初めてじゃないお遣い」

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

「自由人というフォーマット」

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

まぁ自分のことなんでよくわかる。こういう表現が好きなのだ。人には刺さらないけど(笑)

 

今回のHPでも、

「マジメを貫いたら不真面目に見えました」

「普通じゃないを普通にやる」

 

とか、そういうのが好きなんですよね。

(これ、良くないですか→懲りないヤツ)

 

そして、言葉選びになると根っからの凝り性がこれでもかと顔を出し始める。

もうこれは、仕方ない。

何かの本で読んだ、35を過ぎるとより個人の特性が顕著になる。これは、本当にその通りだなと最近実感している次第。

ということは、私はこれからより一層…(笑) 

 

最後に、

 

文章硬い!

 

硬軟織り交ぜたウィットに富んだ文章って本当に憧れる。

先週の奥地の文章なんて傑作だなと思う。

まぁこれはこれで文は人なり。どうせ変えるつもりもないし(笑)

その意味では、硬いより固いなのか?

 

そんな中でも、

 

題名のつけ方の変化

 

はなかなか顕著である。

 

 

最近は、「中学受験講師が~」シリーズが定着しつつある。

というのも、やっと

 

「あなたが思うほど読む人は題名に惹かれませんから」

 

ということに気が付いたのだ!

めでたしめでたし(笑)

 

いや、題名は大事なのだが、私が以前つけていたように、凝った題名をつけても仕方がないということだ。

 

面白いより面白そうが大切!

 

そういうわけで、今回も

「中学受験講師がボードゲームから学ぶ性格を活かした勉強法」

という何ともキャッチーな題名が出来上がったのである。

ねっ?読みたくなったでしょ??

胡散臭いという批判は受け付けておりません(笑)

 

HARADAじゃなくてHADARA

言い間違いとは不思議なもので、なんだかしっくり来てしまい何度も繰り返してしまうものがある。

今回のゲームもまさにそれ。

 

その名も

 

「HADARA」

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ただ、私を含め全体で10回以上は「HARADA」と呼んでいたに違いない。

全国のハラダさん、すみません!

いや、文字で見ても何とも紛らわしい(笑)

 

それはそうと、ゲームの様子はこんな感じ。

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何ともボードゲームらしいビジュアルである。

インスタ映え!!(もう死語?)

 

さてさて、別にボードゲーム紹介ブログではないので、詳細の説明は省くとして、

要は、色んなパラーメータを上げながら勝利点を稼ぎましょうというゲームである(雑)

 

それはいいとして、今回最初に配られたのはこのようなカード。

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プレイヤーによって、「初期値」の能力が異なるのである。

今回は、私が2奥地が3田川が4櫻井が5、を担当した。

パッと見で、一番偏っているのは櫻井の5番

緑色は人員を養うための食糧を意味しており、おそらくは「ガンガン人を雇いなさい」というメッセージにも思える。

4の田川は食料に偏るも、櫻井よりはバランス型。

奥地の3はバランス型とみて間違いなく、

私は青の学業に偏ったタイプだった。

 

この後、私以外の3人は各パラメーターをバランスよく上げていく戦略を選択。

私は、ひたすらに青の学業を上げていくことで、他の能力を補完する戦略を選択。

 

さて、結果は…

 

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奥地の勝ち!!

 

もちろん、運要素も小さくないゲームではあったのだが、

4人が同じくらいの点数に収まった点はなかなかよくできたゲームなんだろうと思った。

いや、我々がうまかったのかな(笑)

 

国語算数理科社会

これ、例えば赤が国語、青が算数、緑が理科、黄色が社会と考えてみるとどうだろう。

いや、軽々に「能力」とか使うのは好みではないのだが、

 

「得意不得意」

 

これでも引っかかるなら

 

「好き嫌い」

 

こうしたものはある程度あっても仕方ない。

それは、本人の努力とは違うところで決まってしまっていることも、一面の真理であると思う。

ただ、だからと言って「やっても意味がない」とかそういう話ではなく、

「自分の特性を考えながら取り組むこと」

が大切だと思うのだ。

 

今回のゲームのように、

各教科の合計点で合格ラインを上回りさせすれば、その学校には合格できる。

極端に偏った、

例えば、小学生男子が考えそうな「算数で100点取るから…」みたいな戦略が現実的ではないにしても、

得意科目で苦手科目を補えるなんてことは往々にしてあり得る!

各教科でどのように得点していくか、得点していきたいか、は受験生であればそろそろ意識をしていきたいところ。

 

まぁ要するに、「全体の合計点」がモノを言うということだ。

 

そして、これは何も科目においてだけではない。

 

処理速度が速い

思考力が高い

集中力がある

コツコツ取り組むことができる

 

こうした部分も恐らく、「初期値」みたいなものはある。

いや、恐らくというか絶対ある(笑)

 

もちろん、これらすべてが均等に高いレベルであればいうことはない。

しかし、それはそれで現実はなかなか難しい。

 

では、どうすればよいのか。

 

まずは、とにもかくにも、

 

自分の特性を考えてみること。

 

 

現実世界では、先ほどのゲームのように初期値のカードは配られない。

ということは、自分で自分の特性を認識する以外に方法はない。

 

手際よくこなせるのか、要領はよくないのか。

難しい問題が好きなのか、簡単な問題を解くことで自分の自信を高めていった方がいいのか。

 

こうした自分の特性を考えながら、勉強を進めていくことはとても大切だ。

勉強に限らず、生活もそうだろう。

 

だって、無理なものは無理だし、得意なものは得意なのだから。

苦手を克服するように動くのか、得意なことで補完するのか、

これだって立派な選択と言える。

そして、確信的に言えるのは、これに早く気が付くと、きっと有意義な時間は増えていくだろう。

認識せずに反対の道に行ったらどうなるか?

結構、大変だと思いますよ(自分の半生を振り返った反省を込めて(笑))

 

ただ、決して無理だからと言って放棄すれば済むものでもない

 

無理だからと言って、放棄できないモノは世の中にたくさんあるし、

やりたくなくてもしなければいけないことだってある。

 

だから、そういう

自分の性質上、無理なものは、他の人の助けをかりながら、仕組みで解決するようにしてほしい。

例えば、朝勉強したくてもできない人は、我がDGの早朝オンラインを活用してみよう(笑)

 

忘れ物と大人の知恵

かくいう私の特性としては、、、

とにかく「忘れ物が多い」ということ。

二ついつもと違う持ち物があったとしよう。

すると、一つ無事に持って行けたとすると、もう一つはほぼ確実に忘れる。

いや、イレギュラーなものだけではなく、鍵とかスマホとか…(笑)

ただ、私も3回目の年男ということで、多少の知恵もあるわけです。

私の場合には、「自分ルール」が大好きなので、

とにかくルール化していく!

鍵もスマホも、、、

とにかく失くす可能性のあるものは、すべて置き場所を決めた!

 

〇〇置き場、

いや〇〇専用置場

 

みたいなの、大好きなんですよね(笑)

いつか、私専用の秘書が欲しいなぁ。

自分ルールを決めなくても済むように。

 

 

 

 

長女にありがちなこと。25年前の懺悔

 

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子どもってキャラ物好きだよね!?

さて、ある日美術教室で絵具セットを買う際、バトルになった。

 

娘:「ピンクのウサギのやつがいい!」

私:「いやいや小学校でも使うし、シンプルなやつにしな!」

 

というやり取りの末、買うのは親じゃい!!と娘の意見ガン無視で買った。

こんなやり取りをたくさん繰り返すうちに、

「どうせママはキャラ物はダメっていうからね~」と聞き分けが良くなる。

 

これ大事!

 

とにかく「飽きないヤツにしてほしい!」

これが私の切なる願いである(笑)

 

 25年前の懺悔

あれから25年。

この25年の間、私は“あるもの”を見るたびに胸に「チクッ」ととげが刺さったような痛みを感じる。今でも裁縫箱を見るたびに一瞬頭をよぎるあの嫌な記憶をご紹介したいと思う。

 

『あるもの』とは、6年生から使っている裁縫箱だ。

 

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紫色の半透明で、スタイリッシュなやつ。

今でも大切に使っている。

満足に使いもしないのにミシンセットまでそろったセットだ。25年も大切に使っている。でも、今でもデザインとしてはスタイリッシュだから娘の裁縫道具に学校へもっていってもいいくらいだ。

 

でも、この裁縫箱には私を苦しませる思い出がある。

 

 

単刀直入にいってしまうと、妹の裁縫セットを奪ったのだ。

 

妹の裁縫道具を奪って以来、私はキャラ物を買わなくなった。

 

 

妹の裁縫道具を奪った?

私が小6の時の春、4年生になる妹が家庭科で裁縫セットが必要になるという手紙を持って帰ってきた。

 

 

カタログには、私が4年生だった時には無かったカッコイイ、シンプルなデザインが並んでいた。

妹は、そんなシンプルでカッコイイものには目もくれず、

 

ウサギちゃんのキャラ物を指さして

「これがいい!!」

と両親に告げた。

 

私はというと、当時ネコちゃんのかわいい白の裁縫道具を使っていたのだが、それを急に子供っぽく思い始め、どうしても買いなおしたくなっていたのだ。

たぶん、都会から引っ越してきた友達や、高校生のお姉ちゃんがいる友達の影響だろう。

 

 

そこで、妹に私の裁縫道具をあげるから、紫の裁縫道具を注文するようにお願いした。

 

何という交渉をしたのか、

妹は拒んだのか、

今となっては何も思い出せないのだが、

 

とにかく、私はシンプルな裁縫箱を手に入れ、それまで使っていたキャラ物を妹に押し付けたのだ。

 

 

頭の中で、自分のことを

『セコくて自分さえよければいいと思っている最低な人間』

だなぁ

と思いながらも、

 

『どう言えばあの裁縫箱を自分のものにできるかな??』

 

とゲーム感覚のように楽しく考えている自分も確かにいた。

 

今考えれば、なんて嫌な奴なんだ!と思う。

 

そして、それは当時の私も感じていたのか、

それから25年、

何かあるたびに思い出す。

だから人がズルいことをやっているのを見かけたら、

 

人に注意できる立場じゃないんだよね~と思っている。

 

 

 

この時から、私はキャラ物を買わなくなった。

キャラ物は飽きが来てしまうことを痛いほど確信しているからだ。

 

チクチクする胸の痛みを誤魔化しながら、

まだ大切に使っているスタイリッシュな裁縫箱。

 

これは私の最低の行いだったという反省と戒めのために最後まで使い続けるだろう。

 

もう遅いが、

 

妹よ。ごめんなさい。

 

長女にはアルアルか?!

でも、もしかしたらみんなに身に覚えがあるのでは?

と思い、ブログにしているのだが、

 

先日、こんなことがあった。

 

スーパーに夕飯の買い物に行った際に、ふとクーピーの安売りに目が留まった。

上の子には小学校受験だとかなんだかんだで3回ぐらい買ってあげていたが、

次女には買ってあげたことがない。

 

折れたり無くしたりで不完全なお下がりで今まで済ませていたが、

 

たまには次女専用を買ってあげよう!と、購入。

 

家に帰って早速次女に渡すと感動していた。

「いつもお下がりばっかりでごめんね」

 

上の子が、「私には?」と言ってきたが、

「いやいや、あなたは持ってるやん!」と軽くあしらった。

翌日、なぜか新しいクーピーを上の子が使い、姉のお下がりを次女が使ってお絵描きをしていた。

私:「なんで?これミナミのじゃん!」

娘:「ミナミがこっちがいいから交換しようっていうから交換した」

私:「そんなわけあるかいっ!!新しい上に、そっちは12色、昨日買ったのは15色だよ?」

娘:「でも交換するって。ね~ミナミ?」

 

いやいや言葉が覚束ない妹に「うん」と言わせるような言い方だし、絶対ダメやろ?

 

卑怯だ!!返せ!!とキレて返させた。

でも、1時間後、

 

「ね?ミナミ!交換してくれたらお姉ちゃんのお菓子あげるよ!?」

 

交渉???

を持ちかけている長女を発見し、2度目のお説教!

※懲りずに隠れて翌日3回目の交渉をしていた。。。。

 

娘に説教をしながら、チラリと横に目をやると、

 

あの裁縫箱がまるで新品かのように仰々しく、

存在感をあらわにして棚に置いてあった。

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文章読解も、算数に響く!

突然ですが、問題です!

 

 

【問題】

どんな算数の問題でも解ける「算数天才少年」がいます。

この少年が、ある算数のテストを受けたところ、なんと0点でした。

さて、それはなぜでしょう?

 

 

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【答え】

 

テストがフランス語で書かれていたから!

 

 

 

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文章読解力と算数の関係性

さて、6月です。

当塾の学年開始が2月でしたので、学年開始から5か月が過ぎようとしています。

算数は7月まででひとまず全範囲が完了しますので、現在終盤戦に差し掛かったところです。

 

当塾における6年算数のカリキュラムが「文章題」に入りました。

「文章題」とはその名前の通り、問題が文章で与えられ、それを読んで解く問題です。

※文章題には「消去算」「差集め算」「つるかめ算」「仕事算」「平均算」など、実に多くの形式があり、それらをまとめて「文章題」と呼んでいます。

 

毎年この範囲が始まったときに、私が必ず授業で話すのが、冒頭の「算数天才少年」の話です。

正解を発表すると大抵「ずるい!」と言われます(笑)

 

稚拙な意地悪問題のようですが、私の考えでは、これこそが文章題の本質であり、数字で直接出題される計算問題とは大きく異なる部分です。

 

 

 

それでは、ここでいくつか文章題の例題を紹介します。

 

 

【例題】10分 5問×20点

(1) 30人のクラスで、男子と女子が同じ人数のとき、男子は何人ですか。

 

(2) 30円のおかしを50%引きの値段で買いました。支払った金額は何円ですか。

 

(3) 片道15kmの道のりを、行きは時速10km、帰りは時速30kmで移動しました。このとき、平均の速さは時速何kmですか。

 

(4) たくさんあるえんぴつを何人かの子供に配るとき、1人に28本ずつ配っていくと13本あまり、1人に30本ずつ配っていくと17本不足します。子供は全部で何人ですか。

 

(5) あるお店の開店前、お店の前に30人の行列ができており、さらに1分ごとに4人のペースでお客さんが行列に並んできます。開店後、1分ごとに6人ずつ入店していくと、行列が無くなるのは何分後ですか。

 

 

このように、文章で出題されるのが文章題です。

 

解いてみてお気づきの方もいるかと思いますが、以上の問題、

どれも最後は「30÷2」で答えが出る問題なのです!

そのため、答えは全部 15 です(笑)

 

初めから「30÷2」と出題されていれば誰でも解ける問題なのですが、その式に至る道筋を文章でゴテゴテに修飾したものが文章題なのです。

(おっと、1つは速さの問題でしたね)

 

 

文章題を解く際には、基本的に4つのステップを踏む必要があります。

 (1) 問題文から、何算なのかを判断する

 (2) 問題を解くために必要な情報を、文章から抜き出す

 (3) 脳内から、問題に対応する解法を思い出す

 (4) その方法を使って解く!

 

文章題が苦手な生徒を見ていると、この中でも特に

 (2) 問題を解くために必要な情報を、文章から抜き出す

これができない生徒が多いように思います。

 

 

確かに、簡単な1行程度の文章問題であれば、書いてある数字をうまくたすか、引くか、かけるか、割るかで答えが出ます。

 

ただ、それは問題を解いたわけではなく、あくまで計算がたまたま合っていただけです。

 

そういう人に限ってよく

「たし算じゃないの?あ、ひき算だった-」

みたいな、自分はわかっていたのにたまたま軽いミスを犯しただけだというような

「謎のアピール発言」をします。

 

受験の文章問題では、文章内には書いていない数字を使って問題を解くことが求められます。

だから上記のようなラッキーヒットはほぼありえないことです。

試験を作る先生は、皆さんがちゃんと文章が読めているかどうかをチェックしているのです。

 

この場合の「読む」とは、

問題文から適切な解法を推測し、適切な数値を抜き出す

ことを意味します。

 

 

いくら計算が完ぺきであったとしても、問題の文章が読めていないと、文章題は解けません。

「算数天才少年」には少しかわいそうなことをしましたが、

皆さんは本の学校で、日本語で書かれたテストを受けるのですから、

しっかり点数を取ってくださいね!