塾講師、かく語りき

塾講師、かく語りき

合同会社ディープグラウンド(DG)が運営する、京王線千歳烏山駅にある中学受験塾、烏山進学教室。講師が語る、学問に関係あることないこと。

中学受験塾が主催したボードゲーム大会

3月の祝日はいつも

弊社では、祝日に何かしらのイベントが実施される。

例えば、先月の建国記念日「合格者祝賀会」があったし、通常年の昭和の日は「判定テスト」が実施される。

そんな中で、3月の春分の日は今まで何も実施がなかった。

そこで、今回は、ボードゲームを企画。

最も、その対象は塾生にとどまることなく、広くいろんな方にお声掛けをさせていただいた。

その結果、

塾生3名

教員4名

教員の友達1名

教員の子供の幼稚園の友達の家族4名

卒業生のお父様1名

塾生の保護者の仕事仲間1名

という、バラエティに富んだメンバーとなった。

他にも、塾関係者の皆様の参加なども随時お待ちしています。

 

大盛況のままに

今回は、メンバーもそれなりに多く、やったゲームも盛りだくさん。

ゲームを列挙して写真をのせるだけでもかなりの量になるが、とりあえず載せてみたい。

 

バイバイレミング

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たった今プロポーズを君に捧ぐよ

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ダイスシティ

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トーキョーハイウェイ

 

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ドロップイット

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ファミリア

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スペースベース

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汽車は進むよ

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街コロ

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花火

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アイルオブスカイ

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交易王

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ボーナンザ

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タイムボム

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キングドミノ

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アズール

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ロードキル

 

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【幼児編】

フォレスト

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3人の魔法使い

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その他、幼児教育教材

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書き漏れているものもあるかもしれないが、それだとしても充実のラインナップと言えよう。

今回は、塾生も小学校高学年であったため、普通に大人に混ざって対戦した。

中々、勝つまでには至らなかったようだが、プレイするには十分なレベルだったようだ。

 

大人数の隠匿系は盛り上がる

今回の一番の収穫は、全員が揃うまでの時間でやった「タイムボム」

簡単なルールながらも、年齢を問わずワイワイできるこのゲームは、

きっと今後も重宝することだろう。

ルールの詳細は、こちらから。

タイムボム/TIME Bomb - ボードゲームレビュー

爆弾を爆発させるために、序盤は本当のことをいうボマー団。

最初から、めちゃくちゃなことを言い続け、撹乱し続けるボマー団など、

この辺りは、本当にプレイヤーの性格が出てくる。

ただ、こうしたブラフ系最大の問題点は、

意図せずして不合理な解答をする者がいた場合に大混乱が生じること。

それはそれで楽しいのだけれど(笑)

確か、この辺りは昨年度の授業でも発生していたような…。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 

人生はかけ算だ

ボードゲーム×中学受験」

一見すると、関連性が無いような組み合わせ。

こうしたかけ算をいくつか考えていくことで、

可能性は広がっていくはずだ。

まぁ、気が付けば、いつも王道とは違う道を歩んできた気がします(笑)

「幼児教育×中学受験」

こうした、そもそも関連性のありそうな組み合わせは、

正直そこまで面白くはない。

「面白くはない」という言い方も、少し語弊があるけれど、

要するに「普通」ということだ。

(まぁやるんですけどね(笑))

新しい組み合わせにこそ、新しい価値が生み出されていく

ということで、

ボードゲーム関連のお仕事、特にほんのり教育的なお仕事、いつでもお待ちしています。

あっ!

私の場合、かけ算の最後の項に必ず「金髪」がつきます!

 

塾講師が旅行で感じたこと~子供の成長やら塾のことやら

2年ぶりのリフレッシュウィーク

私たちの塾では、通常2月から3月の時期に、スタッフが交代で1週間の休みを取ることになっている。これを私は勝手にリフレッシュウィークと呼んでいる。

昨年は、「男子」を3名お預かりしたこと、さらに、机の塗装を上塗りしないといけないことなどから、この期間がなくなってしまった(笑)

今年は無事に取得。

先週、運営部長は日曜日の業務終了後秋田へ。

今週、私たちは、故郷へ

 

帰らず伊豆に旅行へ(笑)

 

かれこれ4年ほど、実家には帰っていない。。。

乗り物が極めて苦手な私にとって、鹿児島は遠すぎる。

ということで、「孫に会いたければ東京に来なされ」という、親孝行のおの字もない考え方で、我が家では一年に一度、両親が上京してくる。

(妻は1年に1度五島列島に帰省する。)

しかし、心配することはない。

世の中には「平均」という考え方がある。

私が知る限り、妹は今年4回ほど帰省しているはずだ。

ということは、わが兄妹は平均して、年に一人2回帰省していることになる。

うん、これは親孝行な兄妹といえるはずだ。

 

旅行で感じた子供の成長

さて、そういうわけで、今週はかなりゆっくりした時間を過ごした。

旅行中、端々で感じることができたのは、長女の成長であった。

というのも、仕事柄、幼稚園や習い事では、子供の成長を感じにくいのだ。

なぜなら、どうしても「準備大変だろうな」とか「オペレーション、きっちりやってるな」とか、こうした運営側のところに目が向いてしまい、子供の成長にフォーカスしづらいからだ。

予定を事前に把握し、曜日ごとにどこにいくかをきちんと整理していたり、

大浴場から、母を残し、一人で部屋まで帰ってきたり。

ヨーヨー釣りでうまくいかずぐずるなど、子供っぽい面もまだまだ残っているけれど、

長女として次女の面倒もよく見てくれて、親としては、微笑ましい限りであった。

次女は…長女に比べて本当にマイペース。

旅行中も突然3時くらいに起き始めたり(ちなみに、このときベッドから眠気眼で見た次女の後姿はリアル座敷童でした。)、そのくせ朝食の時間に起きてこず午前中不機嫌だったり。

そして、彼女を象徴する出来事がこれ。

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よく夏祭りなんかでやってる魚釣りみたいなやつをやりたかったらしく、

私たちがこれを拒否すると…

この体制で20分くらいいたようです(笑)

てこでも動かぬとは正にこのこと。

私と長女はそれを見込んで、この間にロングローラー滑り台を2人で楽しんできました☆

下のtweetにもあるように、正反対な二人だが、それだけに親としては、今後の二人の成長が楽しみでもある。

 

下田の旅館で感じたこと

下田の旅館に泊まった時のこと。

「下田」といえば、日米和親条約で開港した…ではなくて(笑)、

皆様、海を思い浮かべることでしょう。

私もその一人。

しかし、今回泊った旅館はその名も「清流荘」

「海」と「清流」では親和性が感じられない。

そう、この宿は海がないのだ。

しかし、いざ客室に入ってみると、きちんと林が整備され、室内の露天風呂からは人工的に作られた川の流れが見える。

こんな感じ。

 

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この時に、「環境をデザインする」とはこういうことだと改めて再確認させられた。

海がないと嘆くくらいなら、森を作ればよいのだ。

実は、先日、とあるセミナーに参加したとき、life is teckの小森さんと探求学舎の宝槻さんが「学習体験をデザインする」という話をされていて、自分の中でこのときの話とリンクしたのだ。

弊社のシステムでは、日曜日、宿題と小テストの直しが完了しない場合、22時まで帰宅することができない。

朝は7時15分からである。

このシステム、卒業生からは圧倒的支持を受けているのだが(今週もこのシステムに惚れ込んでお一人ご入会いただきました!)、正直に申し上げれば、このシステムを理由に入塾から3か月足らずで退会される方もいる。

手前どもとしては、「やりぬく力」といったいわゆる「非認知能力」の部分も鍛えられると自信を持っている部分ではあるが、自分たちが自信を持っているだけでは、むしろ危ない。

この点に関しては、先日、チームパパという幼稚園のパパ会で、某企業CFOの方が、(次期会長とダチョウ倶楽部のお決まりの芸を披露するくらい泥酔しながらも、)組織が大きくなる際に気を付けることとして、自己目的化しないこととお話しされていた(泥酔状態でこうしたお話ができるのはすごい!)

DGベースやらDGトークやら、新しいことを始めた今年だが、あくまで生徒がどう感じるか、どう行動するかが大切。

もちろん、自分たちが面白いと思うものを提供するのだが、生徒が「面白そう」と思わなければ、それはほとんど機能しない。

面白い<面白そう

と小森さんはおっしゃっていたが、まさにその通り。

もっとも、この議論は、「面白い」ものが提供できる前提ではあるが。

カリキュラム、教材をすべてオリジナルで構成する弊社は、特に、「学習者の感情と行動をデザインする」という視点を持たなくては、自己目的化に陥りやすいと改めて危機感を持った。

先ほどの例であれば、退塾につながるような、少しメンタルに不安を抱える生徒をどのように塾のシステムに乗せていくのか、そのためのスモールステップはどのように設定するのか、など、考えなくてはいけないことは盛沢山。

今までは割と、「まずやってみよう。そうすれば必ずアジャストできる日が来る」といったスタイルだったのだが、「やってみようと言われても…」ということを前提に、どうやって動機を形成し、こちらのシステムに合わせていくか、もっと精緻に設計していこうと塾のシステムを再構築していく、そういうフェーズに塾自体が来たのだと思った。

 

旅が教えてくれるもの

そんなこんなで、いつもと環境が変わると、今まで考えていたことがまとまったり、思いもしなかったアイディアが浮かんできたりもするものだ。

ということで、旅行にたくさん行きたい(笑)

半分冗談です。なぜなら、乗り物嫌いなので~。

海外とか行くとまた違うこともあるかもなとか思いながらも、

飛行機が…みたいな思考がぐるぐる回っている。

もっともうちの娘たちは乗り物酔いはないらしいので、

どんどんいろんな場所を経験してほしい。

可愛い子には旅をさせよである。

 

 

異色の中学受験講師が考えて誕生したDGベース

DGベースとは何ぞや

今年から新しく始めたものといって、今まで出し惜しみしてきた「DGベース」

ついに、その全貌が明らかになる時が来た。

単に、各ネタがなく、この日まで伸びてしまっただけ(笑)

実は、このDGベース。

その前は、「口頭試問」という名前で、歴史的には桐朋女子の対策としてスタートした。

しかし、紆余曲折を経て(書きたいことを本当に書いてしまうと炎上必至なので)

昨年度はボードゲームを通じて学力を高める講座となり、結果として、塾生全体の成績は次年度よりも高いものになった。

そして、本年度はいよいよ「DGベース」として、生まれ変わった。

私の作成した口頭試問は、今や、渋谷学園鴎友学園などの難関校と言われる学校の問題と的中し始めていたのだが、こうした問題にきちんと対応できるようにするためには、単なる問題演習だけでは不十分であると考え始めた。

というのも、従来、教科の勉強よりも「口頭試問」みたいなものが得意な生徒が弊社に集まる傾向にあったのだが、

近年では、受講生全体の傾向として、

未知の事象に対するアプローチ

自分なりに根拠を持って解答を作成する

自分の言葉で相手に伝える

という点が弱くなっていると感じたからだ。

このような、学習の「ベース」となる部分を涵養していくという意味から、「DGベース」と名付け、今年からスタートした。

 

DGベースの理念

まぁ要するに、教科学習の前段階の筋トレみたいなイメージで相違ないのだが、

所謂「適性検査型」や「探求学習」との違いについて書いてみたい。

まずは、「適性検査型」に関してだが、もちろん、こうしたタイプの試験にも対応しやすくなることは間違いない。ただ、ある特定のタイプの試験を念頭に置いているものではない。必ず図表やグラフを用いるとか、そうしたタイプの物とは異なる。もう少し、基本的な学力というか考える力の礎部分から作っていこうという発想だ。

次に、「探求学習」との違いについて。この探求学習は、最近、注目され始めていて、私たちも比較的な好きなタイプのアプローチだ。勉強の出発点としては、よいアプローチと言える。ただ、残念ながら、必ずしもこれ自体が教科学習の得点率を高めるわけではない。

もちろん、このような点が「探求学習」の価値を下げているわけではない。要するに、ゴールの設定の問題だ。

私たちは、「進学塾」である以上、必然的に教科学習の得点を高めることが求められる。本来、探求型の学習もやり方によって、十分に教科学習に資するという考え方から、私たちは、教科とのつながりをより意識したものとして提供している。

ややまとまりがなくなってしまったが、「考える」マインドと技術をしっかりつけて、その結果を教科教育にも反映していこうというもの。

進学塾としては、「得点を取らせる」という観点からすると、非効率な点もなくはないと思うが、そもそも、黙っていても受験勉強にのめりこむタイプは多くない私たちの塾においては、必ずプラスに働くと思っている。

 

じゃあ何するの?

DGベースは、各教員が月に1回担当で一応、4人の役割分担が決まっている。

とはいえ、越権・越境大歓迎

そもそも、そんなにきれいに区分けできるものではないし、役割も抽象的なものなのだから。

trelloというアプリを活用して、お互いの担当分野に勝手に押し付けて自由に提案していいことになっている。

4人の役割は下記の通り。

末廣:協働

田川:アウトプット

塾長:根拠と仮説

櫻井:実戦

私のことをよくご存じの方は、つっこみどころ満載ですね。

性格診断などで、「協調性」に問題があると出まくる私が「協働」を担当するのですから(笑)

ただ、私のところで意識しているのは、「俯瞰する力」「役割分担」、そして「コミュニケーション」

全体を俯瞰することで、役割分担の必要性に気が付いてほしい。

そして、「役割分担」をきちんと機能させるためには、相互に「コミュニケーション」をとる必要がある。

ところが、言葉が足りなかったり、はたまた、聞き取る力に問題があったり。。。

思いのほかうまくいかないものである。

試行錯誤を繰り返しながら、色んな力をつけていく機会を増やすことがDGベースの一つの狙いなのだ。

 

どんなことをしたの?

それで、どんなことしてるの?というのは気になるところだと思う。

それぞれがやったことを私が書いてしまうと、「ブログのネタを盗るな!」と叱責されそうなので、自分のところだけ(笑)

まず、初回はオリエンテーションでかなりの時間を使ってしまったので、簡単な「ロンゲストドミノ」

ルールはいたってシンプル。

「せーの!」で一番長い時間続くドミノを作った班の勝ち。

ただし、ギミックを〇個以上使うなどの制限が一部ある。

また、設計図を書かせて、だれがどこを担当するなど、役割分担を意識しやすい恒星となっている。

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上手に役割分担ができた班、リスクヘッジに気が付かずにドミノが壊れてしまう班など。大切なことは、自分の班の失敗と他の班の成功を次に生かすということ。

そして、今月実施したのは図形の再現。

これは、イモニイの授業をヒントにしている。

「奇跡」が起こる名もない教室。超進学校のカリスマ数学教師の壮大なる実験(おおたとしまさ) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

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ただし、「色」という要素が加えられているほか、

時間によっては、「司令官」「伝達係」「組立係」などの役割が与えられたりする。

今回は、正確に再現できた班はなかったものの、そもそも元の図形が難しすぎたのだ(笑)

 

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今後のDGベースとか

「教科の枠を超えて、教科の力を鍛える」という一見矛盾したテーマ。

ただ、DGでの学習の起爆剤になってくれればと考えている。

もっともこれは、むしろ幼稚園とかでもやりたいなと思うような素材でもあったりする。

そういえば、先日のDGゲーム会で、一旦暗礁に乗り上げかけた幼児教育ブランドの立ち上げ。

それでもご相談や、ご要望が多く、とりあえずは4月を体験月間、5月から正式リリースという形でやっていこうと思っている。

名前とかコンセプトは決まってきているのだが、ここで書いてしまうと、またネタが枯渇してしまうので、この話はまた今度。

 まずは、娘で実験じゃあ!

中学受験講師が幼稚園のアルバムを作成した話

仕事はいつも突然に

入試から1か月が経過し、穏やかな日々が返ってきた。

はずだったのだが、新たな仕事が…

それは、幼稚園のアルバム作成(笑)

なんでも、PTA的なものの役割分担で、アルバム委員なるものになったらしい。

我が家は、共働きなのだが、私は家事を全くしないため、

それ以外のことに関しては、得意な方がやるスタイル。

会社のチラシなども作製しているため、デザイン系の仕事は私が担当し、

写真を添付するなどの作業系は妻がやることに。

 

PCは手作りか

しかしながら、そこはさすがPTA。

「手作り」問題なる問題がありまして…。

要するに、手で書いて、ハサミで切って、ノリで貼らなくてはいけないのではないかという問題。

とはいえ、我が家の妻は中々の戦士なので、もう一人のアルバム委員の方とともに、

PC作成をゴリ押しし、結果として、娘のクラスのアルバムは共通ページの作成をPCですることに。

ここで、もしアナログ作成になっていたならば、私の仕事はなかったに違いない。

なぜなら、私は図工という科目に嫌われし者だからだ。

それが、PCという文明の利器によって、今ではなんとかそれっぽいものが作れるようになったのだ。

その辺りのお話は、こちら。

シンデレラが認められる日は来るのか!? - 塾講師、かく語りき

 

表紙作成

まずは、表紙の作成。

一年間の行事をすごろく風にするデザインを採用することから、

ごちゃっと間をテーマに作成。

そのときのデザインがこちら。

 

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しか~し!

「とげとげしている」ということで却下に(笑)

全体として、ハートを使うデザインらしく(この辺りは伝聞なので伝わりきれないことがある。)

そして、リメイクしたのがこちら。

 

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これであとは妻が写真を入れかえて無事に表紙の完成。

 

 

すごろく

次なる課題は、1年間の行事をすごろく風にすること。

ここで大変なのは、何といっても「すごろく風」の作成。

簡単に考えていた私は、行事をリストアップして、とりあえず作成を試みる。

入りきれない!

想像以上に、スペースがなく、全ての行事を加えるのは至難の業だ。

しかし、やり始めたら、引くわけにはいかない(笑)

しかも、凝り性が顔を出し始める。

よせばいいのに、一回転させたり、道をグネグネしたり…。

何とか、完成にこぎつけた。

そして、完成したのがこちら。

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あとは妻が写真を張り付けて完成。

 無事に完成したその次は…

アルバムも完成して、ほっと一息。

と思いきや、そろそろ6月のBBQイベントの準備を始めなければ。

昨年の記事はこちら。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

毎年、(ある意味で)教材よりも真剣に作っているBBQイベント(笑)

一年の中で、一番思い入れがあるといっても過言ではない。

今年は…どんな感じになるのだろうか。

Let's think(笑)

 

調布を愛する塾長は、今日も たこ焼き屋の開業を夢見る

調布市にお住いの愛する市民の、とくに選挙権をお持ちの皆さま、そして調布市にお知り合いをお持ちの皆さま、こんにちは。ご機嫌麗しゅう存じます。そして、その他の皆もくるしゅうない。調布市をこよなく愛する塾長です。

 

夢見る34歳のマイブームは、調布市議選とたこ焼き屋の開業です。前者は近々詳細をお伝えするとして、今日はたこ焼き屋の開業について少し語ろうと思います。

 

きっかけは愛する総務部長。彼女がニュースを見て「たこ焼き屋はすげえ儲かるらしいですぜ!あの婆さんなんか何億もため込んでたらしいですぜ!!」と、たこ焼き屋をはじめたいと私に打ち明けたのが始まりです。そして金髪青髪のいかにもな旦那といつもスーツのインテリ運営部長は「いいですねぇ、アレは粉ものですからねぇ」とそれはもう意味深げにニヤニヤしていたのを思い出します。

そういう逆らいきれない圧と、私の可愛い弟を起業させたいというたっての願いがうまいこと重なり、塾長はホイホイたこ焼き屋開業に向けて動き出したのでした・・・。

 

 

と、3割冗談はさておき、今回のDGベースのテーマは「MECE

ミッシーとかミーシーとかいろんな読み方がありますが、意味は「抜け漏れなくダブりなく」。どっかの偉いコンサルタントが考えた言葉らしいです。

私の愛する子供たちに世の中の、一部学校教育の偏った論調に冷静に対処してほしい、物事を公正に見る視野を持った人間に育ってほしいと思いを込めて扱いました。

 

テーマ「あのたこ焼き屋はなぜ潰れたか」
与えた条件はたったこれだけ。あとはどうやって発散・収束させるか。詳しくは企業秘密ですので、なんとなくは私のツイッター 2/17あたりを御覧ください。(相互フォローですか?思う存分していただいて結構ですよ。お待ちしています。)

塾内通貨「DGトークン」始動

新学期がスタート

塾でも無事に!?新学期がスタートした。

なぜ「!?」がついているのか?

それは、この時期、必ず“DGの洗礼”を受ける生徒がいるからだ。

“洗礼”といっても、とてつもなく大変なことが待ち受けているわけではなく…、

櫻井が記事に書いていたように、

数式を正確に処理する形で、

タイムレースと言う名の小テスト60問に取り組んでもらうことになる。

求める途中過程のレベルはこの記事の写真をご参考ください。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

そして、侮るなかれ。

中には、

数時間かかっても一向に終わる気配のない者

途中で投げ出したくなる者

なぜだか我流を貫き、再提出を求められ続けられる者

などが…。

ただ、この時点での実力は問わない

従来から、私は「考える体力」という言葉を用いているが、

これは、積極性、集中力、吸収力、忍耐力からなると考えている。

そして、昨今、意外と重視されていないのが「忍耐力」である。

「自分から考える」「楽しく学ぶ」

もちろん、私たちもここを出発点に考えている。

しかし、「忍耐力」なくして、真の「学ぶ楽しさ」には到達しえない。

積極性は出発点であり、集中力と吸収力はアクセルであり、忍耐力は道である。

「わからないからこそ食らいつく」

「わからないけれどやってみる」

「時間はかかるけれど最後までやりたい」

こうした気持ちがある生徒は、今の実力に関係なく、必ず伸びていく。

自由に長所を伸ばすことはもちろん大切。

ただ、その長所を生かすも殺すも、

自由を所与のものととらえ制限しない方向で考えるか、

自らの手で獲得するものととらえるかで随分違ってくるような気がする。

その昔、ある学校の先生がおっしゃていた。

「規律なき自由は野放図だ」と。

 

いよいよDGトークン始動

さて、我がDGは自律した自由を目指すべく、今年から新たにスタートすることが二つある。

ここまでは、前回の記事に書いたとおりであるが、

今回は塾内通貨「DGトークン」の続編について書いてみたい。

基本的な部分は前回の記事の部分と何ら変わらない。

keio-juku-gakudo.hatenablog.jp

 生徒に配布した説明書は、下記の通り。

 

 

ちなみに、各トークンの発効要件は、各教員のDGベース授業内にて、裁量にゆだねられている。

とはいえ、サプライはきちんとログを取って管理している。

説明書をお読みになった方で、こんな感じの方が面白いなどご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。

 

狙いなどは、前回の記事で書いた通り。

兎にも角にも、

楽しく、主体的に、将来を予想し、自分なりに考える機会を増やしたい

ということに尽きる。

今回、私が意識したことは「徴税」制度である。

このシステムは、月が進むごとに徴税額が大きくなる。

しかも、それは所持しているトークンの数に関わらず。

すなわち、座しているのみの者は死を待つしかないという状況なのである。

こうした、考えて動かくなくてはいけない仕組みの場合、

一定数、投げ出そうとする者がいる。

ただ、これは社会でも同じ。

補助金やら税金やら、それ以外にも…

「わからない」「めんどくさい」と匙を投げれば、結局困るのは自分なのだ。

ということで、極力、投げ出そうとする者がいなくならないよう、ある程度、強制力を持ったシステムを用意してみた。

そんなDGトークンも、初回2トークンをランダムに配布し、組合への参加を募った

仕組みをいち早く理解し、同じ組合に2トークンを突っ込む者。

徴税にビビって1トークンしか使わない者など、対応はそれぞれ。

ただ、うまくいっている者の真似をするのも学習だ。

さらに、今のところ、交換に応じる者もいて、積極的に活用されているようである。

 

秘密兵器

さて、前回の記事ではベールに包まれていた秘密兵器。

それは、

 

ガチャガチャ

 

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なぜ、塾にガチャガチャか??

だって、小学生はガチャガチャ好きでしょ?

小テストの直しが終了すると、ガチャガチャを回すコインが付与される。

ガチャガチャの中身は、80個がただのアメ(笑)

15個がシール(中身は2枚から10枚まで)

残りの5個が各種トークである。

ちなみに、このコインとトークンの交換が2例成功していた。

確率論的には、コインの方が価値が低いようにも思うが、

それでも回したくなるのが、人情というものだ。

これも、DGっぽい学習に一役買っている。

 

DGっぽい学習

進学塾なのだから、最速のカリキュラムできちんと難問に対応できるようにしてほしい。

これも正解だ。

体育会系で、鉢巻占めて、親子で涙を流したい。

これも正解。

ただ、「学ぶ」という習慣をつけるところからの進学塾があってもよいはずだ。

もしかしたら、御三家に受かるために最も効率的な方法ではないかもしれないが、

でも、「こんなやり方もありよね」と思っていただける生徒、保護者様だって必ずいる。

そして、ケーキとかガチャガチャとかふざけたことばかり、金髪のヤツが書いていますが、ご安心ください。

当然のことですが、やっていることはガチです(笑)

なんたって、弊社に入会いただけなかった方が口をそろえておっしゃるのは、

「ウチには厳しすぎるので~」ですから(遠い目)